この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
配送業者各社、配送料を値上げしています。
今までが、安過ぎたんですね。
「正当な対価の支払い」のためには仕方がないです。
宅配サービスの需要は高まっているので、値上げは一時的なものでなく、これからも値上がる可能性があるでしょう。
消費者として賢い買い方をする必要があります。
通販業界全盛期。
一度味わった便利は、なかなか手放せません。
私なりの、ストレスフリーな買い物の向き合い方をまとめてみました。
変化した私の通販利用
送料の値上がりに伴い、
通販ショップでは、送料無料サービスが受けられにくくなりました。
「お買い上げ金額5000円以上は送料無料」だったのが
「7000円以上」になっていたり。
うっかりいつもと同じ感覚で買い物をしていると、高くついてしまうことがあります。
慣れるまでしばらくは、配送料の確認が必須です。
モノ・サービスの値上がりに嘆いてばかりではいられません。
賢く買えば、値上げの負担を感じずにすみます。
場合によっては以前より「節約」できる可能性だってあります。
基本はやっぱりまとめ買い
送料にお金をかけないためには
- 買い物の回数を減らす
- 送料無料サービスを利用する
ことに尽きます。
買い物の回数を減らす
以前はこまめに買っていました。
今は「1ヶ月に1回」など期間と回数を決めています。
うっかり買い忘れを防ぐためには、
洗剤は○日で切れる、
タオルは1年で買い替え___など、
いつも使う商品の購入頻度を把握していることが大切ですね。
あれもこれもと管理するのは大変なので、買う品目を減らすと楽になります。
私がナチュラルクリーニングに興味をもったきっかけでもあります。
台所専用、トイレ専用、お風呂場専用___など、
たくさんの種類を持たずに、重曹・クエン酸・消毒アルコールなどで済みますから。
送料無料サービスを利用する
お店が用意してくれている「送料無料サービス」は、利用できる限り、利用します。
とはいえ、無駄な買い物は厳禁です。
ときに「送料を支払う」ことを受け入れるくらい、家に無駄なモノを入れないように心がけます。
有難いことに、通販ショップではよく、購入金額に応じて割引クーポンが使えたりします。
例えば5,000円以上で使える10%オフクーポン、
10,000円以上で使える15%オフクーポンのように。
まとめ買いによる恩恵ですね。
「買い忘れ」も考慮して
まとめ買いは、「買い忘れ」があったときの対応に悩みます。
急に必要になることもありますよね。
- 足りない商品だけ注文→送料が余計にかかる
- 次の買い物機会まで待つ→モノがない期間は不便
- 次の買い物を前倒して一緒に購入→予算が乱れる
いくらまとめて買った方がお得とはいえ、適度な量に抑えていた方が良さそうです。
私の場合は、送料無料サービスや割引クーポンをぎりぎり受けられるような金額で購入することが多いです。
ストックを受け入れる
「まとめ買い」によって、ストックを持つようになります。
今までは本当に切らしそうな時に買っていました。
これからは、少し余裕を見て用意するのが良さそうです。
片づけでは、無駄にストックを持たないことが提唱されています。
ストックは不要。
なぜなら、切れたらすぐ近所のコンビニやスーパーで手に入るから。
今の通販の配達スピードであれば、外に出向かなくても、困ることはありません。
まして、送料は安く、無料サービスもある___。
とてもミニマルにコンパクトに暮らすことが可能でした。
時代は少し変わりました。
そこまで普段の暮らしに「早さ」は必要ありません。
まして過酷な労働環境で人を消耗させてまで求めるものではありません。
少し「余裕」を持ち、「早さ」を求めなければ、
「優しさ」になります。
災害時の備蓄にもなりますしね。
ストックを持つことを受け入れ、
ミニマルな持ち物に「余剰」を込みました。
もちろん、過剰なストックは厳禁です。
利用する店舗を限定する
以前、ミニマリストの観点から、モノの断捨離だけでなく、
利用するショップも限定しようと考えていました。
まとめ買いを考えると、必然と「利用するお店を限定する」ことになりました。
たくさんの品を、たくさんのお店から買うことはありませんからね。
もちろん、他のお店を利用することはあります。
ときに冒険したり、必要に迫られることもあるでしょう。
たまになら、いいです。
いつも買う「定番アイテム」は、
「あそこの方が、○十円安いから」と、はしごしたりせずに、
利用するお店を決めてしまった方が楽です。
実店舗ではそんなことはあまりないのですが、
通販だとついつい価格リサーチをしてしまいます…。
大型商品ならともかく、日用品など一般的に普及されている商品にそこまで大きな価格差はありません。
- 買いたい商品が揃っている
- 自分の必要な商品が概ね安い
- 送料無料サービスの設定価格が低い
- ポイントが高倍率
- 決済システムが都合がいい
- 梱包が丁寧
- 店の雰囲気が良い
など、自分のお気に入りを決めます。
まとめ買いで「大きく買うこと」は増えても、
チェックするお店が少なければ、情報の断捨離・手間の断捨離になります。
ミニマルな買い方と言えるのではないでしょうか。
地元スーパーの宅配サービスを利用する
送料をかけない一番良い方法は、地元で買い物をすることです。
私も、一時は通販ばかりでしたが、近所で買い物をする機会が増えました。
雑貨でも本でも、同じものが入手できるなら、近くで買います。
いざという時に頼りになるのは、通販ではなく、
歩いていける近場のお店です。
うっかりストックを切らしたときも、近所の店に慣れていれば、
「あそこで買おう」「アレで代用しよう」など、
慌てずに済みます。
とはいっても、外になかなか買いに行けない人もいますよね。
宅配サービスをどうしても利用したいという場合があります。
実は楽天やアマゾン、またはイオンやイトーヨーカドーなどの大手スーパーのネットショッピング以外で、
地元のスーパーが宅配サービスを行っていたりします。
わが家も、地域密着型スーパーの宅配サービスを利用しています。
嬉しいのは配送料が安い、または送料無料サービスの金額が安いことです。
近所ですからね!
デメリットは、配送時間が限られていること。
例えば14時~16時に指定したくても、予定がいっぱいだと受けつけてくれません。
他の時間帯を指定するしかありません。
配達するのは配送業者でなく、お店の人。
人員が限られているので、仕方がないですよね。
なかなか人気で、特にお年寄りの人から支持されています。
通販の、どこか遠くで知らないお店から買うよりも、
通い慣れているお店から買う方が安心ですものね。
これからは、ますます地域密着型サービスの需要が増えてくるだろうと推測します。
近くのお店で、宅配サービスを行っていないか、ぜひ確認してみてください。
送料が高くなったのに、節約できてる?
送料の節約を考えていますが、同時に最近は送料を気にしないようにしています。
送料を支払ってもいいと考えています。
というのは、やっぱり
「お金を使う」=「誰かの給料になる」
からです。
気持ちよく支払いたいものです。
節約魂が強く、「支払うことを受け入れる」のに、かなり意識改革が必要でした。
今は抵抗なく支払えるようになりつつあります。
もちろん、受けられるサービス(送料無料・クーポンなど)は有難く頂戴しますが。
また、今までは「配送料サービス」を受けるため、
予定していなかったものを買うことが多かったです。
断捨離をして、たくさん不要なモノを手放して、
「買わなくてよかったもの」の多さに愕然としました。
送料<無駄な買い物
無駄なモノを買わない方が、ずっと節約になります。
断捨離をすればお金が貯まるは真実です。
送料を支払っても、「必要なモノ」だけを買うことに集中する方がずっとお得なのです。
送料が高いと、「本当に欲しいか?」と、問いかけるきっかけになります。
「欲しい」ならGOサイン。
買って損なし。
大切にすることでしょう。
躊躇があれば、買い物を辞めます。
迷ったら買わない。
お金を使わずに済みます。
送料が高くなっても、むしろ高くなったからこそ、
節約できるようになったかもしれません。
そして、より素敵な品に囲まれるようになりました。
【余談】買わない暮らしをしていた本当の理由
わたしは2017年は「買わない暮らし」を心がけていました。
おかげで「すぐ買うクセ」がなくなり、「今あるモノ」を活かす知恵が身に付きました。
断捨離で山のように捨てたモノに、せめてもの罪滅ぼしができたように思います。
もちろん、節約にもなりました。
モノを買わなければ、送料もかかりません。
「買わない暮らし」はおすすめです。
…
なんて極論ですね。
実はわたしが「買わない暮らし」に取り組んだ一番の理由がここにあります。
買わないことで問題を回避するためでした。
その前年2016年。
何の因果か、通販トラブルにさいなまされました。
関連記事↓
トラブルの中には配送トラブルもあります。
また、メルカリを利用(主に販売)しているのですが、
起こったトラブルがすべて配送トラブルでした。
通販業界の急激な発展、物流業界の混乱を、
報道で問題視される以前に、じかに感じ取っていました。
問題が起これば、金銭的損失だけでなく、時間の浪費、精神が消耗します。
業界は悲鳴を上げていて、トラブルは起こって当然と捉えるほうが適切です。
通販は決して「安く」「時短になって」「楽」というわけではなくなっていました。
しばらく距離を置いた方が安全だと考え、「買わない暮らし」を実践するに至りました。
今は「買わない暮らし」を辞めています。
といっても、無駄なモノは買っていませんが。
送料が安いときは買い控え、
送料が値上げしてから買うようになる___。
送料の値上げで買い控えている人もいるだろうに、わたしは真逆ですね。
やはり安心・安全って有難いです。
適正価格って大切です。
送料の値上げは必ずしも消費者に不利に働いておらず、
より快適な生活の向上につながっていると信じています。
値上がりしても、暮らしの質は保てる!
送料が値上がりし、送料を支払うことが増えたのに、以前よりお金が残っています。
モノの値段が上がっても、知恵で暮らしの質は保たれるようです。
むしろ「お金をかけずに、より贅沢に」なっているかもしれません。
値上げは、本当に必要なモノは何なのか?を考える良い機会です。
限られた予算で、より豊かになれる方法はたくさんあります。
お金をかけなくても、
物をたくさん持たなくても、
「かけがえのない幸せ」は手に入ります。
決して、送料の値上げで失われるものではありません。
賢い消費者になりましょう。