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おしゃれなアッパッパ2着目!手縫いでティアードワンピースを作りました!

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ティアードワンピース作りました

先日作った『1日でぬえる! 簡単楽ちんワンピース おしゃれなアッパッパ』が気に入ったので、早速2着目を作りました。

今回は型紙を変えて『ティアードワンピース』。

オーガニックダブルガーゼ生地の柔らかさを活かしたくて、手縫いで仕上げました!!

ロング丈だし、ティアードのボリュームもあって縫う距離長くて大変だったけれど、満足できる1着ができました。

手作りしたアッパッパ、ティアードワンピースについてお伝えします。

使用した洋裁本

【おしゃれなアッパッパ】ティアードワンピース概要

おしゃれなアッパッパよりティアードワンピース

手作りしたティアードワンピースです!
オーガニックダブルガーゼの優しい雰囲気になりました。

『おしゃれなアッパッパ』のティアードワンピースは1段ティアード、2段ティアード、3段ティアードとアレンジできるようになっています。
あと、上見頃は袖ぐりがスッキリしているか、やや肩にかかるか選べる感じになっています。

今回はD-1ワンピースそのままで、『やや肩にかかる袖ぐり』『2段ティアード』で作りました。

型紙は上見頃だけで、スカート部分は直線断ちなので、型紙作成が楽ちんで良し♪

用尺は本ではシングル巾3.6m必要です。
この生地はオーガニックなんだけどセールで安く売っていたので思い切って6m買って、他にワンピース着分取れたので使用量は割って表示しました。

裁断図を見るとバイアステープで用尺食う感じなので、バイアステープを他で用意できたら3mでギリ作れるかな。

袖なしワンピースなのに思いのほか用尺使う印象です。

アッパッパ1着目も生地をたくさん使いました。

ティアードワンピースのボリューム可愛い

ロング丈の2段ティアードワンピース

全体像はこの通り。
ティアードらしく末広がりでボリュームたっぷり。

残念なのはチェックの柄のせいか、一見ティアードって分かりにくいこと…汗。
横地に使うとか明らかに変えた方がよかったかな?

歩くとふんわりしてやはりティアードらしい華やかさがあります。

夏になると着たくなるティアードワンピース。
最近、流行っているような気もします。

『おしゃれなアッパッパ』で一番気になっていたパターンでもあるので、作れて良かった♪

今度は1段や3段も作ってみたいな。
既存のウエスト切り替えのワンピースパターンで、スカートだけティアードを拝借しても良さそうですね。

ティアードワンピースの重さ

ティアードワンピースの重さ

ワンピースの重さは357g。
薄手のダブルガーゼだけれど、意外と重さがある方かな?

着て重さは感じないけれど、旅行などに持っていきたい人はリネンなど重い生地での制作は控えたほうが良いかもしれませんね。
リネンを使うなら薄手がおすすめ。

本では、リバティプリント、やさしいリネンで制作されてました。

ティアードワンピースのサイズ感

やや広めのネックラインのティアードワンピース

アッパッパは被りのワンピースなのでネックラインはやや広め。
と言っても開きすぎではないと思います。

私は広めの開きは似合わないので、次は頭が入る範囲で縮めたいかな。

前後をわかりやすくするためにタグ添付

開きがないので前後がわかりにくいかも?と思い、手作りしたタグを縫い付けました。
薄手キャンバスの端切れに余ってた刺し子糸で刺繍したの。

アッパッパはゆったりしているので、サイズ選びはS-Mも検討しました。
特に私は基本Mサイズ体型で肩幅に合わせてLサイズも着るタイプ。

袖なしだったら、サイズ落としても良いんじゃない?って思いますよね。
ただ、おしゃれなアッパッパのサイズ表がなかなかシビア。

バストサイズ
  • S-M:77〜83cm
  • M-L:85〜94cm
  • 2L-3L:92〜106cm

~83cmまでっていうバストサイズが心許ない。
9号サイズってだいたいバストサイズは83〜85cmあたりを想定してますよね??

私は肩幅が広いので腕周りも広いため、バストは大きくないけどゆとりがないと不安があります。

S-Mサイズを諦めてM-Lサイズを選んで正解でした。
ゆとりはあるけど、ダボダボせず着脱もスムーズ。

アッパッパはゆとりたっぷりなイメージがあるけど、『おしゃれなアッパッパ』は大き過ぎないサイズに感じました。

『おしゃれなアッパッパ』でワンピースを作る際は、バストサイズをチェックしてみてね。
元よりアッパッパはゆったりしたワンピース。
サイズがまたがる場合は大きいサイズを選んでも可愛く着られると思います。

手縫いでアッパッパ

手縫いしたアッパッパ

使用したオーガニックダブルガーゼが柔らかくて、ミシンでダダって仕上げるのが勿体ない(?)気がして、手縫いすることにしました。

ちょうど手縫い糸も余っていたし。

以前『お繕い』の本を読んで、もっと自由に気軽にお繕いして良いんだと啓発を受けて、いくつか手縫い糸をまとめ買いしました。

糸は常備していて問題ないけれど、私は手芸するくせにミニマリスト。
「置きっ放し」より「使っていたい」んですよね。
使って消耗して買って使って…と常に循環させたい。

頻繁にお繕いする機会なんてないし、お繕いしても使用糸量はわずか。
やっぱり作品に使うと消耗が早いので、最近は手縫いの機会が増えました。

昨年も綿紬で手縫いワンピース他ウエアを数着作ったし、下着もふんどしパンツなどよく手縫いしてます。

手縫いも慣れたもの!と、「袖なしのワンピースなんて楽勝でしょう」と高を括っていたけど、ティアードワンピース舐めてました…。

縫っても縫っても終わらない(涙)
ティアードのボリュームすごかったwww

折り伏せ縫いしたアッパッパ

縫い代の始末に折伏せ縫いをしたから、ただでさえ長い距離を2回縫ったんですよ!
ティアードを2段で抑えてて良かった。
3段だったら本気で泣いてたかも(苦笑)

手縫いで服は作れます。
ただ、型紙は選んだ方が良いかも。
作れないということはないけれど、『縫う距離』が長いと大変です。
ミシンだとそこまで気にならないんだけれど、手縫いだと作成時間が大幅に増えてしまうので…。

よく売られている「手縫いの本」は袖と見頃が一体化してたり、縫う距離が少なくて済む型紙の工夫がされています。
手縫い初心者の人は専用の本で始めるのが安心かな。
手縫いの基礎も載ってるし。

手縫いの本で有名なのは高橋恵美子さんですね。
ぜひ参考にしてみてください。

おしゃれなアッパッパ』だと、表紙のワンピースが一番シンプルで手縫いでも負担が少ないと思います。

ダルマ家庭糸で手縫いティアードワンピース

今回使用した手縫い糸はダルマ家庭糸細口。
色は37番を選んだけれど、36、35番でも問題なさそう。
馴染む___という点では多分36番のライトグレーが一番合ってたと思います。
私には37番が使いにくい色だったので減らそうと思って使いましたw

手縫い糸はミシン糸に比べて色数が少ないです。
生地と色合わせができなくて大変かも___と心配していました。

でも縫うときはステッチになって間隔が空くからか、ぴたりと合った色でなく近似色でも良いと気づきました。

自分の服ってどうしても似た色を選びがちだから、案外少ない色数で事足りるかもしれません。
手縫いは少ない持ち物で手芸したい人の性に合ってるみたいです。

使用した手縫い糸

チェックの柄合わせ難しいね

チェックの柄合わせ

セールで安買ったし、オーガニックだし、色柄の雰囲気も好きで買った生地だけど、チェックなんですよね。
チェックといえば柄合わせ!!

もちろん頑張って合わせようと思ったんだけれど、用尺ギリギリだったし、うっかりもしてて___まぁズレましたw
暑い日が続いてたしね、やられちゃったんですね。

微妙にズレてるチェックの柄合わせ

アレンジでポケットもつけたんだけど、微妙に柄がズレてます。
裁断してから、「あ、柄合わせしなきゃ」って気づいてどうしようもなく。
どうしてあとちょっとずらせなかったのか…。

チェックの柄がはっきりしてなくてぼんやりしているので、ズレててもあんまり気にならないのは幸いでした。

チェックの柄合わせを意識した

ティアード部分も柄合わせを意識してみました。
脇の縫い目の柄が繋ぐように寸法を調整して、縦のチェックの間隔を揃えたくらい。
と言ってもギャザーになってるので、気をつけた割には成果になってない気がします。

洋裁で柄合わせは基本だけれど、アッパッパだし、夏だし、努力目標で十分かな。
気にしちゃう人は柄合わせ不要の無地やデザインのものを選ぶと良いですね。

アッパッパに水通しは必要?

アッパッパに使ったオーガニックコットンダブルガーゼ。
柔らかかったので、水通しするとよりふわふわして裁断が難しくなるかも?と思い、水通しなしで仕立てました。

ロング丈だし、アッパッパでゆとりがあるので縮んでも問題なしと判断しました。
水通ししても洗濯を繰り返せばどのみち多少縮みますしね。

裁断してから柄合わせをしたので(苦笑)、ティアードの長さは本の寸法通りではなく数センチ違います。
今後の縮み具合いを観察していきます。
多分、全体の長さが数センチ〜5cm縮むくらいかな?と予測しています。

今まで洗濯するものは忠実に水通しして制作してきました。(化繊除く)
けど、やり方が悪いのか水通ししても変化のなかったものもいくつかあったんですよね。

  • ウォッシャブルされた生地(洗い込んだ〜系の生地)
  • 多少縮んでも気にならないゆったりした服を作るとき

個人的にはこれらは水通ししなくても問題ないかな…と思ってます。
水通しって用尺のある生地だとそれなりに大変なんですよね。
リネンとかは水含むと重くなるし…。

洋裁も慣れてくると、減らせる手間は減らしたい。

水通しするかしないかは個人が自由に判断して良いと思います。
水通しをした方が確実ではあります。

アッパッパみたいなざっくりしたサイズ感のワンピースは、あえて水通しをしないっていうのもアリではないでしょうか。

私は体当たりで実験していきます!

アッパッパでも着こなしで長く着られる♪

おしゃれなアッパッパ裏表紙

アッパッパといえば夏の簡易ワンピースってイメージですよね。

『おしゃれなアッパッパ』では重ね着をしてシーズンレスで着られる提案をしています。
裏表紙のティアード3段ワンピースにタートルネックを合わせてジャンパースカートみたいな着こなし、すごく可愛いんだけど♪

年中着られるアッパッパ

ダブルガーゼのカーディガンを合わせてみました。
外出時の日除けや肌寒くなってきたら羽織って過ごす予定です。

せっかく作ったんだから長く着られるって嬉しいですよね♪

量産おすすめアッパッパ

量産おすすめアッパッパ

おしゃれなアッパッパ』より2着目、D-1ティアードワンピースについてお伝えしました。

手縫いでボリュームワンピースは大変だったけれど、その分完成した喜びはひとしおです。

サイズ感がアバウトなので、慣れたら自分サイズに少しアレンジしても良いですね。

アッパッパは年代レス、時代レスで着られるので、何か一つでもお気に入りのパターンに出会えたらめっけもんです。
生地を変え何着も、もしかしたら一生___着続けられるアイテムかもしれません。

夏はやっぱりアッパッパ涼しいですよ♪

気になったらぜひ気軽に作ってみてね。

使用した洋裁本

子ども用アッパッパ

アッパッパは作りやすくて良いんだけれど生地用尺かかるので、初めはお安い生地でトライするのがおすすめです♪