この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
紆余曲折を経て、湯シャンに成功しました。
もうじき湯シャンをはじめて3年が経とうとしています。
湯シャンをすることで感じた変化についてお伝えします。
前回までの記事はこちらです↓
湯シャンに至るまで①→くせ毛で量が多くて広がる最悪な髪の私が湯シャンに至るまで
湯シャンに至るまで②→よりシンプルを目指し石鹸シャンプーに挑戦!湯シャンに至るまで続編
湯シャン実践編→湯シャンに挑戦!何度も挫折しそうに。失敗?救世主はクエン酸
参考文献
湯シャンをしてからの髪の変化
うねりがおさまった
私の髪質はくせがあって広がりやすく、量が多いです。
扱いが難しく、ずっと悩んできました。
例えば、本当はおさげ髪が好きなのですが、くせが強く、前髪がうねって素直に下がりません。
結局おでこが見えてしまうため、今まで前髪は作りませんでした。
湯シャンをして2年目になった頃、少し雰囲気を変えたくなり、前髪を作ってみました。
すると、ちゃんとおさげになるのです!
ストレートヘアの人には当たり前のことかもしれませんが、ひどいくせ毛だった私にとっては快挙です。
本当に髪が落ち着いてきたんだと感動しました。
抜け毛を観察すると、毛先はくるくる癖が強く、根元の方はくせがおとなしいです。
湯シャンによってくせが改善されたと言って良いでしょう。
白髪が黒く…?
実は私、若白髪があるんです。
25,6歳くらいのときに1本、美容師さんに発見してもらいました。
兄弟も若いときから白髪があるので、遺伝だと思います。
今は多分10本くらいあるかな?と思います。
一見目立ちませんが、気にしていました。
美容師さんも「短い髪の人の白髪は気にならないけど、長い髪の人のわずかな白髪は気になる」と言っていました。
湯シャンの評判では白髪予防になるとあっても、黒くなったとはなかなかありません。
白髪への期待はしていませんでした。
それが、です!
なんと白髪が黒くなったのです!
と言ってもすべての白髪が黒くなったわけではありません。
もともと少ない白髪で、黒くなった白髪は発見できている分で2本だけ。
1本は抜けて、1本はまだあります。
分かり辛いと思いますが、写真を撮ってみました。
白髪をさがすために髪を振り乱したのでボサボサヘアーで失礼します。
少量の白髪なら抜く人もいるみたいですが、嬉しい発見ができたので抜かなくて良かったです。
黒くなった白髪を観察すると、湯シャンをはじめた前後に白髪になったばかりのようです。
写真で上手く写せませんでしたが、毛先は黒くなっています。
まだ白髪の髪は、湯シャンをするずっと前から白髪の白髪歴の長い髪でした。
推測ですが、白髪になったばかりの毛は湯シャンによって黒く戻る可能性があるかもしれません。
サンプルが少ないので何とも言えませんが、白髪が増えていないことからも、湯シャンは白髪に効果がある…かもしれません。
なお、白髪が黒くなりだしたのは長さからみて、湯シャンをはじめて1~2年経ってからのようです。
自然派美容師さんに髪を絶賛される
湯シャンをはじめてよりナチュラル志向になったため、去年美容院を替えました。
新鮮なヘナ100%を使い、オーガニックにも関心の高い美容室です。
新しい美容室って緊張しますよね。
特に私は髪の毛コンプレックスの塊。
ひどい髪を扱ってくれる美容師さんは神様のようにみえます。
ヘナが評判のお店なので、来られるお客さんは妙齢の方が多く、若い(33歳)私は珍しいようです。
髪を一触りして「石けんシャンプー使ってるのね」と言われました。
いつもは湯シャンですが、来店前に久しぶりに石鹸で髪を洗ったのです。
当てられてびっくりしました。
美容師さんは、私ぐらいの年齢から髪のことを考えてケアしていることをとても褒めてくれました。
そして、髪を乾かすとき、カットするとき、
「え?え?」って感じで、私の髪の毛に本気で驚いているんです!
「綺麗な髪。今のケアがとても合っているんだわ」
「くせ毛はくせ毛だけれど、ブローで真っ直ぐになるし、内巻きにしたければ簡単に内巻きになる」
「なんて素直な髪なの!」
大絶賛されました。
お世辞じゃなく、ですよ。
その美容師さんは、はっきり言う性格なので、傷んでたら「傷んでるわよ!」って言いそうな人です。
髪のコンプレックスの塊でした。
でもいつの間にか、誇れる髪になっていました。
自然派の美容師さんに、自然なケア(湯シャン)をしている髪が褒められたことは大きな自信になりました。
これからの私の湯シャン
現在のヘアアイテム
今持っているヘアアイテムです。
- 荒めのヘアコーム(プラスティック)
- クエン酸
- ワセリンorホホバオイル
獣毛ブラシが欲しい
湯シャンを提唱する宇津木先生は、獣毛ブラシを推奨していますが、私は持っていません。
くせ毛なので髪を上手く梳かせる自信がなかったからです。
以前は荒めのコームでも髪が絡むことが多かったのですが、今は毛先が傷んでいるときに引っ掛かる程度です。
そろそろ獣毛ブラシに挑戦しても良いのかもしれません。
獣毛ブラシを購入するなら、昔から憧れていたメイソンピアソンにするつもりです。
欲しいと思っていたら、最近価格改定で値下げしたようで縁を感じます。
ブラシの種類が豊富なので、どれにするかはまだ決めかねていますが、支障が出ない程度に小さなサイズを選ぶつもりです。
メイソンピアソンのブラシを購入しても、多分手持ちのコームは手放さないと思います。
以前に一度手放し、やはり必要だったため買い戻した経験があるからです。
ブラシのお手入れのグッズも必要になり、モノが増えます。
メリットとデメリットをよく考えて決断しようと思います。
クエン酸を無くせる?
クエン酸リンスをすることで湯シャンの成功が手に入ったようなものですが、クエン酸リンスを無くせないかな?と検討しています。
リンスを使わなくても湯シャンをしている人がいるし、洗面器やクエン酸が必要なリンスは自宅ならともかく、スパや旅行先では「どうしようか」と気がかりだったりします。
手放すことができたら、かなり楽に、自由になれます。
1日くらいならリンスをしなくてもまぁまぁ問題なく過ごせます。
洗い方の見直しをしながら、リンスの手放し方を考えていきます。
※2017年8月追記:クエン酸リンスを手放せました!
関連記事→湯シャン3年目にして変化の兆し?クエン酸リンスを卒業かも?
一応持っている整髪料
ワセリンまたはホホバオイルを、整髪料(その他保湿)として持っています。
ただ、滅多と使いません。
何も塗らずにドライヤーで乾かし、よほどのお出かけでなければヘアセットに整髪料は使わないようになりました。
以前の私は髪の保湿剤に椿オイルを愛用していました。
よりシンプルになりたくて、顔・体共有のホホバオイルを使うようになりました。
- 市販シャンプー
↓ - アミノ酸系シャンプー
↓ - 石鹸シャンプー
↓ - 湯シャン
と、髪の洗い方が変化して、髪の整髪剤も変化していきました。
- 椿オイル大量
↓ - 椿オイル少量
↓ - ホホバオイル
↓ - 基本的につけない
ホホバオイルは椿オイルに比べてサラッとしたオイルです。
整髪剤の量も保湿力も下げていきました。
それなのに髪の毛はどんどん落ち着いていきました。
私の髪のケアは正しかったんだと確信しました。
整髪剤を全く無くす予定はありません。
メイクを持つのと同じように、必要なシーンがあるからです。
より優しく洗いたい
私は今まで、どうやら髪を洗い過ぎていた傾向があるようです。
過去に髪を2度洗いする習慣がありました。
その時はとても髪が乾燥していました。
1度洗いになったものの、量の多い髪をきちんと洗うため、時間をかけて念入りに洗っていました。
さすがに爪を立てて洗ったりはしませんが、少し力を入れ過ぎているように思います。
きちんと洗えないとフケやニオイが出てしまうと不安があるからです。
こんな力加減で顔を洗ったりはしません。
より優しく、より短時間で綺麗に洗える方法を覚えたいです。
洗い方が美髪を作る
湯シャンで髪が徐々に綺麗になっていきましたが、今までに幾度か劇的に綺麗な髪になったときがあります。
それは、スーパー銭湯に行った時と、美容室に行ったときです。
数日くらいは綺麗な状態が続きます。
洗い方が良かったからだと思います。
スーパー銭湯ではいつもと同じように洗っていますが、湯気の影響かより綺麗に洗えているようです。
さらなる美髪の秘訣は洗い方にあるようです。
これからの髪型について
現在、私の髪はセミロング~ロング程でしょうか。
胸下くらいの長さがあります。
一度くらいはと思い伸ばしてみましたが、少し違和感があります。
髪の長い女性は素敵ですが、私には似合いませんでした。
許せるのは髪をまとめたスタイルくらいです。
ミディアムくらいが私には丁度良いようです。
本当はボブくらいが好きなので、髪が広がらないようなら、ばっさり切ってしまっても良いかな、と考えています。
若白髪が何本かあり、ヘナ染めを考えていました。
染めると白髪が増えたのか、減ったのかが分かりにくくなります。
黒髪に戻った白髪もあるため、ヘナ染めをしばらく延期して、どう変化するのかもう少し観察してみます。
ヘナはトリートメント効果もあるため、いずれやってみる予定です。
湯シャンに挑戦しようと思っている人へ
私はとても湯シャンに満足しています。
もう毎日シャンプー剤を使う暮らしには戻れません。
髪もどんどん綺麗になりました。
ただ、人にはあまり勧められません。
特に今の自分の髪に、ヘアケアに満足している場合は、無理に湯シャンをする必要はないのでは?と思います。
そのくらい、湯シャンへの移行は大変でした。
宇津木式スキンケアと同時にはじめたので、その頃の私は出来うる限りひきこもって過ごしました。
友人の誘いも断り続けました。
「ただ汚いだけじゃないの?」と何度も心が打ち砕かれそうになりました。
湯シャンを成功するまで続けることができたのは、人目を気にしないで良い職場環境と、コンプレックス故の何としても綺麗な髪を手に入れたいという明確な意思があったからです。
私が思う湯シャンに成功した理由
くせが強くて量が多くロングヘアの私は湯シャンに失敗してもおかしくありませんでした。
湯シャンに成功した秘訣は、段階的取り入れたからだと思っています。
まず、市販のシャンプーから髪に優しいアミノ酸系シャンプーに切り替えました。
その後、余分な成分の入っていないシンプルな石鹸シャンプーに替えました。
湯シャンをはじめたときも、石鹸シャンプーする日を挟みながら続けていきました。
- 2009年10月~アミノ酸系シャンプー開始
↓ - 2012年6月~石鹸シャンプー開始
↓ - 2014年4月~湯シャン開始(たまに石鹸シャンプー)
↓ - 2014年12月~完全湯シャン移行
もう少し短いサイクルで切り替えても問題ないと思います。
今のシャンプー剤のまま湯シャンを取り入れる場合は、湯シャン、シャンプーを交互に使う、シャンプーの使用量を減らすなどの工夫が良いように思います。
宇津木式の向く人
宇津木式スキンケアと湯シャンを実践して、人は大きく分けて3通りあるのではないかと考えました。
- 丈夫な肌と髪の持ち主で、どんな手入れをしても傷みにくい人
- 元々丈夫だが、手入れの仕方によっては傷んでしまう人
- もともと弱く、念入りな手入れが必要な人
多分、私を含むほとんどの人がケース②だと思います。
①と②の人は宇津木式が合います。
②の人で傷み過ぎた場合は③を疑うかもしれませんが、②であれば根気よくゆっくりと丁寧に続けていけば、宇津木式スキンケアも湯シャンも成功すると思います。
③の人は宇津木式は困難かもしれません。
大切なのは「健やか」であることで、「何もしない」ことにこだわらなくても良いように思います。
湯シャンの一番の恩恵
美容師さんに「素直な髪」と言われました。
私にとっては扱い辛い髪でしたが、確かに「素直」だったのかもしれません。
ドライヤーの当て過ぎ、シャンプーのし過ぎで一気に髪が傷みました。
洗浄のし過ぎ、過剰な手入れを改めたら、どんどん綺麗な髪になりました。
「ストレートパーマ」「ヘアカラー」「高価なシャンプー」
私は多くを求めましたが、本当は何も必要なかったのです。
必要な物はすでに自分の中にあったのです。
自分に備わっている力を信じるだけで良かったのです。
湯シャンをして、美しい髪が手に入ったことは大きな収穫でした。
それ以上に、「私は多くを求める必要がない」と納得し得たことが何よりの収穫だったように思います。
湯シャンには相応の覚悟が必要です。
熱心に、ゆっくりと、丁寧に取り組み、
もし成功することができたなら、きっと素晴らしい恩恵が手に入りますよ。
参考文献