ダウンジャケットは持たない!ダウンジャケットは本当に必要?

本格的に寒くなってきました。
街を歩けばダウンジャケット・ダウンコートを着た人をよく見かけます。
みんなが持っていて当たり前のような人気アイテムです。

私はダウンジャケットを持っていません。
現在の暮らしに必要がないからです。

ダウンジャケットを持たない理由についてお伝えします。
なお、私は関西の比較的温暖な地域に住んでいます。

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ダウンジャケットが欲しいときもあった

今より10年くらい前にダウンジャケット・ダウンコートの大流行を体感しました。
お店に並ぶコートはダウン、ダウン、ダウンばかりでした。

当時、アルバイト先で
「ダウンジャケットが欲しい」
と雑談していました。
すると妙齢のパートのおばさんが、
「あれは一時的な流行じゃないかしら。街で着るには暑すぎるわ」
と言いました。

20歳過ぎたくらいで、ようやく自分の服を自分で買いはじめたばかりの私にとって、流行の流れなんてつかめるはずもありません。
いつも小奇麗にされているそのおばさんの言葉が引っ掛かりました。

とはいっても、ダウンジャケットは欲しかった。

以前にとても寒い冬を経験したこと、当時マキシマリストで何でも欲しかったこと、冷えによる体調不良を防ぎたかったことから、ダウンジャケットを欲しがらない訳がありません。

いろいろと商品を見て回りましたが、結局購入には至りませんでした。
なぜなのでしょう。

ダウンジャケットを買わなかった理由

大きく3つの理由が考えられます。

  • どれもデザインが似ていたから
  • 比較的、暖冬が続いていたから
  • ダウンジャケットの欠点に気づいたから

順にみていきます。

どれもデザインが似ていたから

どこのお店もダウンジャケットで溢れかえっていました。
そしてどれも同じに見えました。

ファッション誌を読みはじめたとき、
「シルエットが綺麗」「バランスが大事」などと書かれていて、意味が分かりませんでした。
分からないまま服を買い続け、捨て続け、ようやくなんとなく理解できるようになりました。

人の印象は、ほぼ「シルエット」と「色」で決まります。

服を選ぶとき、装飾などのディテールや素材に気を取られがちですが、重要ではありません。
「シルエット」と「色」がスタイリングの土台であり重要なのです。

例えば___
女性らしさを演出したくて花柄を選んでも、だぼっとした服であれば、ナチュラルでカジュアルなイメージになります。
一方、無地でシンプルなデザインでも、コンパクトなカーディガンにフレアスカートを合わせれば王道のレディスタイルの完成___のように。

そして服のシルエットはボディ(自分の体)にどのくらいのゆとりを持たせるかで決まります。
ダウンジャケットのような厚手素材は、「着やすいように適度なゆとりを持たせ」つつ、「動きの妨げにならないようにゆとりを持たせすぎない」と、デザインの方向が決まってきます。

だから、店頭に並んでいるダウンジャケットはあんなにも似てくるのです。

あとは色とディテールの違いくらいです。

残念ながら色にも流行があるため、同じシーズンであれば、店が違っていても色のラインナップはほとんど同じだったりします。

ディテールは先に述べたとおり、他人に与える印象に影響を及ぼさないため、結局どこのダウンジャケットも同じように見えるのです。

どこも同じ商品であれば、購買意欲が掻き立てられません。
「今買わなきゃ」「ここで買わなきゃ」という気持ちが鈍かったため、買いそびれたのだと思います。

比較的、暖冬が続いていたから

ダウンジャケットは相当暖かいそうですね。
私も何度か試着してみました。
「暖かい空気を含むことで防寒になる」のだから、ふわっとした見た目からしてどれほど暖かいのかがわかります。

「ユニクロのダウンジャケットって本当に暖かいの?」
「最強の暖かいダウンジャケットはどれ?」
など、よく話題になっていますね。

しかし、そもそもそこまで「暖かさ」が必要でしょうか?

私の住む土地は滅多と雪が積もりませんが、それでも子どものときの方が多く雪が降っていました。
それなのに昔はダウンジャケットを着ている人はほとんどいませんでした。
大人はウールのコートを着ていました。
子どもはポリエステルの中綿が薄く入ったくらいのジャンパーを着ていました。
中には真冬でも半袖・半ズボンの子がいたり…。
今のようなモコモコ暖かそうな上着はスキーに行く人くらいしか見かけたことがありません。

年々暖冬になっている印象を受けながらも、ものすごい寒波の冬がありました。
手持ちの防寒具では不足を覚えました。
その経験からダウンジャケットをさがしましたが、今までずっと買わずにすんでいます。

本当に必要であれば購入していたでしょう。
大寒波から10年以上、必要としなかったのです。

ダウンジャケットの欠点に気づいたから

ダウンジャケットを欲しい気持ちを抱えつつ、何シーズンも過ぎていきました。
その間、家族のダウンジャケットの管理を見ていて、思わぬ欠点を見つけました。

  • かさばって収納が大変
  • クリーニング代が高い

季節外の服を収納するクローゼットは家族共有でしたので、家族のダウンジャケットでパンパンになって溢れかえっていました。
私がもしダウンジャケットを購入しても、収納できるスペースはありません。

我が家では衣類を圧縮して保管する習慣がありませんでした。
圧縮する方法を知ったとき、収納がすっきりするかもと心躍りましたが、結局実行しませんでした。
よかったと思います。
圧縮なんてしたら、際限なく服が増えていたでしょうから。
本能的に気付いていたのかもしれません。

我が家が利用するクリーニング店では、ダウンジャケットは1点3,000円くらいかかります。
割引やサービスデーを利用してですよ。
下手をすれば安いアウターが買えるくらいの値段です。

ダウンジャケットは一昔前に比べて、気軽に購入できる値段になりましたが、管理にとてもお金がかかります。
まるで負債のようです。

私の家族はダウンをとても気に入っていましたが、メンテナンスにお金がかかることから、着用頻度の少ないダウンは手放しました。
今はダウンジャケットは一人一着のみ所有しフル活用しています。

クローゼットもすっきりしました。

本当にダウンジャケットが必要か問いかける

「ダウンジャケットは暖かい」
ただ、多くの人にとってその「暖かさ」は「too much」だと思います。

ダウンジャケットが必要な人について考えてみました。

  1. 寒冷地に住んでいる人
  2. アウトドア・レジャーを楽しむ人
  3. 病気の人または防寒に配慮が必要な人
  4. ご年配の人
  5. 子育て中の人

1,2は必須品のため。
3,4は体力的な問題のためです。
5は子どもさん関連で、寒空の下立ちっぱなしの機会が多いためです。出来うる限り、風邪をひかないよう対策を取りたいためもあります。

そのほか、一日中外にいる人もアウトドア同様ダウンジャケットが必要でしょう。

ダウンは冷え対策にならない

なぜここまでダウンジャケットを持たないことを推奨するかというと、その方が丈夫な身体でいられるからです。

私もそうでしたが、冷え対策に暖かい服を求めても、やがて暖かみを感じにくくなり、さらに暖かいものを求めるようになります。
終わりがなく、どんどん体を甘やかしてしまいます。

大して寒くもない時期に一番暖かいダウンジャケットを着ている人は、より寒くなったときどう過ごすのでしょう。
寒さに太刀打ちできず、体調を崩してしまうかもしれません。

必要以上に暖かくすることは「冷えない」というリスクを回避しているようで、人間の身体に備わっている恒温機能を弱らせてしまい長期的にはハイリスクなのです。

ダウンジャケットを頼るのは緊急避難にとっておきましょう。
「どうしても風邪をひきたくないとき」
「体調が優れないとき」
「いつもより寒い場所へ行くとき」
本当に必要な時に、有難く利用する方が賢明です。

私がダウンジャケットを買うときは…

私がもしダウンジャケットを購入するときは、きっとアウトドア・レジャー目的のみでしょう。

そのときは、よく吟味して選ぶつもりです。
ディテールや素材は重要でないと述べましたが、せっかく購入するのであれば「神は細部に宿る」と言いますから、細かいところまで気を配りたいですね。

もし再び強烈な寒波がきたらどうするのか。
多分、それでも買わないと思います。
歳を重ねた分、知恵も付いてきたので、あるもので十分やり過ごせると思います。

ダウンジャケットは持たないけれど…

分厚いダウンジャケットは必要ないけれど、ユニクロのウルトラライトダウンコンパクトジャケットは欲しいなと考えています。

ウルトラライトダウンコンパクトは厚手のダウンジャケットの難点をすべて克服するのです。

まず薄いので暖か過ぎないところ。
コンパクトにたためますし、手洗いができます。
デザインは画一的ですが、インナーとして活用することを考えれば、とても着こなしやすいです。

はじめて売りに出されたとき、「私が必要なものはこれだ!」と、ビビビっときたのに買わず、
何度も旅行や出先で「コンパクトジャケットがあればなぁ」と思ったのに買わず、
家族が愛用しているのを横目で見つつ、「買った時の活用方法」を明確に思い描きながらも買わないで暮らしてきました。

今シーズンはさすがに出遅れたので買うことはありませんが、欲しいものリストに入っています。

冬服はメンテナンスに手間とコストがかかること、収納がかさばることから、なるべく数を増やしたくありません。

簡単に買ったりせず、よく考えるようにしています。

持つべきものの意図を明確に

若かりし私に、ダウンジャケットに難色を示し
「あれは一時的な流行じゃないかしら。街で着るには暑すぎるわ」
と言ったパートのおばさん。
さすがに年の功で的を射たアドバイスだったなと思っています。

ダウンジャケットは一時の流行で終わりませんでしたが、言っていることの本質は「流行だから着られるのであって、持つべきアイテムじゃない」だったように思います。

流行の服は、後年になっておかしな服だと揶揄されようとも、流行当時は素敵に見えるものです。
バブル時代の肩パッド然り、
ロココ時代の高く盛り過ぎたヘアスタイル然りです。(←なんと頭の上に船の模型まで乗せていたんですよ!)

つまりダウンジャケットは「おしゃれでなく」、街で着るには不要の暖かさで「実用的でない」のでしょう。

ダウンジャケットを持つことがダメなのではありません。

「とにかく寒がりだから、徹底的に防寒したい!おしゃれは捨てる!」
「カジュアルさが好き。管理に手間がかかろうとも構わない!」
___のように、明確な意図があれば持っていれば良いのです。

今の時代の多くの家庭が抱える、「モノ余りでお金がない」状態は不条理です。
「便利」や「みんなが持っている」からなんとなく持っていれば、持ちものは増え、浪費するばかりです。
何より自分の理想の暮らしと向き合えません。

ダウンジャケットはかさばり、メンテナンスに手間とコストがかかります。
不要であれば、真っ先に断捨離対象にしていいものです。

今一度、「なぜ持っているのか」を明確にしてみましょう。

必要だと思い込んでいたけれど、なくても良かったことは多々あります。

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