この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
服を断捨離する基準はいくつかあります。
- 一定期間着ていない
- 似合っていない
- 傷んでいる
私はさらに「洗濯をするときに気分が上がらない」と早々に処分しています。
モノを持てばメンテナンスの手間はかかるもの。
管理の手間も厭わないほど、お気に入りの服を持つようにしましょう。
家事が楽になるし、気分良く洗濯できる服は往々にして良い服です。
私は洗濯で服を見極めています。
かなり正確に判断できますよ。
こだわって手作り服を愛用中
現在、私の服のほとんどを自分で作っています。
服には少々こだわりがあります。
おしゃれをしたい___というより、着心地が良い服を着たいという思いが強いです。
ブラウスなどはなるべく織り伏せ縫いなどで、チクチクしない仕様であること、
なるべく肌触りの良い天然繊維であること、
自分の気に入ったカタチや色がいつでも入手できること。
既製品では私のこだわりにかなった服を見つけるのは非常に困難、または非常に高値になってしまいます。
不器用ですがハンドメイドが好きだし、布や毛糸自体が大好きだったので、自分で服を作ることにしました。
洗濯は好きな家事
人それぞれ好きな家事、苦手な家事があると思います。
私にとって洗濯は好きな家事です。(←料理は苦手)
自分で服を作るようになってから、ますます好きになりました。
そもそも生地が大好きなので、気に入って買った生地で仕立てた服に触れているだけでも幸せな気持ちがします。
実は毎日脱いだ服をしげしげ観察しています。
風合いの変化とか、傷み具合の確認とか、縫製のチェックをしています。
これも洋裁の勉強だと思っています。
洗濯のときも服の仕上がりばかり考えています。
美しい服は洗濯しても美しいんです。
リバティのタナローン生地とか、しわになりにくく、パンパンすると綺麗にシャンとしてくれます。
洋服屋でアルバイトをしたことがあるからか、洗濯物をたたむのも苦痛を感じません。
慣れているので、サッとぱぱっと畳めます。
むしろ時間が取られないよう、気をかけ過ぎないようにしています。
私の母は手アイロンがすごくて、服を生き返らせるかのように丹念に服をたたみます。
家族は洗濯後の服にもブラシがけをしています。
私が一番雑かもしれません…。
洗濯はこだわりのある服を観察できる時間です。
自分と向き合う大切な時間とも言えます。
洗濯する時に気分が上がらない服もある!
洗濯は好きなのですが、たまに気分が上がらない服があります。
手放したリネンのブラウス
春に作った服で言えば、白リネンのノーカラーブラウス。
通販で買った生地ですが、届いたときから違和感はありました。
自分には似合わない生地で、硬く、ごわごわしていました。
リネンとしての吸水性は良かったですが。
パターン(型紙)も微妙に合わず、着心地は良くありませんでした。
作ったばかりだし、洋裁は独学素人なので着ることで学べることもあるだろうと着続けました。
何度と洗濯し、もしかしたら風合いが良くなるかもしれないと淡い期待を抱きました。
…が、毎回洗濯機からこのリネンのブラウスを取り出したときは残念な気持ちがしました。
洗濯をしても、全然ときめかないのです。
仕方なく洗濯している。
私にとって洗濯は単純労働でもあるけれど、クリエイティブな時間でした。
作った作品を観察、風合いの変化を読み取っていたのですから。
「この縫製は上手くできた」
「柔らかくなってきたな」
「退色してきたかも」
「次はこうしよう」
気に入らないリネンのブラウスに至っては、ただの作業になり下がってしまいました。
全然楽しくない。
めんどくさいだけの家事労働でした。
生地の硬さ、厚み、着心地の悪さなど諸々な理由をつけて夏前に早々に処分しました。
良かったと思います。
今年の猛暑では着にくい服は体力が奪われるし、嫌な家事を無理矢理できるほど気力もありません。
メンテナンスをするときに憂鬱を感じるアイテムは、不要だと感じます。
ときめかなかった白シャツ
そういえば、昨年白シャツを断捨離したときの話です。
たくさん断捨離してきたとはいえ、まだ状態の良い服、便利に使える服を捨てるのに抵抗を感じていた頃です。
断捨離の決め手になったのは、洗濯モノをとりこんだときでした。
しなやかで上質な生地でしたが、オックスフォードでやや厚みのあるシャツでした。
くしゃっとまとめられた洗濯ものをみたとき、私の服だと気づきませんでした。
男性用の家族の服だと思いました。
そのとき、「定番で使いやすい白シャツ」が上手く着こなせない理由に気づきました。
自分の服と気づかないんだから、違和感があって当たり前です。
私にはマニッシュ過ぎたのです。
断捨離を決意しました。
服を着たときは、似合わない気がするものの、何がいけないのかよく分かりませんでした。
本当の好き・嫌い、必要・不要は、洗濯の過程で本性が見えるのではないでしょうか。
洗濯は断捨離できるモノを見極めるいい機会ともいえます。
作ったばかりのタックワンピースが危ない
現在持っている服の中では、一番洗濯して気分が上がらない服はタックワンピースです。
作ったばかりなのに!
原因はやはり重さです。
普通地のリネンで作りましたが、私が着るには少し重さが出てしまいました。
脱水したとはいえ、洗濯して水を含めばさらに重くなります。
母と一緒に洗濯ものを干すのですが、母がこのワンピースを手に取ると私に渡してきます。
いつもなら、手に取った服が母のモノであろうと家族のモノであろうとお構いなくそのまま干すのに。
リネンのワンピースは重くてかさばって干しにくいから私に渡してくるんです!
あわわ、母にまで避けられてしまったワンピース…。
私自身も気分が乗りません。
ちなみにもう1着ある夏のワンピース(コットン)は、母大絶賛です。
理由は軽いからとしわ感が出ないからだと思います。
あと、リバティプリントのブラウスも母大絶賛です。
軽いし丈夫だし、しわも綺麗に伸びるし、です。
さらに、断捨離した白リネンブラウスは母も気に入っていませんでした。
理由は私と同じ。
硬いし重いし、しわは取れないし。
洗濯で服を吟味するのは、母譲りかもしれません。
タックワンピースは型紙代も含めて結構お金がかかったので、もうしばらくは着るつもりです。
…が、やはり洗濯に苦痛を感じるようだと、早々に処分もあり得るかもです。
洗濯して服を見極めよう
洗濯をすると、本当の服の良し悪しが分かるようです。
よく観察していると、ほころびなどにも気づきやすいです。
洗濯のしやすい服は、メンテナンスが楽なので着やすいです。
洗濯の難しい服は、着る機会が減ってしまいがちです。
断捨離する服は洗濯したときの快・不快で決めてみませんか?
思ったより大胆に、無理なく、不要な服を手放しやすくなりますよ。