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私は手づくり系ミニマリスト。
なるべくモノを持ちたくないし、
無駄な労力も減らしたい。
服なんて、いくらでも安く手に入るし、
お金を出せば品質の良いしっかりしたモノが買えるのに、
何故わざわざ手作りするのだろう?と思うかもしれませんね。
一言で伝えるなら、
「作るのが好きだから」なんだけれど、
服をミニマルにしたい!という思いからも、手作りは合理的だなと感じています。
今回は、手持ち服のほぼ9割を手作り服で賄っている女ミニマリストの、
服を手作りするメリット•デメリットについてお伝えします。
- 既製品に着たい服がない人
- 服を買うのに疲れてきちゃった人
- お店で見て、「自分で作れるかも?」
と思った人に、きっと参考になりますよ。
服を手作りするメリット
ミニマリストがわざわざ手間暇かけて作るんです!
相応のメリットがありますよ♪
- 手作りが楽しい
- 好きなデザイン•生地で作れる
- 量産できる
- 品質の良いモノが安くできる
手作りが楽しい
服を作り始めたきっかけはやっぱり「作ってみたかったから」です。
ミニマリストとは言え、楽しみまで手放しては息苦しくなってしまいます。
一番無駄がないって、「日々の暮らしを楽しんでいる」ことだと思います。
好きな趣味をして、しかも服作りは実用的だし、作った作品を毎日着ていられるって最高じゃないですか!?
洋裁でなくても、好きなことに没頭していられるって、十分ミニマル_____幸せに集中していると言えます。
「作ってみたいな」と思ったら、ぜひ挑戦してみて欲しいです。
好きなデザイン•生地で作れる
お店に売っている服にどれだけの人が満足しているのでしょう?
正直、私はショッピングモールのお店の区別がつきません‥。
似たようなシルエットの服に、似たような色ばかり、コーディネートまで似ています。
昔はもう少し、個性的な服があった気もするんだけれど。
どこも「売れる流行の服」しか置いていません。
私は過去に「ネイビー」が流行していたときに、「黒」のパンツボトムが欲しかったのに見つけられなかった経験があります。
ネイビーばっかり!定番の黒がないなんて!
広いネックラインが流行った時も苦労しました。
私は広すぎるネックラインは似合わないので、服が必要なのに買うに買えず…。
長袖が欲しいのに7分袖ばかり売られていた時も大変でした。
長袖を売る季節が決まっているなら教えて欲しい!
ファッションはいつだって先取りなので、必要な服がお店に売っているとは限りません。
少し肌寒い気候の場所へ旅行に行くのに、服を買い足そうと思ったとき、
時すでに遅し。夏物ばかり並んでいたときは愕然としました。
お店で服を買うってめちゃくちゃ難しくありません?
私はユニクロ以外で買えない…(汗)
服のデザイン____と言うとお洒落な響きがありますけど、
- ネックラインの形
- 丈の長さ
- ゆとり
- 色
- 素材
などなど、肌感覚でこだわりがあると思います。
ミニマリストなら、なおさらです!
既製品はそのニーズに必ずしも応えてくれないんですよね。
手作りなら自由自在!
好きなシルエットで、好きな色で、好きなときに作れます!
量産できる
私はもったいない精神の強い人間です。
既製品でようやくお気に入りの服を見つけても、
「傷んだり汚れたりして着れなくなったらどうしよう?」
と考えてしまい、着るのを控えていました。
フィット感もバッチリで、着心地も良くて、毎日着たいくらいだったのに!
結局とっておきの機会しか着ずに、流行が過ぎて手放しました。
全然活用してあげられなかった…。
ミニマリストさんは、お気に入り服が見つかると商品がなくなる前に買い足したり、メルカリで探したりしていますね。
そのくらい自分に合ったお気に入り服って希少性が高いんですよね。
毎年販売されている定番の商品も、微妙に変えているから、
わかる人には全然違うんでうよね。
既製品はお気に入りを確保し続けるのが難しい!!
その点、手作りはいくらでも量産可能です!
すごい安心感!
私は服を手作りするようになって、ようやくお気に入りの服を毎日着られる人間になりました。
傷んだら、また同じ型紙を使って同じ生地で作れば良いですからね♪
厳密に言うと、生地だってロットごとに微妙に違うだろうし、廃盤の可能性もあります。
けど代用品も見つけやすいです。
いつでも作れるので、不用意にまとめ買いすることもないです。
品質の良いモノが安くできる
服を手作りしていると話すと、聞かれることナンバー1が
「安く作れるの?」です。
はっきりいうと、ファストファッションが横行している現代社会で、
手作りだから安い、ということはないです。
「手作りが安い」という感覚は、既製品が高かった時代の名残ですね。
ファストファッションの激安には敵わないです。
手作り服で安く作れなくもないけど、テクニックが入ります。
- 安いお店を見つけるテクニック
- 生地を無駄にせず、使い切れるテクニック
- 縫いにくいセール生地を扱える裁縫テクニック
「激安」を求めると、洋裁初心者には少しハードルが高くなるんですよ。
でも、普通の定番コットン生地で大人ブラウスを作るなら、用尺2m買ったとして約2,000円くらい。
あとは接着芯や糸、ボタンなど必要に応じて用意するくらいです。
激安ほど安くはないけど、十分コスト低いですよね?
し•か•も!
同じ価格帯の既製品より、手作りの方が生地の質が上です!!
本当に全然違うの!圧倒的です!
これはちょっと良い生地を使うと差がつきますね。
1〜2万円で売られている高品質リネンワンピースが、6,000円くらいで作れたり‥☆
腕があるなら、ジャケットやコートに挑戦してみるのも良いですね。
お得ですよ。
品質の良いモノをお安く手にいれたいなら、手作りはとても良い選択肢です。
縫製も丁寧に仕立てたら、既製品より丈夫に仕上がります。
コストのミニマル化に貢献してくれます。
服を手作りするデメリット
服を手作りするデメリットについてもあげておきます。
- 時間がかかる
- モノが増える
- 失敗する可能性がある
時間がかかる
当たり前ですけど、手作りって時間がかかります。
簡単な服ならミシンがあれば、半日〜1日で仕上げられる場合もあるけれど、
- 型紙の用意
- 生地の水通し(or地直し)
- 裁断
- 縫製
工程が多いので、急いで作るのはちょっと大変。
作業中は場所を取ります。
専用の部屋があれば良いですけど、ダイニングテーブルなどを利用していると中断する度に片付けるので、それも地味に時間を取られますね。
とは言っても、既製品を買いに行ったって、気に入ったものに出会えないことは多々ありますからね。
モノが増える!
手作りするとモノが増えちゃいます!
生地や道具はもちろんのこと、どうしても半端な資材(余り布とか)が出てきます。
いつか使えると思ってついつい溜め込んじゃう…。
なるべく道具を厳選して、用途のない余った材料は思い切って処分するようにしています。
私はいつも、まとめてメルカリで売っています。
手芸をすると、
- 合わなかった道具
- イメージと違う生地
- 余った材料
など、どうしてもロスが出てしまいます。
メルカリなどに慣れておくと良いですよ!
手放し先があると無駄にモノを増やさずにすむし、
少しは資金を回収できるのでおすすめで☆
失敗する可能性がある!
手作りは失敗する可能性があります!
既製品は「自分に似合うか」「サイズが合うか」は試着すればわかりますよね。
ハンドメイド服は、作って、実際に着てみるまでわからないんです!
もちろん型紙の段階である程度わかります。
ただ、初心者にはその感覚がわかりにくいし、
生地によって着心地はだいぶ変わります。
結局、完成するまで成功か失敗かわからないんです。
ここら辺は経験で、少しずつ精度は良くなっていきます。
失敗するかも?と思うと不安になるけど、
そもそもファストファッションも縫製が拙いモノも多いので、博打要素が高いですよ。
ありませんか?買ってすぐダメになった服。
私は素人だけれど、洋裁慣れしているのか、お店に出ている不良品にも気付きやすいですよ!
縫い物に慣れていると、多少のほつれとか簡単に修繕できます。
頑張って作った作品が失敗すると辛い思いをするけど、身に付けた技術は無駄になりませんよ♪
[番外編]手作り服派が買いたくなる既製品
さて、手作り服についてお伝えしましたが、ここでおまけ編。
なんでも作りたがる私ですが、既製品すごいなって思う服をご紹介。
- アウトドアウェア
- スポーツウェア
- ビジネススーツ
どれも目的が明確な本気服ですね。
アウトドアブランドの服も、スポーツブランドの服もかなり機能的なんですよね。
撥水タイプは縫い目から雨が侵入しないように加工してあったり、
ポケットも使いやすいように工夫していたり、
吸水速乾とか、放湿性、防風性など生地の性能が高い!!
昨今は自然災害が多いので、機能性のある服を揃えておくと良いと思います。
また、ビジネススーツは手作りできるかもだけれど、相当の腕前が必要なので、本職の人以外は手を出さない方が無難かな…。
サイズが合っているかとか、縫製技術とかすごく見られるので(汗)
女性の入園式や入学式で着るようなおしゃれスーツや、
男性のカジュアルなジャケットなら、洋裁スキルが上がったら挑戦してみたいですね♪
ミニマリストに服作りおすすめ
ミニマリストだけれど、服を手作りするメリット•デメリットについてお伝えしました。
作るのは時間がかかるけれど、できあがった服を着ている時間の方が長いです。
手間もかかるけれど、お気に入りの服を安定的に供給できる安心感が勝ります。
コストも多くはかかりません。
服作りは特別に感じがちだけれど、もっと気軽にはじめて良いと思います。
好きなら、なおさらです。
多くを手放したけれど、服作りは続けていきたいと思える魅力があります。
ワードローブに悩みがあれば、「手作り服」という選択肢にもぜひ目を向けてみてください。