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現在、宇津木式スキンケアをはじめて2年になります。
最初は抵抗があったけれど、はじめて良かった!!
前回までの記事はこちらです↓
今回は、宇津木式に変えてから実感した魅力をまとめてみます。
シンプルスキンケアの悩み
宇津木式に出会うまでは、シンプルスキンケアを実践していました。
シンプルスキンケアとは、前田京子さん著『シンプルスキンケア』に由来します。
植物の力や良質なオイルを使ったナチュラル・シンプルなお手入れ法です。
私はこのスキンケア法にとても満足していました。
記録によると、シンプルスキンケアをはじめたのは2010年の秋頃になります。
シンプルスキンケアを実践して最初の朝、顔が綺麗なことに驚きました。
肌が脂でギトギトしていなくて、サラサラだったのです。
「顔を洗う必要があるのか?」と思ったほどです。
シンプルな手作り化粧水+良質なオイルを適量
たったこれだけで肌は十分なんだと知りました。
悩みもありました。
- 化粧品を作るのが手間
- 材料のロスがもったいない
- 納得できるクレンジングがない
まずは、化粧品を手作りすることが面倒なこと。
シンプルな処方でしたので、正確にいうと化粧品を入れる容器を洗うことが手間でした。
化粧水を入れるボトルは口が狭く洗いにくいのです。
専用のブラシを買って石けんで洗い、煮沸消毒を施しました。
これでもきちんと洗えているのか不安で、定期的に瓶を買い替えるようにしました。
その頃は当時流行っていたローションパックをしており、
一週間に100ml瓶を2本使っていました。
かなり大量に消費していた方だと思います。
手作りですし、作り置きはできません。
頻繁に作り、頻繁に洗っていました。
材料のロスが出ることも気がかりでした。
酸化が早いオイルだと開封後1〜2ヶ月以内に使い切らなければなりません。
ですが、私の使用量に対して売っているサイズが大きいのです。
ククイナッツオイル、マカデミアナッツオイル、シアバターなどは使い切ることなく、
期限を設けて処分し、買い替えていました。
気に入ったクレンジングにはなかなか出会えませんでした。
クレンジングが肌を痛めることを知り、なるべく優しいものを探しましたが、
納得のできるものはありません。
『シンプルスキンケア』では、手持ちのオイルで化粧を落としていたことが紹介されていました。
何度かやってみましたが、オイルのベタつきを上手に落とすことが出来ず苦戦しました。
仕方なく市販品を頼っていました。
宇津木式スキンケアで悩み解消
宇津木式スキンケアは何もしないスキンケアです。
最初は抵抗がありました。
今までやってきたスキンケアを否定されているのですから。
しかし宇津木式スキンケアにすると、シンプルスキンケアで感じていた不満が全て解消されます。
- 化粧品を作るのが手間
- 材料のロスがもったいない
- 納得できるクレンジングがない
まず化粧品を作ることがありません。
入手するのは、ワセリンと純石けんのみ。
ワセリンはごく少量しか使わないため余らせてしまうかもしれません。
しかし、ワセリンは酸化しにくいオイルなので、衛生的に使えば長く使えます。気にするほどではないでしょう。
実のところ一番感銘を受け、目から鱗が落ちたのがクレンジングを使わないことです。
思えば、初めてダブル洗顔を知ったときは意味がわかりませんでした。
「なぜ、2回も洗うのか?」
もっともな理由を並べ立てられても納得できませんでした。
「クレンジングはメイクの汚れを落とす。石けんは皮脂やほこりなどの汚れを落とす」
何度も情報を目にするうちに、いつしか当たり前になっていました。
普段はファンデーションをつけず、肌に優しそうという理由で、
日焼け止めは石けんで落ちるタイプを選んでいました。
ポイントメイクはしていましたが、ナチュラルコスメで、
夏場などはすぐに崩れてしまうほど落ちやすいもの。
ずっと前からクレンジングを使う必要はなかったのかもしれません。
これからの宇津木式の課題
最初に少し肌トラブルがあったものの、宇津木式スキンケアにすると、
シンプルスキンケアのときよりも肌状態が良くなりました。
肌色は均一になり、毛穴は小さくなってきました。
とはいえ、まったくトラブルがないわけではありません。
たまに肌の乾燥を感じ、粉がふくことがあります。
おおよそ、原因の見当はついています。
- ぬるま湯洗顔の温度が高い
- 疲れている、体調不良
ぬるま湯洗顔は慣れてくるとつい適当になってしまいますが、
何もつけない宇津木式スキンケアの要です。
こすらずに優しく丁寧に洗いますが、案外忘れがちになるのがぬるま湯の温度。
冬場はつい温度を上げてしまいますし、蛇口から出た適当な温度の湯で洗ったりします。
別にいいだろうと気に掛けないでいると、肌が乾燥してきます。
先日、珍しく粉がふきました。
どうしたんだろう?手入れを怠った覚えはないのに…と思っていたら数日後、
体調を崩しました。
肌は健康のバロメーターです。
宇津木式スキンケアは如実に指し示してくれました。
宇津木式スキンケアは万能ではありません。
肌に合わない人もいるでしょう。
もし自分に合えば、これほど納得のいくスキンケアはありません。
フランスに行くことになったら…
余談です。
フランスで肌が大変な目に合い、宇津木式に出会うきっかけになりました。
では今、フランスに行くことになったらどうしましょう。
前回と同じ7泊9日で考えてみます。
- 石けん
- フローラルーウォーター ひと瓶100ml程
- ワセリン チューブ1本50g
- コットン 適量
考えることは、硬水対策と十分な保湿。
日中歩き回るから、日焼け止めは使います。
落とすときは、いつも通り石けんを使うか、
水を使わないふき取りクレンジングを新たに買うかは迷うところです。
肌が前回より強くなったと思うので、まずは石けんで対応しようと思います。
フローラルウォーターは化粧水としてではなく、洗顔代わりに使います。
前回はガイアNPのフローラルウォーター・ローズを持っていきました。
フローラルウォーターは瓶が重たいので、軽いものをみつけたら変更すると思います。
へちま水もいいかもしれませんね。
防腐剤が入っていなくても一週間くらいなら大丈夫そうです。
なるべくシンプルでほとんど水のようなものがいいです。
現地で軟水が調達できたらそれを使うかもしれません。
ワセリンはいつも小さい容器に移し替えて使っています。
衛生面と、より小さく持ちたいからです。
1週間くらいであれば十分なのですが、足りなくなって買い出しに行くのも面倒なので、
本体をそのまま持って行きます。
50gは市販のハンドクリームくらいのサイズで、元々そんなに嵩張りません。
なお、この50gチューブは購入後もうすぐ1年が経ちますが、まだまだたくさん入っています。
前回より少しだけシンプルな持ちものになりましたね。
どれだけ太刀打ちできるのか、楽しみです。
妄想の話ですが。
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参考文献↓