気に入った服に限って、すぐに傷んだりしませんか?





たくさん着ると消耗も早いんですよね。仕方がないとはいえ、大好きな服だとなかなか捨てられません。





そんなとき「繕ってみようか?」と思うはず。





でも、いざ繕うとなると、どうしたら良いのかわからなかったり、繕った跡がかっこ悪くないか心配になったりします。





堀内晴美さんの『「お繕い」で服を育てる。』では、簡単にできそうなお繕いの方法や、実際にお繕いしたお洋服が掲載されています。





近頃、話題のハイセンスなダーニングというより、本人がおっしゃられるように学校の家庭科で習った程度の技術でできる「お繕い」に親しみを感じました。





何を隠そう私も「お繕い」が好き☆





本のレビューと、
ミニマリストで手作り服を着て暮らしている私の、
お繕いの向き合い方についてお伝えします。





読んだ本





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【レビュー】ダメージは味方「お繕い」で服を育てる。





お繕い好きにとって見逃せなかった『「お繕い」で服を育てる。』。





まずはじめに感じた印象は、お繕い跡の美しさです。

お繕いって、どうしても貧乏くさいイメージがありますよね。

なるべく隠したい、目立たせたくない______どこか後ろめたく感じていました。





「お繕い」が目立つ!目立つ!





著者の堀内晴美さんのお繕いは、清々しいほどお繕い跡がはっきりとわかります。
当て布を無造作に(けれどデザイン的に考えて)配置させ、ステッチの糸までこだわってあえて目立たせたり。





「お繕い」が存在感のあるデザインになっています。





ハッとお繕いの考え方が変わるような思いをさせられました。





「お繕い」は古布から教わった





堀内晴美さんは村松みち子さんと共に、過去に『古布を着る。』という本を出版されています。





著者は古布に魅せられ、「お繕い」を学んだそうです。





古布って良いですよね。





私自身はあまり古布が似合わないタイプなのですが、使い込んだ生地の美しさに惹かれるのはよくわかります!





古布はどうしても脆かったり、また手に入れた時点ですでに誰かの「お繕い」跡があったりして、自然と学んでいったそうです。

著者の古布のエピソードにとても情愛を感じました。





手作り服も既製品もお繕い!





ざっと紹介されていたお繕い例を挙げておきますね。





  • ドイツの古着のワンピース→穴が空いた箇所を当て布で補修
  • 古い砂糖の袋から仕立てたワンピース→たくさんあるシミ跡は当て布で隠す
  • 漂白剤が飛んで部分的に色抜けした既製品の黒のワンピース→シミを似た感じの生地で繕う
  • 古い蚊帳を使ったハンドメイドストール→薄くなってきた箇所を継ぎ当て&ステッチ
  • すでに当て布が施された古い麻の生地で作ったコート
  • 古いモンペ→薄くなりやすいお尻部分を当て布で補強




などなど。





お気に入りだけれどシミがついた、破けたから仕方がない____とか、
当て布に同じ生地が手に入らないから無理_____とか、
言い訳一切なし!





本当に自由に楽しんで「お繕い」をしている様子がうかがえます。





お知恵拝借!取り入れたいテクニック





本を読んで、真似をしたいところを軽く書き留めしちゃいます‥!





  • 当て布は無造作な形でいい
  • 薄くなったところはステッチで補強
  • 糸にこだわる(刺し子糸)




性格なのか、今まで当て布はきっちり四角形にしていました。
堀内さんは端切れを大切にされていて、三角形や丸形など自由自在!





私が今までしてきた「お繕い」って、適当に当て布をするか、糸ではぎ合わせるかでした。
傷む箇所って部分的で、ここだけもう少し補強したいなって思うところは手付かずでした。





刺し子みたいにステッチして耐久性をあげるのね!
なるほど〜♪





堀内さんは使う刺し子糸の色にこだわりがあるようです。





生地を染めるときに生成りの糸も一緒に染めたり、わざと違う色を使って外してみたり。





私は手元にある、ありあわせの物で繕ってきました。
綿糸があればそれを使うけれど、なければミシン糸で適当にしてたなんて言えない…!





ミシン糸はほとんどが化繊なので、コットンやリネンのお直しには向かないです。
なんか、上手く馴染まない感じがします。
ミシン糸は縫製には向くけど、「お繕い」には使わない方が無難かな。





刺し子用の糸はほとんどがかせ巻きで売られています。





ちょっとしたお直しでしか使わないなら、少し割高だけれど収納しやすいカード巻きになったダルマ刺し子糸が便利ですね。





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ミニマリストに「お繕い」はぴったりかも





私は手づくり系ミニマリスト。
持っている服のほとんどを自分で仕立てています。





所有している服の数が少ないので、すぐに傷んでしまい、頻繁に作ることになっています。





作るのは好きだけれど、今後は忙しくなって手が回らないことがあるかも!





対策として、少し服の数を増やしてゆとりを持たせることを検討しつつ、
一から新たに作るのでなく、お直ししながら着るのは合理的です。





ファッション的に全ての服を「お繕い」は難しくても、普段着・作業着感覚で着ている数着程度なら試してみても良いかもしれません。





私は質の良い生地が大好きで、真新しい生地も好きなんだけれど、使い込んで経年劣化した生地を観察するのもとっても大好き!!(←変態?)





端切れ布の活用にも良いし、私に「お繕い」は性に合っているのかもしれません。





私の「お繕い」経験





私の今までしてきた「お繕い」例をご紹介しておきますね。





手編みの靴下の補修はしょっちゅうしています。







お気に入りすぎて、大好きな手作りパジャマも修繕しながら着ています。
もう何年着ているんだろう。









人目にふれる普段着を手直ししたこともあります。







パジャマ以外は、「お繕い」をなるべく目立たせないやり方を通してきました。
「お繕い」で服を育てる。』を読んで、「お繕い」という美しさに目を開かされました。

近頃はおしゃれなダーニングもテレビや本で紹介されていますね。





技術的には、どこをお直ししたのかわからないくらいに綺麗に修繕するより、
いっそデザインとして目立たさせて補強するお直しの方が簡単です。

どんどん取り入れていこう♪





現在のお繕い候補









今現在、2着のワンピースをヘビロテで着ています。





  • サクランボ柄コットンワンピース
  • ダブルガーゼワンピース




コットンの柄ワンピースは、じきに処分する予定です。





ダブルガーゼワンピースは気に入っているし、もう少し長く着ます。

もともと『ダブルガーゼ生地』の耐久性を確認したい気持ちがあって、限界まで着続ける予定でした。
その過程で「お繕い」をしてみようと考えています。





ほかには年季の入ったリネンのパジャマが2着あるので、消耗してきたら「お繕い」します。





リネンのパジャマは500回ほど着ているんだけれど、丈夫なので修繕はまだまだ先になりそうです。
残念___違う!あ、ありがたい話ですよね(汗)





今後は「お繕い」しがいのある服を、生地や型紙をよく吟味して作っていきたいです。





「お繕い」で服を育てて自分らしいおしゃれを!





新しい服を気軽に買って、少し着て、すぐに捨ててしまう現代人が多数を占める中、
「お繕い」や「ダーニング」で長持ちさせようと努力する人が増えてきました。
古き良き文化が見直されているようですね。





もし消費型のおしゃれに疲れてしまったら、
大量生産品のみんなと同じ服に違和感を感じるようなら、
自分で手を加える方法があります。





傷むほどに着て、すっかり自分に馴染んだ服に、「お繕い」で優しさをプラスして。
必要なテクニックは当て布と並縫いだけです。





世界にたったひとつのオリジナル。





自分だけのおしゃれを楽しみたいなら、「お繕い」は素敵な工夫になると『「お繕い」で服を育てる。』を読んで感じました。





気になったらぜひ読んでみてくださいね♪









読んだ本





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