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春に用意したハンドメイドの服。
4月初めからヘビロテで着ていましたが、ナント!早くもトラブルが発生してしまいました…。
穴が空いちゃったよ!!
頻繁に着ているので、傷みが早いのは分かりますが、それでも早すぎるような…!!
一部分だし、もう少し着ていたいので、補修しました。
補修技術を勉強したいので別に良いんだけれど、
何回も作ったり補修したりで労を要するのは大変。
「手づくり服でワードローブ」の今後の課題は、長持ちする生地やパターン(型紙)を選ぶことにありそうです。
服は手作り派
私は現在手持ち服のほとんどを手づくりしています。
作るのが好きだし、
ファストファッションほど安くは仕立てられないけれど、とても良い素材を使えるし、
好きな色や形で服を作れることに魅力を感じています。
今年の春夏に新しく仕立てた服が7点。
昨年の持ち越しの服を合わせて合計10点で着回す予定でした。
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ちなみに、私はミニマリストなので服の数はオールシーズンで20着を切っています。
なるべく通年着られる素材を選び、同じ服を繰り返し頻繁に着ています。
少ない服なので傷みが早いため、やはり頻繁に作っています。
2ヶ月弱で傷んだ服を補修
作ったばかりの服のうち、2点にトラブルが発生しました。
白リネンノーカラーブラウス
作ったばかりでなんですが、実はあまり気に入っていなかったブラウスです。
鎌倉スワニーのアウトレットで購入した激安リネン。
購入前から予想はしていたけれど、作りたいイメージよりやや厚手でごわごわした生地でした。
とはいえ、鎌倉スワニーさんの生地なので、リネンの質はしっかりしていて、用途に合っていれば使える品です。
試してみたかったパターンを使えたし、今季にたっぷり着込む予定でした。
ボタンがとれた!!
ボタンを落としてしまいました…。
手縫いでしっかり縫い付けているのに、取れてしまったのは、やはり生地の厚みが原因かな?なんて思っています。
生地が厚い方が力が加わります。
コートのボタンも頑丈に付けていても取れやすくて、昨年も補修したくらいです。
ボタンはなくしてしまったけれど、予備があるので、縫い付け直せばOKです。
穴が…空いてる!?
問題はボタンだけかと思いきや、背中に穴?が空いているのを発見しました!!
引っかけた覚えはありません。
生地の様子からも、多分リネン特有の「ネップ」が取れて穴が空いたのかな?なんて思っています。
ネップはリネンの「風合い」です。
気になるときは、避けて裁断します。
今回はそう大きなネップがなかったので、気にせず使用しました。
小さな穴ですが、生地の糸も太いし広がりそうな感じです。
接ぎて補修してみました。
生地代が安かったし(2m購入して1144円)、余り布で夏に良さそうなフレンチスリーブも仕立てたので、
この服は30回も着られたら満足だと思っています。
関連記事→服の着用コストを計算してみた!1日何円?年間被服費はいくら?
6月いっぱいまで着て、手放そうと思います。
黒リネンテーパードパンツ
かなりヘビロテしています。
当初はワンピースを作る予定で用意した生地でしたが、
取りやめてブラウスとパンツボトムを作りました。
関連記事→【洋裁】夏のリネンパンツとリネンジャケットを作りました
生地消費のために作ったわりに、着て楽で、久しぶりに復活した「黒」は居心地がよく、とても気に入っています。
生地がボトムに使うには薄めなので、傷みが早いことは予想していました。
…が、こんなに早く劣化がくるとは思いませんでした…。
ゴムベルト部分がボロボロ!!
フロントにゴムが入っていないウエストゴム仕様のパンツ。
流行りのデザインです。
黒くて最近まで気づきませんでしたが、よく見るとゴムベルト部分がボロボロで、穴まで空いていました!!
たっぷり着ていたとはいえ、まだ2ヶ月しか経っていないのに。
思い当たる節はあります。
- 生地が薄い
- ゴムの幅が広かった
- ゴムが固い
- フロントにゴムがないため負荷がかかる
生地が薄いと傷みは早いものです。
ただ薄いだけで、こんなにすぐに傷みません。
パジャマも同程度の厚みですが、ずっと長持ちしていますから。
ゴムは指定のゴム幅より広いものを使用しました。
というのも、丁度手元にあったから。
なんとかギリギリ入ったので良しとしていました。
見た目に問題はありませんでしたが、ゆとりのないピッタリとしたゴムは、擦れやすくて傷みが早まったのかもしれません。
ゴムが生地の薄さに対して少し固めだったのも良くなかったのかもしれません。
あと、穴のあいた場所は、ゴムベルト全体ではなく、両脇に集中しています。
脱ぎ着するとき、丁度手を当てる箇所です。
フロントにはゴムが入っていないので、最も負荷がかかりやすい場所です。
フロントにゴムが入っていないデザインはおしゃれですが、もしかしたら傷みやすいデザインなのかもしれません…。
補修して綺麗に
生地が余っていたので、ゴムベルト部分を作りなおすことにしました。
今回は、型紙通りでなく、ゴムの幅にあわせて、ベルト幅を調整しました。
これでゴム幅がぎちぎちによる傷みが防げるはず。
あと、仕様書ではフロント部分とゴムベルト部分が一体化していて、ゴムを入れながら縫う手順でした。
わたし的には難しかったので、フロントとゴムベルトを分けて裁断し、ウエストベルトをパンツ本体に縫い付けた後、ゴムを通す方法に変更しました。
たっぷり着込んだパンツボトムが、ウエストベルトが変わるとすっかり新品顔になりました!
これで2か月後、どのように変化しているか確認してみようと思います。
2か月後は7月末。
暑い時期に重宝するリネンパンツだから、せめて真夏まで持ちこたえて欲しいです。
【余談】昨年のパンツボトムも2か月で劣化がきていた
そういえば、昨年のテーパードパンツも2か月ほどで劣化に気づきました。
関連記事→ミニマリストの少数精鋭なパンツボトムに問題が!濃色は寿命が短い?
着用回数は30回ほどでしょうか。
傷みやすい服はこのくらい着ると、劣化が目立ってくるようです。
昨年のテーパードパンツは濃色だったため、膝の部分が白く退色していました。
現在の黒リネンパンツも若干白くなっています。
濃色パンツの宿命かもしれませんね。
ただ、幸いもう1本あるパンツボトム『ストレッチ入りテーパードパンツ』に、今のところ劣化はみられません。
ネイビーブルーほどの濃い色ですが、退色もありません。
傷みやすいかどうかは、生地によるのかもしれません。
長持ちする服を作りたい
作ったばかりの服にトラブルが起こり、補修の必要に迫られました。
作るって楽しいですが、手間がかかります。
補修も一から作るほどでなくても労力がかかります。
今後の課題はなるべく『長持ちする服』を作りたいなと考えています。
長持ちする服は2通りの意味があります。
生地が丈夫であること。
デザインが廃れないこと。
単に丈夫な生地を選ぶだけなら、デニムやチノなど厚手素材で決まりです。
が、私にはがっしりした素材は似合わないし、重たい服も苦痛。
薄い服は軽くて楽ですが、傷みやすいもの。
自分にとって丁度良い生地を見つけたいです。
今のところ永久欠番はリバティプリントのタナローン生地。
薄くて軽くて、しわも気にならず、丈夫です。
高価なので購入には勇気がいるけど、元とれます!
柄物は難しいと思われがちですが、案外無地より使いやすいです。
デザインは少しずつですが、数多の失敗を繰り返したおかげで「10年先も着たい」と思えるようなパターン(型紙)に出会えつつあります。
流行を意識するのも良いですが、自分の雰囲気や体型にピッタリと寄り添う定番服は安心感があります。
失敗があっても、少しずつは前進しているようです。
経験を積み重ねて活かせる手づくり服は、
私はやっぱり大好きです。