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少ない服で暮らすには、すべての服が活用され、自分らしい装いができる1軍アイテムを持つことが大切です。
今回は私なりの少ない服で暮らすアイテムの選び方についてまとめてみました。
基本は三種類の服があればいい
様々なファッション関連の本を読みましたが、かなり影響を受けたのが大草直子さんの本です。
今まで洋服とはセンスや感覚によるものだと考えていましたが、理論派スタイリストと書かれている通り、装うとは考え積み重ねていくものだと教えられました。
着る服がないと悩まないために
- きちんとした服
- カジュアルな服
- ニューカマー(流行の服)
の三種類の服を、TPOに応じてバランスよく持つことが大事と書かれています。
当たり前のことかもしれませんが、思いつくまま服を買っていれば、案外バランスの悪い持ち方をしているのではないでしょうか。
私がそうでした。似たようなカジュアルな服ばかりを持っていました。
たまにある改まった場で着る服がなく、いつも慌てていました。
いくら持ち数が少なくても、これではシンプルライフとは言えません。
少ない服に役割を与える
少ない服で自在にシチュエーションに対応したいので、例えばトップス3枚でしたら、それぞれに決まった役割を担ってもらいます。私の2016年夏服であてはめてみます。
- きちんとした服 →白いブラウス。
- カジュアルな服 →リネンの長袖シャツ
- ニューカマー →ゆったりシルエットのTシャツ
ニューカマーは流行の服でもいいですが、新たに取り入れたい色や形、マンネリを防ぐためのもの、着ると一瞬で華やぐものと私は捉えています。
このような仕分けをボトムスでもしてみると
- きちんとした服 →黒のテロテーパードパンツ
- カジュアルな服 →リネンのロングパンツ
- ニューカマー →スキニーパンツ
となります。
ここで書き出したカジュアルな装い、又はきちんとした装いが、トップスとボトムスでちぐはぐにならず、完成されたスタイルになっていることが大事です。
- きちんとした装い →白いブラウス×黒のテロテーパードパンツ
- カジュアルな装い →リネンの長袖シャツ×リネンのロングパンツ
これが自分の定番服になります。
よほどのフォーマルシーン以外はこれにニューカマーを足した3種類の服で対応できます。
私の場合、きちんとと言っても、デイリーに着られる服ですので、カジュアルな服と混ぜて着回したりしますが、本来はアイテムの行き来をせずにセットで着る方がいいようです。
ニューカマーは特殊で、ニューカマー同士、またはきちんとした服・カジュアルな服のどちらか、またはどちらとも組み合わせて着ることになります。
華やぎを与えることが目的なので、なんにでも合わせられる無難な服ではなく、着たいシチュエーションを考えて選ぶことが大切です。
私の場合ですと、普段はカジュアルな服で過ごしています。
選んだカジュアルな服はリラックスできて機能的です。
シーンによってはもう少しかわいいカジュアル、きれいめなカジュアルが欲しくてニューカマーのアイテムを選びました。
人によってはそもそもニューカマーのカテゴリが必要のない人もいるかもしれませんね。
アイテム数を足しても、ベースとなる定番服がしっかりと整っていれば混乱したクローゼットにはなりにくいです。
手持ち服の見直し
羽織りものや小物なども、なぜ持っているのか目的を明確にしてみると、重複しているものや足りていないアイテムに気づきやすくなります。
新しく投入したワンピース2着は共に、華やぎがあり、フィットアンドフレアのデザインなのできちんと感があり、コットン素材だからデイリーに着られ、かなり広い範囲のシチュエーションに対応できます。
なお2着ともカテゴリー分けするとニューカマーに属します。
よく考えて選んだのですが、きちんとした装いで用意した白いブラウス+黒のテロテーパードパンツより少しフォーマル度の高いワンピースにした方が良かったかな?なんて思ったりします。
せめて1着はシックなワンピースにしてみたら良かったかもしれない。又は、2着とも雰囲気の違うきちんと感のあるワンピースにして、トップスとボトムスをよりカジュアルなアイテムにしてみるのもいいかもしれない。
いろいろなプランがあります。
どのような服をどの程度持つかは知性の問われるところです。
これでいいと思っても、年齢・生活環境・時代によって変わってくることでしょう。
ファッションは過ぎても、スタイルは残る
は、ココ・シャネルの名言ですが、そんな確固たるスタイルを築きあげたいです。