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【実践!減らす技術】増えてしまったパンツボトム

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普段に重宝するデイリーパンツ。

自分にピタリと合ったパンツを失いたくない恐れから、お気に入りでないパンツボトムを履き、体調の不安から、より楽な部屋着を所有するようになりました。

パンツボトムの数は最初は1本だったのに、いつの間にか10本以上と膨れ上がりました。
収納は大変。
選ぶのも大変です。

便利なアイテムのはずのデイリーパンツが、あまりにも数が増えたため不便を感じるようになりました。

前回の記事→理想のデイリーパンツを求めて。私のパンツボトム遍歴

デイリーパンツを減らす技術

混沌としてしまったワードローブ。
まず数を減らすことに取り組みました。

部屋着をなくす

私にとっての部屋着は、まるでパジャマのような家着感の強い服ではありません。
急な来訪者に対応でき、近所のスーパーに行けるくらいのそれなりの装いです。

カジュアルなお出かけ着との違いは、部屋着の方がよりリラックスしていて、天然素材であり、洗濯が容易なことです。
お出かけ着は、部屋着に比べておしゃれに特化したデザインという程度の違いです。
つまり、わざわざ分けて持つ必要はないのです。

関連記事→部屋着を持たない暮らし

自分がやっていたことの無駄に気づき、部屋着をなくしてみました。
最初はもったいないと不安がありましたが、たくさんの衣類を抱え、活用しきれていない状態だって十分もったいなかったのです。

パンツボトムは消費期限が短いことを知る

パンツボトムは地味なようで実はかなりの流行アイテム。
ほんの少しのラインの違いで、流行が表現されています。
装いの土台はボトムスなのです。
履いているボトムスが流行おくれだと、トップスにいくら最先端のデザインを持ってきたところで、どこかあか抜けない印象になります。
逆に、シンプルな装いでもボトムスが新しいと洗練されてみえます。
パンツボトムは素材としては丈夫で長持ちしますが、鮮度の点ではすぐに廃れてしまうアイテムなのです。

流行に左右されないデザインは、細すぎず太すぎないシンプルなストレートパンツだけとも言われています。
今流行っているテーパードやワイドパンツも、じきにブーツカットパンツのように廃れるでしょう。

ならば、お気に入りはとっておくことはないのです。
カタチ違いや色違いを何本も持って、何年も履くことより、厳選されたパンツを絞って着用する方が、もったいなくないのです。

季節感のあるものをなくす

パンツボトムは結構かさばります。
冬ものであれば一層収納スペースが奪われます。

一時は部屋着に別珍のパンツ、お出かけ着にコーデュロイや起毛したパンツを持っていました。
暖かいので重宝しましたが、着る期間は意外と少なかったです。
ウールや別珍のパンツだと私の場合12月~2月までの3ヶ月間です。
気温的には3月でも着られるのですが、季節感がなく着る気になれません。
起毛したパンツは、真冬には寒かったので11月や3月の合いの季節限定になり、色味が春らし過ぎると3月限定とさらに着用期間が狭まりました。

寒さ対策には通年着られる素材に、暖かいインナーを利用するなどで対応できます。
季節感のある服は「必要な服」ではありません。
季節感のある素材は「おしゃれ」アイテムであり「贅沢品」です。
少ない服で暮らしたいけれど、季節感のある服をどうしても持ちたければ、数を絞るのが良いでしょう。

少なく持つことを説いていますが、「季節感のある服を着ること=おしゃれ」でもあると思います。
持つ量と、自分の目指す「おしゃれ感」を考え、バランス良くすることが大切です。

洗い替えをなくす

以前の私は律儀に部屋着とお出かけ着と、洗濯に困らないようにそれぞれ洗い替えをきちんと確保していました。
シーズン毎にです。

よく考えれば分かりますが、部屋着を洗濯している間、お出かけ着を丁寧に着たって良かったのです。
他にスカートなど着るものはたくさんあります。
はじめから洗い替えはいらなかったのです。

部屋着をなくしたところで、洗い替えはいりません。
一つのシチュエーションに一つのアイテムがあれば十分です。
洗濯中は他の衣類を着ればいいのです。
夏のパンツが洗濯中であれば、通年着るデニムを洗濯が終わるまで履いていればいいのです。
夏であればすぐに乾きますし、デニムが暑ければエアコンを効かせればいい。
季節ごとに考えず、ワードローブ全体を把握できていたなら簡単に導き出せた「無駄に持たなくていい、無駄に買わなくていい」知恵です。

慣れてくれば、一つのアイテムで複数のシチュエーションに対応できるアイテムがみえてきます。
そうなるとさらに持つ服は減っていきますね。

環境に合っていない服は処分

私は学生時代からほとんどサイズが変わっていませんが、それでもサイズが合うと思って買った服が合わなかったことが何度かあります。
そんな服は大抵ほとんど着ていなかったりしてもったいない気はするのですが、もちろん手放した方が良いです。

また、環境が変わると着る服も異なります。
家族が東北に勤務していたときはかなり暖かいダウンジャケットを持っていましたが、温暖な関西では不要です。

就職、転勤、退職など生活環境が変われば服も変わります。
「今」必要な服を持つように心がけましょう。
すっきりとしたクローゼットにしておけば、新しい環境を受け入れやすくなります。
新しいことに挑戦しやすくなる、と言い替えても可能です。

失敗から学んだ知恵という恩恵

「減らせ、減らせ」と言っている私ですが、最初は減らすことに抵抗があり、買い足さず、手持ち服を消耗し、徐々に徐々に進めていきました。

現在持っているパンツの数は4本です。
デザインの構成に少し思うところはありますが、問題なく日常を過ごせています。
混沌としていたワードローブを思い出すと、よくぞここまでと、感涙する気持ちです。
私はのんびり屋なので、ここまで減らすのに数年~はかかりました。
思い切りがよく、金銭面で許されるようなら、一気に片づけることをお勧めします。
早く快適に慣れた方が、これからの人生の時間を有意義なことに当てられますから。

大量の衣類を持ち、ワードローブの組み立て・モノの持ち方に失敗しましたが、何事からも学ぶことはあるようです。
たくさんのモノを試したことで似合う色やカタチをより深く考察するようになりました。
多くのモノを無駄にすることで、厳選することを学びました。

そんな私が求めた理想のデイリーパンツは、手づくりすることに辿りつきました。
たくさん既製品が売られている中で、なぜわざわざ手づくりをすることにしたのか。
次回は手しごとの美しさと手づくりの利便性についてお伝えします。

次回→デイリーパンツは手作りするに限る。手仕事のある暮らし、私の美学