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自分の服はなるべく手作りするようにしています。
今年の春夏に着る服は、4月初旬にはすべて完成させました。
季節に間に合わせて用意できるようになったのは、大きな進歩です。
作るって手間がかかるし、既製品と違って試着できないので(補正はできるけれど)、
作る前にイメージすることが大切です。
思い描いた通りに仕立てられたのでしょうか。
制作後、着用して分かった感想などをまとめていきます。
2018年春に用意した服
春夏のために新たに用意した服は以下の7点。
- 白リネンノーカラーブラウス
- 白リネンフレンチスリーブブラウス
- ベージュリネンノーカラーブラウス
- 黒リネンブラウザー
- 黒リネンパンツ
- ブルーコットンストレッチテーパードパンツ
- ベージュコットンツイルフレアスカート
『2.白リネンフレンチスリーブ』は作る予定がなかったのですが、『1.白リネンノーカラーブラウス』の端切れがあったので、
以前から試したかったパターンで作りました。
手作りはこんなおまけがついて楽しいです。
今年の私のファッションのテーマは、
- 色を絞ること
- 黒の復活
- ベージュに挑戦
です。
ミニマリストだもん!色を厳選!
私の混沌としたワードローブをみて、最近つくづく考えていたことは「色が多い」ということです。
単に色が多いだけでなく、統一感がなくちぐはぐな印象があります。
「この色に合わせるにはあの色が必要」といった風に、モノがモノを呼ぶ現象を招いていたように思います。
とはいえ、色は「なりたい自分」になる強い味方になってくれます。
自分らしい色、理想の自分を引っ張っていってくれそうな色を選び、厳選して持つことにしました。
ファッション___特に洋装において「白」と「黒」は基本。
好き、嫌い問わず、多かれ少なかれ持っている「色」です。
「白」と「黒」に加え、「自分カラー」を足してワードローブを整えることにしました。
黒を控えていたけれど
ファッション指南本を読みあさっていた頃、最もよく書かれていたことは「黒は避けろ」です。
「とりあえず黒はやめなさい」というのです。
以前の私は黒をよく着ていました。
トップスもパンツもスカートもアウターも黒がないアイテムはありませんでした。
おしゃれに自信がなかったし、時代は「黒」でなく「ネイビー」が主流になっていたこともあり、
スタイリストさんの指示に素直に従い、「黒」を排除することにしてみました。
お店にも「黒」でなく「ネイビー」ばかり取り扱っており、入手できなかったということもあります。
最初は流行だったし、綺麗に着れていたように思います。
巷のナチュラルさんもよくネイビーを愛用していますよね。
「これで良いんだ」
「これが普通なんだ」
そう思っていました。
…ところが、いつもいつも着ていくうちに、なんだかどんどん「ネイビー」に腹が立ってくるようになりました。
スタイリストさんにもてはやされた「グレー」も然りです。
色が悪いのではありません。
「私」に、
「私の気分」に、
「私の気質」に合っていないのでしょう。
今のワードローブには残骸のように「ネイビー」や「グレー」が残っていますが、徐々に減らしていくつもりです。
悔しいですが、やはりとても便利な「色」ではあるので、
きっかり使いきって手放す予定です。
そして「黒」の復活です。
「とりあえず」でなく、意思をもって「黒」を選んで、ワードローブに取り入れることを決めました。
ベージュに挑戦!
自分カラーに選んでみたのはベージュです。
白や黒と合うし、大人な雰囲気を出せるかなと考えました。
ベージュは無難と思われがちですが、実はベージュはとても難しい色です。
色味の幅が広く、ずれると「別の色」と認識してしまい、ちぐはぐな印象が拭えません。
既製品では難しいですが、ここは洋裁のできる強み。
トップス、ボトムスと色を揃えて、または同じ生地を作って仕立てることが容易です。
似合うかどうか、とにかく挑戦してみることにしました。
30代女性春夏ワードローブの反省会
仕立てた服を何度と着てみました。
気に入ったところ、上手くいかなかったことをまとめます。
白リネンノースリーブブラウス
お気に入り度☆☆☆★★
購入したときから、やや生地の厚みは気になっていたものの、さすがリネン。
洗濯を繰り返すと、少しずつ柔らかくなり、ぐっと着やすくなりました。
今の季節には丁度いいけれど、夏には少し暑いだろうと予測しています。
たたんだ時に、他のトップスよりかさばるのが難点。
やっぱり私には、薄手のブラウスが好きなんだと再認識しました。
今季たっぷり着込んで手放す予定です。
関連記事→『わたしの好きな、ミニマルな10着』よりブラウスを作りました!
※追記
着用2か月くらいで、小さな穴が空いてしまったため補修しました。
関連記事→【洋裁】作ったばかりの春服に早くもトラブル発生!補修しました!
※再追記
補修後、6月いっぱいまで着ることを決め、その後手放しました。
関連記事→今春に用意した服を早々に処分!もったいないなんて言わずに手放そう!
白リネンフレンチスリーブ
お気に入り度☆☆☆★★
余り布で作った服なので、ミニマルワードローブ的には超過分です。
試着のみで、まだ着ていません。
↑白リネンブラウスが真夏には暑そうなので、そのときに出番が増えそうです。
夏でも、カーディガンを合わせるスタイルが好きなので、
今まで袖なしや、半袖のトップスを用意してきました。
けれど着用機会は少ないため、断捨離候補のアイテムです。
今季着る機会がなければ手放します。
ベージュリネンノーカラーブラウス
お気に入り度☆☆☆☆☆
白リネンブラウスともに、以前より試してみたかったノーカラーブラウスです。
今季作ったなかで、かなりお気に入りのアイテムです。
レース部分が華やかですが、地色が落ち着いているので、派手すぎません。
大切に着て、くたくたになるまで着込みます。
中薄のブラウスにちょうどいい生地の厚みです。
ノーカラーが自分に合うかも含めて、
定番アイテム候補とし精査します。
関連記事→さり気なく甘い服!レース付きノーカラーブラウス作りました!
黒リネンブラウザー
お気に入り度☆☆☆☆★
法事用に黒トップスが必要で、かつ黒のジャケットが似合うか試してみたかったので、
「ブラウス」と「ジャケット」の中間的な存在、「ブラウザー」を作りました。
まだ出番なしで、法事のときに綺麗な状態で着たいため、今季はやや出番少なめとなりそうです。
久しぶりの黒のトップス。
心配していた顔映りの悪さはありません。
上質なリネンはツヤ感があるので、私にはコットンより着やすいようです。
私は黒を着るなら、くすんだ黒より綺麗めな黒が似合うようです。
とはいえ、皮ジャンのような固く強そうな素材は似合いません。
黒を制するには、素材選びが重要なようです。
黒リネンパンツ
お気に入り度☆☆☆☆☆
↑黒リネンブラウザーと同じ生地で仕立てた、涼しくて軽いリネンのパンツ。
久しぶりの黒パンツは、とっても居心地がいいです。
やはり、私は黒に飢えていたようです。
リラックスして着心地が良いのに、黒だからきちんとも見えるため、とても便利な1枚です。
パンツ地としてはやや薄めなので、多分磨耗するのも早そうです…。
シーズンたっぷり履いて、秋までもてば満足です。
ちなみに、作ったばかりのときはフロントにゴムの入っていない仕様は着脱が少し難があると思っていましたが、
履きこむとゴムが伸びたのか、まったく気にならなくなりました。
ウエストゴムでも、フロントにゴムが入っていないとすっきりしてみえます。
このパターン(型紙)、気に入ってきました!
関連記事→【洋裁】夏のリネンパンツとリネンジャケットを作りました
ブルーコットンストレッチテーパードパンツ
お気に入り度☆☆☆☆★
いつもの定番型紙から作った、安心感のあるパンツボトム。
気に入ることは分かりきっていたので、色で冒険してみました。
決して似合わない色ではなく、素敵カラーですが、
やっぱりワードローブの色を厳選する目的からそれてしまった残念さがあります…。
激安セールで購入できたから、良いんですけれどね。
パンツボトムはすべて黒でも良いのですが、少し軽さが欲しいときに、第2カラーをさがしておきたいです。
経験上、少ない数で着回すパンツボトムは1年もてばいいところ。
たっぷり履着こみます。
関連記事→fab-fabricさんの無料パターンより、テーパードパンツを作りました!
ベージュコットンツイルフレアスカート
お気に入り度☆☆☆★★
スカートなし生活が続き、スカートはワンピースで代用してきました。
着回しができないことに少々不便を感じ、久しぶりにスカートを投入してみました。
私に似合っているようで、着ると褒められます。
ただ、残念ながらパンツボトムほど出番はありません。
というのも、春夏は紫外線が気になるから。
着回し頻度から考えると、
春夏のおしゃれしたいときに着られ、
秋冬でも着られる素材を選んだほうが良かったように思います。
このフレアスカートは秋冬には少し浮く色味かもしれません。
色はとてもきれいで、私に合っています。
ただ、ベージュの難しさも知りました。
現在新しいスニーカーをさがしています。
色はベージュを希望していますが、このスカートと合うベージュ…と考えると、なかなかみつかりません…。
スニーカーの色はいっそ、白や黒の方が合うことでしょう。
白のスニーカーは爽やかですが、私には少し印象がきつく思えるので、控えるようにしています。
黒地にソールが白のスニーカーも使いやすそうですが、
黒は結構砂埃が目立ちそうで、街歩き用の印象です。
ウォーキングなどで土の地面をがっちり歩きたい私には、スニーカーはナチュラルな中間色が良いのです。
汚れも目立ちにくく、自然に溶け込みます。
ベーシックカラーがベージュってやっぱり難しかったのかもしれません。
関連記事→パターンレーベルさんのフレアスカートおとなを作りました!
余った端切れで小物を仕立てました↓↓↓
関連記事→【洋裁】端切れで作った小物紹介!使いきれるって気持ちが良い!
※追記
6月上旬。
取れないシミがついてしまったため、早々に処分しました。
関連記事→新しい服なのにまたまたトラブル発生!取れないシミ!今度は処分?
昨年からの持ち越し服
新たに作った7点に、昨年も着ていた服を合わせて、私の2018年春夏服のすべてです。
- 紺リネンカーディガン
- シルクリネンのカーディガン
- シャツワンピース
- ノースリーブワンピース
- リバティブラウス
関連記事→たった3枚で十分?ミニマリスト女性の2017年夏服とは
紺リネンカーディガン
お気に入り度☆☆☆☆★
夏に涼しく着られ、体温調整にぴったりなお気に入りのカーディガン。
リネンのカーディガンは私の定番アイテムになりそうです。
昨年、収納の際には気にならなかったのですが、少し毛羽だってきたように思います。
ニットって、着用頻度の割に、傷むのが早いようですね。
色もネイビーで、私の定番カラーから外れます。
今期にたっぷり着込んで、シーズン後に手放す予定です。
関連記事→Rick Rackのヨーロッパリネン天竺で作ったカーディガン最高!
シルクリネンのカーディガン
お気に入り度☆☆☆★★
↑紺のカーディガンは『カットソー』。
ニット生地をソーイングしたものですが、こちらのシルクリネンのカーディガンは糸で編んだ『編み物』です。
シルクのツヤ感があり、高級感があります。
春夏に綺麗に映えるミントカラー。
着ていると評判が良いのですが、お盆を過ぎたころから色的に着にくくなり、出番が少なめです。
リネンカーディガンは、洗濯機で洗っていますが、こちらは手洗い。
少々手間がかかります。
編み物初心者の頃に編んだ作品で、少しゴム編み部分がだれている感じが気になります。
夏糸は編むのが難しく、特にシルクはだれやすい気がします…。
今季、たくさん着て、シーズン後に手放そうかと思っています。
シャツワンピース
お気に入り度☆☆☆★★
昨年手放すつもりでかなりヘビロテで着たワンピース。
何となくまだ使えるかもと残していました。
開襟デザインが気に入っているので、また同じデザインで仕立てるかもしれません。
座り仕事が多いので、スカートのお尻部分が少し薄くなっています。
春夏ワードローブの数が少し多い気がするので、もう手放します。
関連記事→ミニマリストが用意した春夏服12点!なんだか多い気がする…!
※追記
リメイクしてブラウスに仕立てました!
関連記事→【洋裁】ワンピースをリメイクしてブラウスを作りました!
ノースリーブワンピース
お気に入り度☆☆☆★★
カーディガンなどを羽織るスタイルが好きなので、もたつかないために用意したノースリーブのワンピース。
残念ながら、私はあまり袖なしの服を着る気になれないようです…。
便利なアイテムも自分に合わないことがあります。
パターンやサイズ感の確認のため、今季は意識して着てみようかな。
リバティブラウス
お気に入り度☆☆☆☆☆
通年着ている、大のお気に入りのブラウス。
リバティのタナローンが夏でもどのくらい快適に着られるのか、確認をしておきたいです。
夏服が多めなので、用がすんだら春夏は着るのを控えて温存しておきます。
少しずつ、お気に入りの服が増えていってる
ちょっと難のある服もありますが、概ねお気に入りの服ばかりになってきました。
☆で5段階評価をつけましたが、なるべく☆4つはとれるワードローブ作りを目指します。
「もったいない」とよれた服ばかりを着ていた頃がありました。
いつになったら、「まとも」なワードローブが整うんだと悩んでいた時期がありました。
もう、在庫消費する服もなくなるし、在庫生地もありません。
これからは、ますます「今」の自分にあった服を着られることでしょう。
反省点を活かし、より素敵に装えるようになりたいです。
※追記
夏にワンピースを追加しました。
関連記事→夏に最適!パターンレーベルさんのタックワンピースを作りました!