私は手しごと系ミニマリストです。
持たない暮らしを目指しつつ、なるべく自分で作ったモノに囲まれたい思いがあります。





現在持っているパジャマは全て手作り品です。





なかでも特にお気に入りなのがオーガニックトリプルガーゼを使ったパジャマです。





ガーゼなので洗濯を繰り返すほど風合いが良くなり、吸水性に優れ、夏は快適に、冬は暖かく過ごせて通年着られます。





かなり着込んでボロボロになってしまったので手放すことにしました。





私の愛し過ぎたオーガニックトリプルガーゼパジャマについてお伝えします。





お気に入りガーゼパジャマの基本スペック





こちらがたっぷり着込んだガーゼのパジャマです。









ここまでくったくったになると、とてもよく汗を吸いこんでくれます。





使用生地:オーガニック三重ガーゼ/Nu:Hand Works(ヌウハンドワークス)
(一部にオーガニックワッフル/Nu:Hand Works(ヌウハンドワークス)使用)
使用パターン:rickrack パジャマパターン上下 長袖長ズボン





このオーガニック三重ガーゼはもともと別の服をつくるつもりで用意しました。





届いたときあまりにも美しい生地に感激し、
「これで直接肌に触れるモノ___パジャマを仕立てたらどれだけ幸せだろう」と夢想しました。





パジャマ制作の難点は、上下セットなのでたくさん用尺が必要なこと。
例えばrickrackのパターンではシャツ2m、パンツ2mの合計4m必要です。
上質な生地を使えば結構な材料費がかかります。





まだまだ洋裁初心者、しかも難しそうなガーゼ生地を使ってパジャマ作りなど無謀なように思えました。





けれど少しずつ洋裁経験を積んで自信を持ちはじめ、
用尺4m必要と書いているけれど実際は裁断に工夫すれば少ない生地量でもパジャマができることに気づき、挑戦することにしました。
(※用尺は多めに用意した方が安心です)





私のパジャマのこだわりのひとつに、生地端がおり伏せ縫いや袋縫いまたはパイピング処理されていることがあります。
縫い代が当たらず肌あたりがソフトになるからです。





三重ガーゼでおり伏せ縫いは難しかったため、パイピング(片バイアス)で処理することにしました。





やはり本体と同じ三重ガーゼでバイアステープを作り包むことは困難だったため他の生地をさがすことになりました。
手頃な二重ガーゼでさがすか、同じヌウハンドワークスのオーガニックワッフルを使うか迷いました。





迷いは値段だけの問題だったので、大切に使うことを決意し、試してみたかったワッフル生地を購入しました。





ガーゼだと傷みやすい気がしたので、補強しておきたい個所___襟、袖口、背当てなどもワッフルの生地を切り替えて使うことにしました。





三重ガーゼだけではパジャマを作るには足りなかったのですが、別布のワッフルを足すことで間に合わせることができました。





何事もゆとりを持つことが大切だと思いますが、ぎりぎり作れた時の快感って手づくりならではですね。
材料が使いきれるって気持ちの良いものです。





ガーゼパジャマの着心地





触ったとき、はじめて着たときの感動はとても大きかったのですが、ガーゼパジャマの真価は着続けることで実感しました。





真夏は暑いかなと予想していましたが、秋冬に着込んで吸水性が増したからでしょうか、案外快適に過ごせました。
冬も空気を含んでいるのか温かく、通年着られるのです。
少なく持ちたいミニマリスト的にはとてもポイントが高いです。





色はベージュと生成りがありますが、私はナチュラルな素材のベージュ(くすんだベージュ)が苦手なので、生成りにしました。





ここだけの話、若干透けます。
気にならない程度の透け感だし、寝床以外は羽織物を着ることが多いのでわたし的には問題ありません。
ベージュの方が透け防止に良いかもしれません。





あまりにも極上なふわとろなさわり心地なので、すっかりガーゼの虜になりました。





ガーゼは他にも二重ガーゼや四重ガーゼがあります。





ダブルガーゼが一番入手しやすく色柄豊富です。
色柄があれば、3重ガーゼより少し薄くても透け感は気にならなさそうです。





機会があればいろいろ試してみても良いかなと思います。





オーガニックガーゼは特に柔らかいそうです。
確かにこのヌウハンドワークスのオーガニックトリプルガーゼは素晴らしい生地です。





パジャマのアレンジ個所





素敵な生地をより快適にするため、パターン(型紙)をアレンジしています。





  1. 端処理を折り伏せ縫い・袋縫いまたはパイピング
  2. 背当てを追加
  3. パンツのウエストゴム部をフリル付き巾着仕様に




①端処理のこだわりは先に述べました。





②、③は丈夫にするための一工夫です。
手間をかけて手づくりし、贅沢な生地を使っているので、少しでも長持ちしてほしい。
そのため、傷みやすい箇所をあらかじめ補強しています。





②既製品ではよくある背当てが、パターンには記載されていませんでした。





手持ちの既製パジャマから背当ての型紙をとり、足すことにしました。
背当てはあった方が良いです。
着込んでいくとパジャマは背当ての付近(背当てがギリギリない周辺)が薄くなり傷んでしまうことがありました。





何度とパジャマを作り、徐々に背当てのサイズを大きくしていきました。
今では後ろ見頃の背中部分をそのまま使っています。
縫い代がごろつかないように袖下の少し上あたりを一直線にとります。
ずいぶん大きな背当てですが、これでも傷むのはやはり背当ての周辺部分。
これ以上背当てを大きくしても着心地に支障が出るので、これで傷めば寿命と割り切っています。





③今までのパジャマ(既製品含む)で最初に傷むのがパンツゴムの部分でした。
ゴムが緩くなることに加え、伸縮による摩擦から擦り切れてしまいます。





傷んだらゴム部分を切り落として、別布に切り替えようかなんて考えていました。





あるときペチコート代わりに履いていた夏のステテコ(既製品)が、ウエストゴムなのに傷んでいないことに気づきました。





観察してみると、ゴム部分の上がフリル付きの巾着のようになっていました。
一番摩擦のあるゴム部分の上部に余分な布があることで傷みを軽減させているようでした。





手作りばかりしていると、既製品のお世話になる機会がめっきり減ってしまいますが、たまに見るとと勉強になることがたくさんあります。





さっそく取り入れてみると、以前より長持ちするようになりました。
フリル仕様のウエストゴムは可愛いだけでなく実用的です。
おしゃれ着だとウエストがもたつくデメリットがありますが、パジャマや部屋着ならあたりも柔らかくなるのでオススメです。





★番外編★





ゴムの緩み対策はお気に入りのゴムを使うことで解決しました。





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新素材ライクラが良いみたい!





通常のゴムだと緩みやすく、入れ替えることが多々ありました。
このゴムを使ってからは、たくさん着込んで処分するまでゴム替えなしになりました。
とっても長持ちするのでおすすめです。





ボロボロになるまで着込んだ





ではボロボロになったパジャマの全容をおみせします。









背中に継ぎ当てです。
もうだいぶ寿命がきていたのは分かっていた今年の春、生地が弱っていたのでしょう、寝返りを打ったときにビリッと破れました。





この時点で処分しても良かったのですが、なんせお気に入り過ぎるオーガニックトリプルガーゼパジャマ。





だめもとで補修してみて、補修のやり方が正しいか確認するため、しばらく着続けることにしました。





穴が空いたので、一応両面に継ぎ当てしました。









表面は縫い代を包みましたが、裏側は厚みを防ぐため切れっぱなしにしました。
こうしたことも含めて実験です。
色が違ってみえますが補修に使った端切れは、元は同じ生地です。
洗濯を繰り返し、生成りが白になったのです。





肩のところも少し目立って薄くなっていたので、一緒に修理しました。









ちなみに背当てはこんな感じです。









トリプルガーゼ生地の本体にワッフル生地の背当てです。
ワッフル生地に傷みが感じられないので、ワッフルの方が丈夫なのかな。
ワッフルを使用している個所はもともと生地の重なりがあったりして傷みにくいからかもしれません。









襟や袖口も切り替えています。
ワッフル生地がとても気に入ったけれど、型崩れしやすいイメージがあります。
部分使いでなく全体で使うとどうなるか、ですね。
薄手で柔らかいので、ダブルガーゼと同じような感覚で使えると思います。





結局、どのくらい着たの?





記録によるとこのトリプルガーゼのパジャマを作ったのは2014年11月です。





じゃあ2年半着たのかといえばそうではなくて、冬は冬専用のパジャマを着ていたこともあり、お休みしていた期間があります。





だいたいいつも2着で着回しているので、このガーゼパジャマの着用回数はそれでも300回以上、もしかしたら400回程着たかもしれません。





私はパジャマは約1年分の300回着られたら十分と考えてます。
ガーゼ素材は弱いと思っていたのに、こんなにたくさん着られたので大満足です。





補修から分かるように、このガーゼのパジャマにものすごく愛着があります。
手放しがたいのですが、もはやすでに寿命なのです。





先日、洗濯モノをたたんでいるときにさらなる傷みに気づきました。









裏側ですが腕のあたりがこんなに擦り切れています。
この箇所がボロボロになるのを見たのは、くたびれても着続ける私とてはじめてです。





本当に生地全体が弱くなっているため、いつどこが破れてもおかしくない状態です。
次のパジャマも控えてあるので処分する決意をしました。





傷みやすいパンツゴム部はどうなっているかというと、しっかりボロボロになっていました。









でもフリルがあるおかげで上端は擦り切れていません。
通常でしたら、側面より先に上部に穴が空くのでフリルの効果はあったと思います。





着るときに前後が分かりやすいよう、いつもお尻側にはタグを付けています。
これもオススメのアレンジ④です。





愛し過ぎたオーガニックトリプルガーゼのパジャマ。





悔いがないくらい着込みました。





ガーゼのパジャマは最高!





とっても気に入ったので、次も同じトリプルガーゼの生地でパジャマを作りたいです。





ただ現在は、余剰に作ったパジャマが控えているためしばらくは在庫消費期間が続きます。
多分1~2年以内に消化されるので、そのあとのお楽しみになります。





処分するトリプルガーゼパジャマはおなじみのウエスにしました。









気持ちよく使えるウエスになりそうです。





持っているモノを余すことなく使い切る暮らしは理想です。





いつもいつも全てのモノに対して使い切ることは難しいですが、まずはお気に入りのモノだけでも実践していきたい。





パジャマは理想を体現するまたとない機会なのです。
自分らしい生き方が表現できるから、余計に好きなのかもしれません。





なお私の手しごとはもっぱら独学によるもの。
本格的に洋裁をしている方からしたら、びっくりするようなやり方をしているかもしれません。





逆にいえば素人でもこのくらいはできることの証明です。
近頃は懇切丁寧なパターンの解説書が多くて、家庭科の授業で習ったレベルでいろんなものが作れます。





rickrackのパターンは初心者の方にとってもオススメです。
解説書がカラーで分かりやすく、無知で素人の私でも完成させることができました。
通販を利用していますが、生地や材料も一緒に購入できるのでとっても便利です。





思ったよりも難しくないし、手づくりだと同じ金額でより上質な生地を使えるし、自分のサイズに調整もしやすいし楽しいことがいっぱいです。





ぜひ気軽に挑戦してみて下さい。









既製品のオーガニックコットンパジャマだと当然、結構な値段がするよ♪





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おすすめパジャマ工房





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意外かもしれませんが、男性こそパジャマが必要だと思います。
汗をかきやすいからか、スーツなどの着衣のストレスがあるからなのか、敏感肌の人が多い気がします。

せめて寝るときは極上のリラックスを堪能して欲しいです。





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パジャマ工房のパジャマは敏感肌の方への対応をしています。
オーダーメイドにて縫い代が肌に直接当たらないように、外側になるよう作ってくれます。
タグなしや縫い糸をオーガニックコットンに変更などもできるので、敏感肌の方はぜひ検討してみてください。





たっぷり着古したダブルガーゼのパジャマも吸水性良くて気持ちいいけど、麻のシャリ感もたまらなく良いよ♪





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