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高島ちぢみの生地で夏に涼しいパジャマを作りました!

高島ちぢみの生地を使って、夏に涼しいパジャマを作りました!

ちぢみは独特のシボがあって、肌にべたりと張り付きません。
汗をかいても快適に過ごせるんですよね♪
夏にぴったりの生地です。

高島ちぢみを使ったハンドメイドパジャマについてお伝えします。

高島ちぢみ夏パジャマ概要

手作りした高島ちぢみパジャマです!

母へのプレゼント用です。

  • 型紙:Rick Rack『パジャマシャツ』『パジャマパンツ』Mサイズ
  • 生地:高島ちぢみ プチフラワー柄
  • 副資材:15mmボタン 5個、ミシン糸生成り、ウエストゴム75cm

パジャマは今までに何着も作ってきたけど、今回は夏仕様で母の希望もあって初めて半袖を仕立てました。

丈も少し詰めたので、用尺2.8mで作れましたよ。(←ケチケチ裁断)

今回使用した生地

リックラックパジャマ

型紙はいつも使っているリックラックさんのものです。

ラウンドネック

襟のデザインは

  • 丸衿
  • 角衿
  • ラウンドネック

の3種類から選べます。

夏は襟がない方が暑くないので、迷わずラウンドネックにしました。

着丈、裾丈変更

母は私と同じMサイズのパジャマを着るんだけれど、身長は私より低いし(←155cmくらい?)、今まで着ていたミセス向き既製品のパジャマを参考に丈の長さを少し詰めました。

  • パジャマシャツ…着丈マイナス4cm
  • パジャマパンツ…裾丈マイナス5.5cm

既製品のパジャマはもう2〜3cm短かったんだけれど、洗濯で縮む分を考慮してやや長めに裁断しました。

着てもらった感じは、パジャマパンツはちょうど足首丈くらいです。
フルレングスに比べると少し短め設定にしました。
パジャマパンツの丈は長めだと少し危ないですよね、特に中高年には。
安全な裾丈になりました。

冬用ならもう1〜2cm長くしても良いかも、です。
ちなみに既製品のパジャマはクロップド丈に近い感じでした。
夏用は多少短くても問題なしですね。

リックラックさんのパジャマパンツはもともとさして長め丈ではないので、私くらいの身長(160cm)なら補正の必要はないかと思います。
外履きには短いくらいなので、冬用ならむしろ伸ばしたい人もいるかもですね。
参考までに。

パジャマシャツもちょうど良かったんだけれど、欲を言えばあと1〜2cm短くても良かったかも。
元々私が着てもお尻がほぼ隠れるくらいの長め丈なので、低身長の方は最初から詰めることを検討しても良いかも。

着丈を短くしたので、ボタンの数も
デフォルト6個→5個に変更しました。
既製品のパジャマもボタンは5個仕様でしたね。

ちなみにボタンは、少し前に処分した母の冬用パジャマから取り外したもの。
私じゃなくて母がそうしたんだけれど、手作りするくせにミニマリスト精神のある私は
「ちょっと〜!何でもとっておいて使うあてなんてあるのぉ〜!!(怒)」
と思ったけれど、___早速使う機会がありました(爆)

袖は半袖だったので、丈はいじらず。
型紙に記載された半袖のガイドラインをそのまま利用しました。

母は私と違って肩幅狭いので、5分袖くらいになってましたね。
1cmくらい詰めても良かったかも。

パジャマシャツは全体的にやや長めになりましたね。
一応、生地は水通しして作っているけど、頻繁に洗濯したら多少は縮むので、しばらく様子を見ようと思います。

丈は変更したけれど、身幅は変えていません。
ゆったりサイズでも無駄に大きすぎず、ちょうど良いサイズ感でした。
既製品のパジャマもほぼ同じくらいの身幅でしたね。

アレンジポイント

リックラックさんのパジャマパターンはよくできているんだけれど、いつも多少アレンジしています。

  • 背当て追加
  • 縫代の始末は折り伏せ縫い
  • ウエストゴムはフリル巾着仕様

背当て追加

パジャマって、多分一番傷みやすいのは背中___なんでしょうね。
既製品のパジャマはほとんど背当てがついています。

少しでも長持ちさせたいので、背当てをアレンジしてつけました。

以前は適当な形で背当てを作っていたけれど、着ていくと背当ての周囲が傷んできたため少しずつ大きく改良しました。
今では袖下の上あたりで切った後ろ身頃をそのまま使うことに落ち着いてます。

この型紙、伸び止めに肩に接着テープを貼る仕様なんだけれど、省略しました。
背当ても付けるし、縫代が重なって厚みが出てしまうので。

普段作っているブラウスとか、ワンピースも肩に接着芯を貼っていないし、指定がないことがほとんどです。
特に問題を感じていないので、省いて良いかな…?って。

作るのに慣れてきていて、ズボラかつ横着するようになってます…!!

縫代の始末は折り伏せ縫い

型紙の仕様書でも、一般的な既製品のパジャマでも縫代の処理は大抵、糸でかがるロックミシンで始末しています。

早くて簡単にできるんだけれど、せっかく手作りするんだから着心地のいいパジャマにしたい!

私はいつもアレンジして折り伏せ縫いしています。

  • 肌への刺激が少ない
  • 洗濯に強い

折り伏せ縫いはちょっと面倒なんだけれど、メリットが上回ります。
既製品にない贅沢を味わえるので、おすすめのアレンジです!

ウエストゴムはフリル巾着仕様

ウエストゴムのところも、傷みやすい箇所です。

縫代を多めにとって、フリル巾着仕様にしています。
経験上、この方が傷みにくいと感じているんで。
ゴムの当たりも柔らかくなりますね。

あと、ウエストゴム部分が傷んだときにお直しが簡単にきれいにできます。

最愛のリネンパジャマ 古い手作りパジャマを補修!いつまで着られる?リネンは丈夫で長持ちね!

ゴムパンツは前後が分かりにくいので、いつも後ろにタグをつけています。
今回はリネンテープに、適当に自分で刺繍しました☆
…マーガレットのつもり。
微妙に季節がズレてる…!(汗)

ゴムの長さはパジャマだしかなりゆったり目で用意しました。
母に「ちょっと緩い」っていわれたけど、なるべく締め付けない方が楽だと思って。
ズレなければ良いかな。問題があれば修正します。

ゴムテープはこだわりのライクラ®︎使用。

パジャマパンツって傷んで処分する前に、1回はゴム替えをする必要があったんです。
けど、ライクラ®︎使用のゴムだと、最後まで伸びきらずに履くことができました。

一応ゴム替え口を作っているけど、ゴムの交換って地味に面倒なんですよね。
省ける手間は省きたい!
ライクラ®︎使用ゴム、おすすめですよ♪

高島ちぢみ生地について

高島ちぢみって似たようなのが肌着やパジャマでよく売られているので、もう少し薄くて透け感があってペラってした生地だと思っていました。

実際に買った生地を見ると、想像以上にしっかりして上質感がありました。

想像ではせいぜいルームウェア用途くらいだろうと思っていたけれど、外出着を仕立てても遜色ありませんね。
ブラウスやゆったりしたAラインワンピース、ギャザースカートなど涼しく着られそうです。

高島ちぢみ生地は難しい?

裁断はシボがある分、少し難しく感じるかもしれません。
なるべく直線でパーツの少ない型紙を選ぶと良いと思います。

縫製は、私のミシンが途中で調子悪くなって下糸が絡んだりつれたりしちゃったんだけど、ミシンの埃とって針を新しいのに交換したら直りました。

ミシンって精緻な動作をするので、こういうデコボコした生地は縫いにくい部類かと思います。
ミシンのお掃除をして、針を交換して万全な状態で挑めば大丈夫だと思います。
(私のミシンは家庭用ミシン☆)

どうしても難しく感じたら、いっそ『手縫い』で。

手縫いは手間はかかるけれど調子を取りやすく、ありとあらゆる難易度を下げてくれるのでおすすめです。

生地の風合いは?

触った感じはパサっとした乾いた感じがありつつ、柔らかいです。
洗濯を繰り返して、どんどんと風合いが良くなっていきそうです。
仕立てたパジャマは母に、「柔らかくて軽い」と喜ばれました。

夏のパジャマと言えば、リネンもありますね。
リネンパジャマも暑い夏に快適だし、実はシーズンレスで着られるのでとてもおすすめ。

ただ、独特のシャリ感が肌に合わない人もいるし、リネンって高い!

その点、高島ちぢみはお値段が良心的で嬉しい。

『軽い』っていうのも魅力的です。

高島ちぢみで作ったパジャマ上下セットで264g。
以前リネンパジャマの重さを計った時は490gありました。

今回は丈を多少縮めて作ったとはいえ、違いは歴然。

リネンパジャマは着てしまうと『重さ』は感じなかったけれど、夏は『軽い』方が楽なので気持ちよく休めそう。

私の母親世代には高島ちぢみのような涼を感じられるコットン素材の方が良さそうです。
ダブルガーゼ も良いですね。

リネン大好き〜な人間なんですけど、今さらながらコットンの魅力を再認識しています。

透け感は?

透け感は思ったよりも気にならない___が正直な印象です。

私が購入したのは柄物なので余計にだけど、シボのおかげで自然な陰影ができるから目立ちにくいのかな。
さすがに無地の淡色だったらペチコートを履いた方がいいかもだけど、濃色なら1枚で着られる?かもです。

シボがあるおかげで、シワ感が全然気にならないのは嬉しいですね!

肌に張り付かないボコボコした生地といえば、他にリップルやサッカー地と呼ばれている生地もあります。

個人的にはリップルやサッカー地の方が裁断も縫製も簡単に感じます。

高島ちぢみの方が大人のリラックスしたラグジュアリー感がありますね。

用途に応じて上手に使い分けると良いですね♪

夏のパジャマに高島ちぢみ生地おすすめ!

高島ちぢみの余り布でマスクを作ろう

高島ちぢみ生地を使ったハンドメイドパジャマについてお伝えしました。

私はミニマリストなので、パジャマは通年着られるダブルガーゼやリネン素材で十分って思っていたんだけれど、季節感と涼を感じられる夏専用の生地も良いものですね。
特に年々、災害規模に暑苦しくなっていますから。

今回はパジャマを縫ったけれど、ブラウスやワンピース、室内着ならステテコなども涼しく着られますよ。

独特のシボがあるから難しく感じるかもしれないけれど、シボがあるからこそ多少縫い目が歪んだり拙くても目立ちにくいともいえます。
思い切ってガシガシ縫っちゃいましょう♪

余った生地はマスクを仕立てる予定です。
表地に使って涼しげな感じを出すもよし、肌に触れる面にダブルガーゼの代わりに使っても良いですね。

高島ちぢみは涼マスクを求めて人気色は品切れ気味かも。

ちょくちょく再入荷もされているので、気になる方はこまめにチェックしてみてくださいね。

今回使用した生地

無地も良いですね。
和的な色展開です♪

高島ちぢみ以外にも、シボのある生地があります。
Apuhouseさんのクレープ生地は夏らしい鮮やかな色みです。


生地 布│強撚糸 40/1番手 綿ドライ ナチュラルクレープ 生地■女性らしい品のある上品な趣き