断腸の思いで型紙の処分をしました

断捨離レベルが上がってきて、どんどんと手放せるようになってきましたが、ジャンルによってはどうしても難しいものがあります。
私にとって捨て辛いのは本や思い出の品、そして趣味のモノです。

手づくり系ミニマリストなので、少なく持つ暮らしを心がけつつも手芸の材料はたくさん抱えていました。

ようやく端切れなど余った材料や、買ったもののあまり気に入ってなかったり、作る機会を逃したモノはメルカリを利用するなどして手放せるようになってきました。

関連記事→生地や毛糸の処分。趣味の物の断捨離って苦しい!

材料の整理はできました。

次に取りかかるのは、モノづくりの設計図ともいえるパターン(型紙)です。
案外場所をとるし、もう作らないだろうと思えるパターンがあります。

ときめくものを残す。
片づけの鉄則に従い、勇気をだして手放してみると、自分の作りたいもの、好きなモノがみえてきました。
好きなモノでさえ、手放し、片づけることは大切なのだと実感しました。

作家の努力が垣間見れるパターンは手放し辛い!

私は製図ができないので、既存の型紙を利用して服を作っています。
パターン(型紙)がだいぶ溜まってきました。

編み物の場合は、編み図をパソコンに取り込むことができるので、実物を持っているのは観賞用と、基礎本のみでそんなに場所をとりません。
編み方の基礎はネットでも閲覧できますが、よく読み込んだ本の方が早く分かるので手元に残しています。

編み物本の電子書籍化や単品のみの編み図ダウンロードがもっと盛んになってくれたら、より楽に管理することができるので今後に期待しています。

編み物は材料ともども場所をとらず、増やし過ぎないリズムが自分の中でできつつあります。

 

問題は洋裁です。

作り方…をパソコンに取り込むことはできても、型紙はできません。
型紙を取り込んでも、制作するときにどのみち型紙を作らなければなりません。
繰り返し使いたい型紙は現物を手元に置いておく必要があります。

そしてこの型紙が結構かさばるのです。
ブラウスくらいならともかく、ギャザーたっぷりの丈長ワンピースとなるとA4のクリアファイルが膨らんでパンパンになります。
これが何点も…となると場所をとるので、手放せられたら良いなと思うようになりました。

とはいえ型紙ってとても捨てづらいです。

まだまだ未熟者ですが、数多のパターンに触れて、少しは服作りのこと、線の意味などがわかってきました。
パターンには作り手の思索が感じとれるのです。
「作る」ということが好きだからこそ、作り手の情熱や苦心が感じとれるパターンはなかなか手放せないモノでした。

断捨離レベルがあがり、ようやく踏み込めるようになりました。

今回手放すのは以下の8点。

パターンレーベル

  • ヨークワンピース
  • ヨークワンピースブラウスアレンジ
  • スマートハット

リックラック

  • マニッシュバッグ
  • ニットカーディガン

クルール

  • フード付きローブコート
  • スキニーパンツ
  • イージーカーゴパンツ

どれも素敵なパターンです。

以前の私であれば、わざわざ捨てるモノではありません。
気が向いたら作るかもしれないパターンです。

それでも手放すことに決めました。
残すモノとしては選べず、もっと「私」に寄り添ったモノを持ちたいと願ったからです。

手放すことに決めた理由を述べていきます。

【ヨークワンピース、ヨークワンピースブラウスアレンジ】

パターンレーベルさんのサイトでワンピースに一目惚れ、はじめてパタレさんで購入したパターンです。
ワンピースを作りたかったのですが、用尺がかかるのに失敗したくないので、ブラウスアレンジを作りました。
ボタンループを作るのに手間取ったものの、まだ服作りに慣れていない私でも完成させることができました。

使った布はC&Sさんのリネンレジェール。
薄くてリネンが入っていて夏に涼しい生地です。
概ね気に入っていましたが、気に入らないところが2つ。
ネックラインが私には少し開いていたところと、ふんわりとしたシルエットが予想していたより似合わなかったことです。

ボタンを止めたままでも着脱できるので、それなりにネックラインは開いていたと思います。
いつ頃発表されたパターンか分からないのですが、開いたネックラインが流行っていた頃のデザインかもしれません。
私はネックラインが広いとなぜか疲れてみえるのです。
ネックラインを浅く修正することを考えましたが、ラグラン袖なので少し難しそう…。
またギャザーが入ってふんわりしたデザインは涼しそうで良いと思いました。
実際涼しかったです。
ところが、せっかくの可愛いデザインなのにたいして私に似合っていないのです。
他の人が着たら、ゆるっと気どりのない素敵な雰囲気になるのに、私が着たらだらしなくみえます。
ゆったりしたシルエットは似合わないのかもしれません。

ワンピースバージョンはまだ試しておらず、ローウエストの位置で絞ってあるのでだぼっとした雰囲気にはならないと思うのですが、ネックラインの問題もあり、パターンそのものを手放し、「作らない」ことに決めました。

【スマートハット】

単純に似合いませんでした。
同じパターンレーベルさんのキャプリーヌハットは似合いましたが、スマートハットのマニッシュな雰囲気が私には合わないようです。
春夏に大活躍のキャプリーヌハット。
つばが広いため秋冬には相応しくありません。
秋冬でも日射しを防ぎたいときもあり、つばの狭いスマートハットを求めました。

スマートハットはキャプリーヌハットのつばの狭いバージョンではありませんでした。
小さなアイテムでも印象は大きく変わるのですね。
帽子って難しい!
秋冬の帽子はニットで編むか、キャプリーヌハットのつばを調整して作ることにします。

【マニッシュバッグ】

20代の頃こういうカジュアルなバッグが大好きでした。
荷物がたくさん入るし、ファスナー付きでモノを落とす心配がないし、ショルダーバッグなので両手が空くのが嬉しかった!
私の理想のカバンでした。

年齢を重ねると、私には少しカジュアル過ぎるデザインかな?と思うようになりました。
前面の2つのポケットも案外出し入れしませんでした。
購入したのは縫物をはじめたばかりの頃でしたが、よくよく見たらわざわざ買わなくても自分で考えて作れそうなデザイン。
いつの間にか裁縫レベルが上がっていたようです。
どうせ作るなら、自分の持ちモノに合ったサイズ感にしたい。
パターンを手放し、オリジナルを追求することに決めました。

【ニットカーディガン】

先日パーカーを手放しましたが、以前から薄々似合っていないことは気づいていました。

パーカーは羽織物として重宝します。
パーカーの代わりにカーディガンが良いと考えました。
編み物をする身としては、カーディガンは縫った物より編んだ物の方が好きなのですが、編んだものは重くなりがちだし、手洗いするので手間がかかります。
作るのにも時間がかかります。

便利を優先してニット生地でカーディガンを縫うことにして、パターンを求めました。
2着作りました。
すぐに完成しました。
洗濯機で洗えるのでデイリーケアは楽です。

…ただ、なぜかだらしなくみえるのです。
実際楽だから仕方ないのですが、手編みのカーディガンのほうがきれいできちんとみえました。
服は少なく持ちたいので、カーディガンは極細の糸を使って薄く丹念に編み、丁寧に手入れをした方が良いかなと思いました。
また、普通の長袖Tシャツのパターンを持っているので、少し修正をしたらカーディガンのパターンになる気がします。
もしまた必要になったら代用ができるため手放すことにしました。

【フード付きローブコート】

私にパーカーが似合わない理由の一つがフードにあるように思っています。
フードに違和感を覚え、先日とうとうグレーパーカーを手放しました。

関連記事→加速する断捨離熱!グレーのパーカーを手放しました

そのときにフード付きはアウトドアなど必要がある服しか求めないと決めました。
仕立てたフード付きローブコート本体は、もうすでに処分しています。
着るとかっこいいのですが、やはり私には似合いません。
かっこ良すぎて似合わない感じ。

作品を処分したにも関わらずパターンを残していたなんて、いかに型紙が捨てにくいかおわかりいただけるでしょうか。
決意を新たに、とうとうパターンも断捨離です。

【スキニーパンツ】

多分、私は細身のパンツ系は似合う方だと思います。
先日手放した唯一のジーンズもスキニーでした。

似合う…のですが、最近スキニーに違和感を感じるようになりました。
もはやスキニーは定番となり、他の人が履いていてもシルエットが古いなんて思わないので、私の気分と年齢によるものかもしれません。
ぴったりとしたシルエットは私には少し「決め過ぎた」印象になります。
これから歳を重ねることを考えると、もう少し落ち着いた服の方がいいなと考えはじめました。

このパターンはまた上が浅くて、私の理想のカタチにするには補正をする必要があります。
補正をしてまで履きたいか?と考えたとき、所有するパンツ本数を減らした今、答えはNOでした。
今の私の気分はピタピタ過ぎた服もだぼっとした緩すぎる服も違うようです。

また、スキニーパンツの生地はストレッチの効いたやや厚めの生地を用意する必要があります。
薄い生地だと身体や下着のラインをを拾い過ぎるからです。
生地を用意するのが少し難しいこともパターンを手放す理由のひとつです。

【イージーカーゴパンツ】

アウトドアや山歩き用にずっと憧れていたカーゴパンツを作ってみました。

関連記事→【少なく持つ暮らし】理想のパンツボトムラインナップをまとめてみる

ところが、カーゴパンツの特徴であるポケットに違和感を感じました。
なんだか邪魔。私にこのポケットが著しく似合っていない。

もちろん、アウトドア衣類としては適切です。
ボタンで閉まる本格ポケットで機能的には申し分なしです。
ただ、少なく持つ暮らしを考えると、アウトドア専用ではなく、日常使いもしたいのです。
山歩きといっても本格的な登山はしません。
ハイキングなどお散歩程度なので、自然に溶け込み動きやすい服装であれば充分なのです。

普段の装いと兼ねることを考えると、このポケットのデザインは使い辛いです。
一瞬にしてどんな服を合わせても作業着感を漂わせてくれます。
作業着は、私の場合スポーツのときに履くスウェットパンツで充分です。

山歩きのとき、ズボンにしっかりとしたポケットがあるのは便利だろうなと思いますが、ウエストポーチなどで代用できそうです。
私にカーゴパンツは縁がなかったと考え手放すことにしました。

苦しい決断だけれど、より素敵な暮らしのために

余った資材はメルカリで売ったりもしましたが、型紙は売ることができないようなので、そのまま処分しました。
資材やパターンを分かち合える手芸友達がいたら、譲り合ったりできて良いのですが仕方ありません。

型紙処分はとても辛かったのですが、辛いからこそなぜ手放すのか、一生懸命向き合いました。
やはり手放すモノには、私に合わないそれなりの理由がありました。
残されたものを見ると、たくさんあったときより私らしいと感じます。
自分でも意識していなかった、自分の目指すファッションの方向性がみえてきたように思います。
手放したモノたちが教えてくれました。

すっきりした手芸の収納コーナーを見ると、なんだか輝いていました。
大好きなものばかりがそこにあると分かっているからです。

 

後日、片づけ祭りを開催し、さらに型紙を断捨離しました。

型紙の断捨離、再び。より少なく、より理想の自分を目指して

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