ポイントカードはやっぱり持たなくて良いな。

モノを減らしていましたが、実はポイントカードを持つようになっていました。
場所をとらない小さなモノでしたが、大きく縛られていたようです。

シンプルに暮らすならやっぱり「ポイントカードは持たないが基本」です。

なぜポイントカードを持ってしまったのか

以前は、私が所有するポイントカードはイオンのワオンカードのみでした。
近所のイオンモールは自宅から少し離れているため、毎日利用するわけではありません。
それでも月に何度か行くことがあり、割引デーではワオンで支払えば5%引きなどサービスが受けられるため持っていました。

新たに持ちはじめたのが、イオンにある手芸屋さん「パンドラハウス」の会員カードです。
手芸が趣味なので、よくお店を利用していました。

シンプルな暮らしを求めていたので、店員さんに勧められても、最初はポイントカードは作りませんでした。

カードを作るきっかけになったのは、昨年の通販トラブルの嵐でした。

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いくら安く入手できても、何かトラブルが起これば時間や労力が奪われます。
精神的にも参ってしまいます。
今、配送業者の負担がよく取り沙汰されていますね。
通販ショップも激務なのではないかと考えられます。
通販事業はめまぐるしく拡大し、人手やシステムが追い付いていないように見受けられます。
その不備を甘んじて受けたくはありません。
通販で買い物するのを控え、もっと実店舗で買うようにしようと考えたのです。

実店舗は通販ほど安く入手できません。
少しでも安く買いたいと考え、ワオンカード利用で5%オフになる日を選んで購入するようにしていました。
制作中に材料を切らしてしまったときは、泣く泣く割引デーを無視して購入することがありました。
割引デーまで待つこともありました。
間が空いてしまうと、商品を入手しても集中力が切れてしまい、作品制作をしばらく放置したりしてしまいました。

そこで、パンドラハウスの会員カードに目を付けました。
このカードはポイントをためれば、いつでも割引きが受けられます。
通販で購入していた分を、実店舗で買うようになればポイントがたくさんたまります。
ポイントデーを利用すると、さらに簡単にポイントがたまることも知りました。

何度も「作りませんか」と声をかけられているうちに、つい「お願いします」と言ってしまいました。
モノがかなり少なくなっていたし、カード1枚くらい増えたってどうということはないと考えました。
ポイントカードを駆使してやろうくらいに考えていました。

ポイントカードのシステムが難しすぎる…

「パンドラハウス・メイトカード」はお買い上げ500円毎に1個スタンプがもらえ、20個たまると5%割引パスポートと交換できるシステムです。
割引パスポートは1年間有効です。
1年間でスタンプが20個たまれば、また5%割引パスポートがもらえます。
20個スタンプがたまらなければ、割引なしの最初の会員カードからやり直しです。
もっとたくさんポイントをためると7%の割引パスポートがもらえます。

買い物を続けて、5%割引パスポートを手に入れたのが昨年の9月末でした。

5%割引が受けられるとは言っても、制約がありました。
まず、毎月あるイオンカード提示で5%割引と併用ができません。

それでも、いつでもお安く変える利点が有難いと思っていました。

スタンプを2倍、3倍と押してくれるサービスデーはだいたいイオンの割引デーと重なります。
私はポイントサービスデーを駆使して優待カードを手に入れました。
1年間は割引を受けられますが、いつでも適当に買っていては、来年も優待を受けられそうにありません。
つまり、優待割引を手に入れようとも、手に入れなくても、イオンの割引デーを選んで買うようになるのです。

もちろん割引パスポートを持っていることで、割引デー以外の日に安く買えるメリットはあります。
ごく稀に割引デーに、割引パスポートを持っている人の値引き率が上がることもあります。

ですが、そもそもポイントをためるのも一苦労な私にとって、割引されたところでその額はかなり低いものです。
持つほどの恩恵は受けられないのです。
ポイントカードを持つことに疑念が芽生えました。

ポイントカードを手放す決定打は先日起こりました。

ひとつは、欲しいミシン糸の色番がお店に売っていなかったこと。
私はミシン糸の見本帳を持っているので、自宅で相応しい色を決めてから買いに行きました。
売れ筋ではないからでしょうか、置いてなかったのです。
少し複雑な色味でこの色しか合わないと考えていたので、他の色で妥協することはできません。
ポイントカードがあったのでイオンに向かいましたが、結局近所の手芸屋さんで買うことになりました。
小さいながらも、きちんと揃えてありました。
必要な品が手に入らないかもしれない確率が高ければ、ポイントカードを利用する機会がそもそもありません。

次に、作ったカーゴパンツのポケットのボタンを買い求めました。
300円くらいの会計ですが、意気揚々と割引パスポートを提示すると
「ボタンは割引対象外です」
と言われました。
えぇ!対象外なんてあるの?
セール品なら分かりますが、常時売っている品物が割引を受けられないなんて。
他にも対象外アイテムがあるのでしょうか…。

丁度、カードを発行してから半年が経過しました。
割引パスポートを使った機会は一度もありませんでした。
たまたま購入機会がなかったこともありますが、これだけ利用機会が少なければ、わずかな額の割引を受けるために、わざわざ持つことはありませんね。

割引カードの有効期限まであと半年ありますが、財布のカード入れをすっきりさせたいので、もう手放すことにしました。

お得よりも大切にしたいこと

モノを減らしていたのに、不要なモノを足していました。
隙間を埋めたくなるくせがまだ残っていたのかもしれません。

今回、パンドラハウスの会員カードのみを手放しましたが、ワオンカードもいらないような気がしてきました。
まず、モノを減らしているため、そもそもモノを買う機会がかなり減ってきているのです。
5%の割引が受けられるときは嬉しいのですが、せいぜい年に数回、数百円程度です。
それにチャージの手間があります。
追い追い見直しを考えようと思います。

ポイントカードはお得だと思っていましたが、お得に目を付けると、買い物が不自由になってしまいます。
今回の手芸だと、やはり必要なときに必要な分だけ買えば良かったのです。
安く買おうと考えると、複雑になります。
今買って作品を仕上げたいけど、明後日買った方が安く買えるとか、
必要な分はこれだけだけど、ポイントをためるためにあと○○円買い足そう…など。
ややこしくて、やる気をそがれます。

大切なのは「今」に注目し、「行動」し続けること。
それを妨げる要素はお得でも何でもないのです。
「今」に集中し「行動」し続けることが、最も無駄がなく、お得なことなのだと最近特に感じています。

 

今回、ポイントカードを通しておもしろいことがわかりました。

売れ筋の商品を楽しく、売れるように配置しているパンドラハウス。
見ても楽しくない地味ながら、必要なモノがきちんと置いてある小さな町の手芸屋さん。
行き来する二つの手芸屋さんの違いがはっきりと理解できました。
新商品や流行をパンドラハウスでキャッチしながら、必要な商品の買い付けを小さな町の手芸屋さんに託す、こんな風に使い分けると良いなと思いました。

特に小さな町の手芸屋さんの良さに気づけて良かったです。
おしゃれな雰囲気が全然なく、いつも閑古鳥が鳴いているようなお店ですが、欲しいミシン糸がちゃんと売られていて、実力を知りました。
私が子どものときからずっとあって、他の手芸屋さんが次々と閉店していく不況の中でも残ったお店です。
これからもずっと続いてほしいなと思いました。

安く買えることよりも、どこでお金を使うのかに注力したい___。
その方が、より豊かに、自由に、楽に生きていける気がします。