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私の靴は3足です。
少ない数なので、「長靴」「サンダル」「ブーツ」がありません。
あれば確かに便利なアイテムですが、なくても問題なく過ごせます。
私の持たない理由について、お伝えします。
サンダルはいらない
夏といえばサンダル!___世間ではそうなってますね。
私は過去にサンダルを数回購入しましたが(子ども時代除く)、どれも上手く履きこなせませんでした。
夏の必需品だと思って購入したのに、結局使わなかったのです。
理由は以下の通り。
- 紫外線が気になる
- 素足に靴が抵抗ある
- 履くのに手間がかかる
紫外線が気になる
今はだいぶ落ち着いたのですが、以前の私は紫外線恐怖症なくらいに徹底的に紫外線対策を施していました。
そんな私にとってサンダルは、日焼けするモノでしかありません。
日焼け止めを塗る手間をかけ、
それでも焼けたりします。
足の甲は紫外線が当たりやすいからでしょう。
昔から紫外線対策は物理防御が最強だと思っています。
日焼け止めを塗った素肌をさらすより、隠す方が効果的です。
日焼けするのを気にして、スニーカーやカジュアルシューズばかり履いていました。
素足に靴が抵抗ある
サンダルを買い始めた頃、基本は靴にソックスだったので、素足で靴を履くことに抵抗を感じました。
たくさん汗をかくし、来シーズンに持ちこしたくない気がしました。
1シーズンで使い切りにするほど、履く機会はなく、理想の持ち方をするにはもったいなく感じました。
履くのに手間がかかる
サンダルは歩きにくいモノが多いので、ストラップ付きを選んでいました。
足が固定されて歩きやすくはなりましたが、脱ぎ履きしにくいことに気づきました。
汗をかいているので、留め具などが外しにくく、
素足で履いているので、人さまの家に上がるときは靴下を履く必要があります。
サンダルは開放的なたたずまいの割に手間がかかるのです。
パンプス+ストッキングの方が通年使え、活用度が高いです。
夏のサンダルとの向き合い方
夏のサンダルはおしゃれです。
ですがそのおしゃれを優先するほど、私にとってメリットがないことに気づきました。
サンダルを持たないことに決めました。
私が夏にサンダルを買うときは、海などリゾート地で履くビーチサンダルくらいでしょうか。
夏に海へ行く機会は、「紫外線が気になるから」行くことはほとんどありません。
機会があればその場限りのアイテムとして購入、帰宅後またはシーズンオフした後、処分します。
現地で購入すれば、思い出にもなりますね。
サンダルは定番アイテムではなく、必要に応じて入手→処分という変則的な持ち方が私に合っているようです。
ブーツはいらない
サンダルに比べ、ブーツは好きでした。
防寒にもなるし、足をきちんと覆うので、歩きやすくもなります。
シーズン中たくさん履いていましたが、やはり手放しました。
- 収納がかさばる
- ブーツが必要なほど寒くはない
- 着脱に手間がかかる
収納がかさばる
ブーツを持つのは当然で、最高にお気に入りのブーツを買おう___なんて考えていたマキシマリスト時代。
「お気に入り」に出会うまでの「ほどほどのブーツ」を履いていたとき、気づきました。
ロングブーツを収納する場所がない、と。
私は、玄関が整っていないと気が済まない方で、
靴は基本的に、下駄箱にすべておさめたいのです。
たたきに置いてあるのは、ゴミ捨てに行ったりするとき用のサンダル(母所有)か、
一日履いて湿気を乾かすためにおいている靴か、にしておきていです。
ロングブーツは、わが家の下駄箱の構造上、収納することができません。
シーズン中、玄関に置きっぱなしになるのです。
他の靴だって履くというのに!
最初はブーツが必要だと思っていたので、「仕方ない」と諦めていました。
シーズン後、下駄箱以外の場所に、箱に入れて収納するのですが、これも場所のとること!
通常の靴3足分は場所を使います。
ブーツを複数持つことは無理だと気づきました。
徐々にミニマリズムが身について、ブーツがどんどん短くなりました。
収納に合わせてモノを持つのが、お片付けの基本。
ブーツ所有はわが家には「too much」です。
寒冷地でなければブーツは必要ない
私は関西の比較的温暖な場所に住んでいます。
ブーツを愛用していたときは、暖かさが有難かったです。
「冬は寒い」「ブーツは暖かい」「冬にブーツは必要」と考えていました。
収納の都合で、ロングブーツがショートブーツに、
ショートブーツが通年履けるスニーカーやカジュアルシューズ+暖かい靴下に変わりました。
「ブーツがなくても過ごせないほど寒くはない」ことに気づいたのです。
日本でブーツが必要なのは、寒冷地くらいではないでしょうか。
防寒に必要なブーツは、温暖な場所に販売されているブーツとは違います。
底が厚かったり、内側のボアで暖かみが違います。
防寒面で心許ない一般的なブーツは
「おしゃれ」のためで、
「ブーツでなくても過ごせる温暖な場所で、少しばかりの防寒対策」のためにあるのです。
そういえば、最近ブーツを履いてる人をあまり見かけなくなったような気がします。
ダウンジャケットも一時ほどたくさんは見かけません。
ヒートテックなど、薄くて暖かいインナーが発達したおかげか、露骨な防寒着を着なくても良くなったんでしょうね。
着脱に時間のかかる靴は好かないみたい
ブーツも脱ぎ履きに時間がかかります。
サンダル同様、私は着脱に時間のかかる靴は好かないようです。
多分、玄関が狭いからではないかと推測しています。
家族などと一緒に出かけるとき、ひとりがもたつくと、後の人が遅れます。
すぐに履いて出られる靴が、私の暮らしに合っているようです。
寒冷地で暮らすときはブーツを所有
今の場所では、ブーツは必要ありません。
トコロ変われば、必要になるときがあるかもしれません。
そのときは、もちろんブーツのある暮らしを楽しみます。
あらかじめ少なく持っていれば、数が増えても管理できる余裕があります。
長靴は持っていない
雨の日に長時間歩く生活をしていないので、長靴は持っていません。
長靴を所有した方がいいかな?と気がかりなのは災害時です。
昨今異常気象が取り沙汰されていますよね。
私の近辺では昨年、豪雨によりマンションの駐車場が浸水しました。
駐車場の場所は水はけが悪く、10年前も一度浸水したことがあるようです。
真夜中の大雨だったため、誰も気づかず車を避難させることができませんでした。
朝になって水はひいていましたが、車が動かず大慌て!
レッカー車が何台も何回もきていました。
大半の車は廃車になってしまったようです。
普段必要がない長靴ですが、水害が身近にあったこともあり、
防災グッズとして用意していた方がいいかなと思いました。
ただ、本当に水かさが増しているときは、長靴は靴に水が入って危険らしいです。
その場合は、濡れる覚悟で普通のスニーカーを履くのが安全です。
使わないけれど、あった方が良い___判断に悩みますね。
幼稚園や保育園の送り迎えなどぬかるみを歩く機会が多い人は、持っていた方が便利ですね。
今は母が長靴を持っていて、シェアできるので(と言っても1年に1回履くか履かないか)、持たないでいます。
より軽やかに生きていくために
「使える」と思うと、なかなかモノは手放しにくくなります。
サンダルも、ブーツも、長靴も「使えるモノ」です。
けれど、多くの局面で代替え可能です。
代わりのない、本当に「必要なモノ」は、減らすことで気づくことができます。
「必要なモノ」を持っていること、
「必要なモノ」が何か分かっていること。
軽やかに生きられる条件ではないでしょうか。
少なく持てば、必要な知恵が与えられるように思います。