【本】感想「1週間でごっそり捨てる技術」リタ・ポーレさん著

ミニマリストブロガー筆子さんの「1週間で8割捨てる技術」に続いて、リタ・ポーレさんによる「1週間でごっそり捨てる技術」も読みました。
「捨てる技術」つながりです。
こちらも引用を交えながら、思ったこと、実践したいことをまとめていきます。

レビュー「1週間でごっそり捨てる技術」

あなたの周囲を見回してみよう。捨てたいと思うモノはないだろうか?もしあったら、今すぐ捨ててしまおう!本書を読むのはあとでいい。ただし、捨てていいのは自分のモノに限る。人のモノを勝手に捨ててはいけない。

筆子さんの本にも書いてありましたが、つまり「捨てる技術」で最たるものはすぐに捨てるなんですね。

片づいた暮らしは、「すぐに行動」「今必要なものだけ持つ」ことです。

「お金がない」なんて気軽に言いたくはありませんが、実際「お金がない」事態に直面したとき、よくよく自分を分析してみると、トラブル前にした買い物の中にまだ使っていないものがあったりするんです。
余計なモノを買わなければ、ちゃんと必要な時にお金が用意できていました。
余計なモノを買わないためには、「すぐに使うものだけを買う」「必要なものがちゃんと分かっている(片付いている)」ことが大切です。

捨てることはもったいなくないのです。
すぐに捨てないことがもったいないのです。

「すぐに」という考え方を意識するようになり、成果が早く得られるようになりました。

今の情報化社会では、いくら調べても終わりがありません。
「すぐに」行動する人が生きやすい時代なのかもしれません。

一層「すぐに」を取り入れていきます。

 

一〇〇年前のドイツの農家には、平均一二〇個くらいのモノがあった。包丁やかみそり、台所の小物、そしていろいろな道具や衣服である。ところが今から数年前に、ドイツのハノーバーの大学生の何人かが、自分の持ち物を数えてみたところ、平均で三〇〇〇個あった。あなたは何個のモノを持っているだろうか?一度数えてみてほしい。

衣服の数は何度と数え、チェックしていますが、それ以外のモノは数えたことがありません。
まだ検討の余地がありますが、自分の理想の服の枚数はだいたい分かってきました。

これからさらに断捨離を進めるなら、一度ほかのアイテムも数えてみるのも良いかもしれません。
…すごく大変そうですが、認識することでより少なく持つことが可能になるかもしれません。
ぜひやってみようと思います。

100年前の人の持ち物が120個くらいだったのに、現代では3000個くらいに膨れ上がっているなんて、驚きの結果です。

たまにドラマや小説などで昔の人のたくましさに感心することがあります。
フィクションではありますが、歩行距離などの運動量は実際にすごかったと思います。
現代人が疲れやすいのは、これだけ多くのモノを管理しているからかもしれません。

 

あなたの洋服ダンスの中は、くだらない衣類であふれていないだろうか?着たくないモノばかりではないだろうか?たいていの人はそういう状態になっている。つまり、わたしたちはモノを持ちすぎており、しかもそれらは自分にぴったりのモノではないのだ。

「自分にぴったりのモノ」というフレーズが妙に気に入ってしまいました。
私ももったいないという気持ちで、もう気に入っていない服を着ていたり、「安いから」つい買ってしまった服がたくさんありました。

「自分にふさわしいモノ」と考えると背伸びした高価なものに手を出してしまうかもしれません。
「自分に似合うモノ」と考えると、自分探し迷走に陥ってしまうかもしれません。

「自分にぴったりのモノ」をキーワードに選んでいくと、より明朗にアイテム選びができそうです。

 

わたしたちはどのくらいの時間を使って、モノを捨てたり、片づけたり、選別したりしているだろうか?もしそういうモノを持っていなかったら、わたしたちにはもっと時間的余裕があるはずなのだ。棚に人形が置かれていれば、部屋を掃除するたびにそれを片手に持って、ほこりを払うことになる。つまり、そういうモノは時間を必要とする。だからエネルギーを要する。つまりは邪魔ものなのだ。

26,7歳の頃、かなり大がかりな片づけをしました。
結構切り込んで不用品を処分し、クローゼットの見た目も整然としていました。
片づけに成功したと思い、自信に満ち満ちていました。

お掃除に夢中になり、ナチュラルクリーニングを取り入れました。
定期的にクローゼットの中を全部出して拭き掃除をしました。

ものすごく大変でした。

自分では相当片付けたと思っていました。
モノが少なくなったと思っていました。
掃除のしやすい部屋を目指していたつもりです。
それなのに、どうしてこんなに大変なのでしょう?

持ち物は重たいモノが多く、出したり収納したりが一苦労です。
掃除の手間がかかるたび、大事だと思っていたモノが邪魔だなんて思うようになりました。
あれほど多くのモノを手放してでも残った大切なものなのに。
学生時代に友達と交換した手紙、大好きだったアーティストの載った音楽雑誌___確かに大切なものでした。

ですが、多くの手間をかけてまで残しておくモノではなかったのです。
以前の片づけでは「捨てる」基準がよく分かっていませんでした。

掃除し、手入れし、管理の手間の苦労を知り、「大切」でも「手放す」方がいいモノがあることに気づきました。

嬉しかった気持ち、大好きな気持ちはモノを手放しても残ります。
実は友達とちょっとしたすれ違いがありましたが、手放すことで全く気にならなくなりました。
捨てたら、本当に大切にしたい気持ちに気づけたのです。
しこりを抱え込んでいたのは、友達との思い出のモノが邪魔だったからかも?と今では考えています。

モノを持てば多くの時間と労力を費やします。
大切なものを大切に管理できる量だけを持つのが良いのです。

 

わたしたちは「空白」に対して不安を抱いている。「空白恐怖」という建築用語もあるほどだ。だから当然、室内の床に何も置かれていないとたいていの人は嫌がる。

モノをたくさん抱えていたときは、どうやって少ないスペースにモノを収納できるかばかり考えていました。
そして、幸か不幸か、わりと私はそうしたことが得意みたいで、きれいに隙間に収納できてしまうのです。
空白を持たせた方が良いなんて考えは全くありませんでした。

「人が呼吸する空気の流れを、家具や所持品が遮断してはいけない」のは当然のことだが、このことをわたしたちが毎日思い出すためには、「明堂」という考え方を覚えておくといい。

 

「明堂」とは目に見える空白のことだ。たとえば、何も置いていない床のことである。

片づけを繰り返し、ノウハウ本を読みあさり、隙間を埋めようとしないことが大切だと知りました。
最初は、何も置かないことに違和感があり、何かを置きたい衝動にかられました。
しばらくすると、その何もない空間にほっとしていることに気づきました。

私の片づけは、「明堂」の大切さを知ったことで加速されました。
片づけ初心者脱却の秘訣だと思います。

 

何を見ても好意的に解釈しようとする人が、世の中には大勢いる。「何だか嫌な部屋ね」と感じても、その気持ちを脇に置いておいて、そのほかの要素、たとえば部屋の位置や賃貸料、駐車場の有無などに注目しようとするのだ。第一印象を真剣に受けとめないのは、不愉快に思った原因が自分でも分からないからである。感情にこだわると、ほかの人からもよく思われない。

 

すべては気(エネルギー)である。それがわたしたちの快適さを決定する。空間もそうだし、モノも会話も思考もそうだ。

子どもの頃の私は、ときに人が不快になるくらい「嫌なものは嫌」「好きなものは好き」を表現していました。

大人になると、気持ちを押し殺すようになりました。
人を傷つけたくなかったからです。
理解を示し、寛容であることが大事だと思いました。

いい人になれたかもしれませんが、私の内情は辛く苦しかったです。

最近の私のテーマは「自分の気持ちを大事にする」です。

理解を示したくても、受け入れられないことは山のようにあります。
優しくしても、自己中心的なことしか考えらない人を相手にすると、疲れてしまいます。

もっと自分の気持ちに素直に生きたいのです。

もちろん、偏見を持ったり、気分で人を振り回すことはよくないと思います。

ですが、わたし中心に考えても問題ないことはたくさんあります。

例えば着る服。
TPOに準じていれば最新ファッションであったって、なくたって自由です。
赤を着たって、青を着たって良いのです。
女性同士はファッションにシビアですから、女性目線を意識し過ぎると自分の着たい服でない服を着ることになったりします。
自分の着たい服を着たっていいのです。

居心地の良い空間は、居心地の良い気分でいることから手に入ると考えてます。

総評

筆子さんの本は「捨てる」に特化していますが、この本は他にスペースクリアリング、空間の浄化についても言及しています。
私は以前お掃除の本を読んで、塩を使って部屋を浄化したことがあります。
不思議ですが確かにさっぱりして、気持ちのいい空間になりました。
もう少し片づけが落ち着いたら仕上げに、スペースクリアリングを実践する予定です。

モノを捨てる『三つの箱』作戦や総まとめの46のルールなどは理解しやすく取り入れやすいです。

 

この本は2016年に発行されましたが、10年以上前に刊行された『ドイツ式 シンプルに生きる整理術』の改訂版です。
10年以上前にこれほど深く「捨てる技術」を書いていたなんて驚きです。
当時はさぞやセンセーショナルだったのではないでしょうか。
10年以上経っているのに内容に古さを感じませんでした。
暮らしの根っこの知恵だからこそ、色褪せないのでしょう。

若い人が初めての片づけ本をさがしていたら、こんまりさんの本を勧めます。
不要品と暮らす年数が長い人は、より説得力のあるこの「1週間でごっそり捨てる技術」をおすすめします。

 

 

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