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いつまで着られるんだろう?と思っていたリネンのパジャマ。
先日、ようやく穴が空きました!
たっぷり着たから、処分しても良かったけれど…
大好きなパジャマなので、補修して生まれ変わらせました。
これでもう少し長く着られそうです。
手作りのパジャマって作り直しが効くから良いですね。
補修箇所と、たっぷり着込んだ最愛のリネンのパジャマについてお伝えします。
リネンのパジャマを補修したよ!
リネンのパジャマの補修前→補修後です。
補修内容は↓
- 丸衿をノーカラーに
- パンツのウエストの擦れをカット
ちなみに使用したパジャマの型紙はリックラックの『パジャマシャツ』と『パジャマパンツ』。
生地はチェックアンドストライプさんの『やさしいリネン』です♪
傷んだリネンのパジャマ
補修前のパジャマです。
一見、傷みはなさそうですけれども
襟ぐりのバイアステープがボロボロになっていました。バイアステープは綿ローンです。リネンより強度が弱いから、傷むのも早かったですね。
冬の始まりに傷みはなくて、3月頃に穴が空いているのに気づきました。
補修しようと思ったけれど、襟まわりの補修って難しいんですよね。なので、しばらく放置していました。
そうこうしていると、パンツのウエスト部分が傷んでいるのに気づきました。
ウエストゴムで、縮んでいるときは気付きにくいけれど、広げると穴が空いているのがわかります。
リネンのパジャマはだいぶ着ているし、そろそろ寿命なのもわかっていました。処分しても良さそうです。
ただ、たっぷり着込んだリネンって本当に気持ち良い!
傷んでいる箇所は、手作りしただけあって直し方もよくわかっています。ちょっと手間をかければまだ着られる…!
補修することに決めました。
パジャマに衿っている?
補修ついでに衿を取ってしまうことにしました。
このパジャマの衿は丸衿、角衿、ラウンドネックの3タイプから選べます。
パジャマといえば「衿つき」と思っていたので、迷わず「丸衿」を選びました。デザイン的には気に入っていたんですけれど、使い込むと欠点にも気づきました。
- 夏に暑い
- 色落ちが気になる
衿つきパジャマは夏に暑い
当たり前かもですけど、衿って暑いんですね!
リネンで涼しいとはいえ、夏は衿のあたりが汗でびっしょり。
衿っていらないんじゃないかな?って思いました。
日に焼けて変色するから
私はいつも洗濯物を裏返してベランダで干します。
裏返す理由は、日に焼けて変色するから。
やさしいリネンは色落ちしにくい生地です。
裁断後の生地の端切れと比較してみます。300回ほど洗濯してもそんなに色落ちしている感じはありませんよね。
ただ、裏側との色の差ははっきりしています。
日光による退色です。そこまで日に当たる場所に干してもいないんだけれど。たくさん洗濯したらやっぱり劣化していきますね。
衿の色の違いが目立ちます!
襟を外した方が補修が簡単そうだったし、「ノーカラー」にリメイクすることにしました。
解体はリッパーで!
補修するのに何が気に乗らないかって、ミシン糸を解くのが面倒だからなんですよね。
ミシン糸を解くのは、目打ちを使う人もいるけれど、私はリッパー派!
裁縫道具の中で一番リッパーが好き!
裁縫に詳しくない方は『リッパー』を知らないかもだけれど、揃えておくと便利ですよ。
針仕事をする機会がなくても、ほつれてきた糸を切ったり、取れかかっているボタンの糸を切ったり、使いどころはたくさんあります。
お子さんのいる方なら、ゼッケンなどの取り外しに重宝するはず…!
ほどくって本当に大変!だから便利道具で対応してね。
あ、リッパー持っているよ!って方も、そのリッパー切れ味悪くないですか?
私は以前、ずっと母の裁縫箱に入っていたリッパー使ってて、使いにくいな~って思いつつも使い続けていたんですよね。
数年前にミシンを買い換えて、付属していたリッパーを使ったら、
なんて切れ味がいいこと!
すごく使いやすかったです。ミシンの付属品レベルで、ですよ←失礼
包丁と同じで切れ味が悪いと危ないので、リッパーは一定期間で買い換えるのがいいみたいです。
意外と傷んでいたパンツのウエスト周り
パンツのウエスト部分も解体しました。
ゴムに隠れていて気づきにくかったけれど、意外と傷んでましたw
私はアレンジをして、ウエストゴム部分をフリル巾着みたいにしています。ゴムの上にヒラヒラがあることで摩擦?が少なくなって長持ちするんです。
余分に長く生地をとっているので、傷んでいる箇所をカットしても、フリルがなくなり通常のパンツゴム仕様になるだけです。同じ場所にミシンをすると傷みそうだったので、少しだけずらしました。
ウエストはゴムですが、私は最近「締め付け」を手放すようにしています。
ゴムって楽なようで、実は体を締め付けているんですよね。
私はショーツを「ふんどし」に変えたことでとっても体調が良くなりました。冷え性も大幅に改善されたり!
なので、パジャマパンツはゴムでなく紐を通す仕様にしました。
補修後のパジャマ
補修したパジャマです。
バイアステープを新しくすると、まるで新品のよう…!
ボタンホールがあるので、前立ての付近はミシンが通らないので手縫いしました。
ノーカラーはこれからの季節に涼しそうです。
パジャマパンツも紐を通してすっかり雰囲気が変わりました。
紐はゴムと比べてトイレでもたついたりするかな?
特に私はふんどしパンツも履いてるし。
紐を縛って、また紐を縛って…。
まぁ、モノは試しってことで。
リネンって丈夫ね
修繕をしてリネンってつくづく丈夫だな~って実感しました。
このパジャマを作ったのは2015年頃。
当時は他にもパジャマがあったから着たり着なかったりの期間を経て、現在までの着用回数は1年分の350回はゆうに超えています。
今までの経験からパジャマってボロボロになるまで着ても300回ほどが限度だったんですよね。
手直ししたとはいえ、まだもう少し長く着られるなんて長寿命です。
やさしいリネンは1m約2,000円。パジャマ制作には用尺4m必要です。(←ケチケチ裁断したらもう少し少なくても作れるけど)
2,000円×4m=8,000円
パジャマ代が8,000円ってかなり勇気がいる価格です。
けど、長く、快適に過ごせるから十分満足しています。
年中着られますよ!
今回、補修をしたので、次に傷んでくるのは多分、背当ての周辺かな?と予想しています。
背当ては型紙になくて、アレンジでつけています。
市販のパジャマはよく背当てがあるので真似しました。就寝時は背中に重心がきますからね。
いつも背当てがカバーしきれない周囲から薄くなって傷みはじめます。
そのときは、いよいよリネンパジャマともお別れどきだと思います。
補修してでも着たい最愛のリネンのパジャマ
補修が面倒~なんて思いつつも、解体さえ終われば、あっという間にできました。
繕った痕跡もなく、綺麗に修繕できたかな。
ミニマリストなもので、不要!と感じたらすぐにポイポイしちゃう性格ですが、気に入ったものはとことん使います。
「根が捨てられない人」なので、使い切ることができるって本当に心が楽です。
修理をして、クタクタになってでも使い続けたいモノがあるって理想です。
リネンのパジャマはそんな私の理想に適った大好きなアイテムです。
良いものを長く大切に使いたい人は、試してみてはいかがでしょうか。
快適ですよ!
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