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服の着用コストを計算してみた!1日何円?年間被服費はいくら?

服を買うときはまず予算を考えます。

「1,000円」だったら安い、「5,000円」だったら高い___
なんとなくアイテムごとに価格設定があるものです。

ただ、実際のコストを考えたとき、
「1,000円」のTシャツが安いかどうかは、何回着用したかにかかってきます。

一度しか着なかったら1,000円。
10回着れば1回当たりの着用コストは100円です。

一日あたりの服のコストを考えてみました。

コストを明確化することで、服を購入する時に、
「何回着れば元がとれるのか」目安を知ることができますよ!

私の服の着用コスト

私は趣味で洋裁をしているので、ワードローブのほとんどは自分で作ったものです。

だいたい1着分は『5,000円以内』にとどまれば良いと考えています。

ただし、十分に活用できる場合に限るです。

服の予算は失敗分を加味して、安く調達!

洋裁ができると言っても独学の素人なので、失敗することがあります。
間違わなくても、イメージと違う、サイズが合わないことはよくあります。

既製品は試着ができるのですが、手作りは完成するまでよくわかりません。
本当の洋裁は仮縫いなどをして丁寧に仕立てるのですが、
素人初心者なので、仮縫いは飛ばしています。
ジャケットなどならいざ知らず、消耗の激しいふだん着にそこまで手間はかけられません。

そのため、新しい型紙に挑戦する時などは、失敗するリスクを考慮して予算を考えます。
ふだん着だと『2,000円~3,000円以内』に収まるようにしています。

既製品を頼る場合も、失敗することがあるので、
予算より安く購入した方が賢明ですね。

1着1日30円

着用コストですが、気に入らなかった服は、試着後即処分が多いです。

まぁまぁ気に入った服は失敗の元を取るかのように、
ボロボロになるまで着込んでいます。

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だいたい1着あたり100回程は着ています。
1日あたり着用コスト約30円です。

私にとって、
100回着たら十分着込んだ」ことになり、
着用コストが30円程度であれば安い」が相場のようです。

とはいえ、これは結構ボロボロになるまで着込んだ上での計算です。

気持ちよく着られる状態を考えると、もう少し着用コストを上げても良いと考えています。

年間の服飾予算を立ててみる

今までの経験則を元に、実際に必要な服飾代などを考えていきます。

1年間にかかる服のお金は?

1日、服1枚あたり30円。

夏であれば下着を除けば、
トップス+ボトムス
のシンプルな構成です。

30+30=60円

1日あたり60円着ています。

もちろん他に羽織物やジャケットが必要なことがあります。

春秋も同じ構成で羽織物で体温調整をする機会が増えます。

30+30(+30)=60(90)円

平均で75円とします。

冬は私の場合は
トップス(薄手ブラウス)+セーター+ボトムス
という着方をします。
セーターも任意で1日あたり30円とします。

30+30+30=90円

年間を通してみると、

夏 60円×90日=5,400円

春秋 75円×180日=13,500円

冬 90円×90日=8,100円

コートやジャケットなど除き、
普段着にかかるコストは最低年間27,000円だとわかります。

1年間に消耗する服の数

また、服1枚あたりの着用回数は100回で上出来です。

トップスで3~4枚、
ボトムスで3~4枚、
カーディガンなど羽織物は2枚ほど必要となります。

トップス4枚、ボトムス3枚、羽織物2枚を毎年購入する場合

27,000円÷9枚=3,000円

やはり、1着分の予算は3000円が妥当のようです。

買い物に失敗しなくて3,000円なので、リスクを考るともう少し予算を下げた方が良いでしょう。

何度も書きますが、「最低限」の予算なので、本来はもう少し余裕をみた方がいいでしょう。

また、服飾全般の予算を考えたとき、当然コートなどのアウターや、バッグ、靴、下着が追加されます。

ブラジャーなどはユニクロでも1枚2,000円ほどします。
4枚で回して1年で買い替えるプランでも8,000円。
下着は他にショーツや靴下、タイツなどが加味されます。

おおよそ、安く済ませたとしても、
ふだん着の年間経費27,000円を含めて、
服飾費は1年60,000円
月々5,000円は予算を組む必要があることがわかりました。

ものすごく激安でもなく、贅沢でもなく、
最低限の衣類を賄うコストが毎月5,000円。

実はもっと安いと思っていました。
服を買わない月もありますからね。

買い物に失敗すれば、よりお金を使うことになります。
うっかりしていられないことに気づきました。

今後の買い物の課題

服飾費や着用コストを割り出した上で、今後の課題を考えます。

  • 買い物の失敗を減らす
  • より着用コストを下げる

買い物の失敗を減らす

1枚や2枚の数千円程度であれば気になりませんが、たび重なると痛い出費です。

私の場合は服を作るので、「生地」「型紙」が自分に合っていることが大切です。

生地選びは、多くが通販を頼っています。
なるべく実店舗を利用したいのですが、少し遠出になるので、やはり通販は便利です。

いきなり着分を購入すると、気に入らなかった場合に出費が高くなるので、
多くのお店が用意しているサンプルを請求して、熟慮してから購入するようにしています。

手間も時間も、サンプル代もかかりますが、大きな失敗をすることもありません。

また、最近は服の「色」を絞るようにしています。
以前はネイビーやベージュ、茶色、青、ピンク…いろいろありました。
ワードローブが混沌としていました。

今は「白」「黒」とあと数色にとどめるようにしています。

色を整えていたら、色による失敗も回避できます。

「型紙」は自分のお気に入りが定まりつつあります。
とはいえ、服は流行があるので、冒険も必要だと考えています。

新しいパターンを利用する時は、安いセールの生地を利用するなどしてコストを下げて試します。

既製品の場合も、流行過ぎる服や、着慣れないシルエット・色に挑戦するときはファストファッションが便利ですね。

より着用コストを下げる

洋裁をしていると、惹かれるのが、美しい高級生地。

上質なリネンや、リバティプリントなどは見てるだけでも幸せを感じられます。

まだ服作りに不慣れだったときは、到底お高い生地にはさみを入れるようなことはできませんでした。

慣れてきて、少し奮発して上質な生地を買って気づいたことがあります。

高価な生地は美しく、肌馴染みがいいだけではありませんでした。
とても丈夫でした。

もしかしたら、初期費用はかかるものの、丈夫で長持ちなら、着用コストは安く抑えられるのではないかと考えています。

それに高価な生地は満足感が違います。
毎日、服を着る度に幸せを感じられます。

定番のパターン(型紙)は、上質生地を使い、どのくらい長持ちするのか検証していこうと思います。

作るのは好きですが、長く愛用できればその分作る手間だって減ります。

高価なモノは、案外、費用対効果が良いかもしれません。

着用コストを考えて服を購入

お気に入りのたっぷり着込んだ服の着用コストが1日30円。

安いと思えた1,000円の服だって、33回は着ないと元が取れません。

ついつい、「まぁいいかな」で買ってしまいがちな価格でも、
手痛い出費になることに気づきました。

逆に割り切ることさえできれば、モノを手放しやすくなります。

例えば、普段は着ないけれど、どうしても必要なシーンに着たい服。
着用コストはよそゆき着だから5,000円。
3回着る機会があれば15,000円の予算がおけます。

3度着れば、お役御免で手放せます。
状態が良ければメルカリなどのフリマアプリで売るのも良いでしょう。

一度自分の着用コストを求めてみてはいかがでしょうか。

予算を用意しやすくなり、お金と上手に向き合えます。

きっと無駄な買い物の抑止力になりますよ!