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ようやく肌寒くなってきました。
大活躍した夏服の点検をして、処分するか来シーズンも使うか判断していきます。
夏の羽織物として活躍したのがリネンのカーディガン。
くたびれた印象もないので、来シーズンも活用します。
夏の羽織物はコットン素材のカーディガンが定番ですね。
わたし的にはリネン素材のカーディガンの方が着やすく涼しく快適でした。
コットンより入手が少し難しいのが欠点かな。
リネンのカーディガン、オススメですよ。
ハンドメイドしたカーディガン
私の服は手作り率が高いです。
ハンドメイドが大好きなんです。
愛用したリネンのカーディガンも手作りしました。
パターン:Rick Rack ニットカーディガン 丸襟
生地:Rick Rack ヨーロッパリネン天竺 濃紺 1.5m
制作したのは多分昨年2016年の春。
活用しだしたのは今年からです。
服を断捨離、断捨離してようやく使うことができました。
パターンアレンジ個所
型紙ではボタンをつける仕様でしたが、私はつけませんでした。
ボタン付きの方が前を閉じられ日除けや冷房対策に使いやすいです。
ただ、てろっとした素材にボタンをつけると重さで引っ張られてしまうかもしれないと思い、あえてつけませんでした。
ニット素材にボタンホールを作るのが苦手だからという理由もあります。
ちなみにこのカーディガン、ロックミシンでなく家庭用ミシンで仕立てました。
端処理は家庭用ミシンで搭載されていた端かがりを使用しています。
このパターンでこの素材にボタンはなくて良かったと思います。
いつもなら1.5cmくらいのボタンをつけますが、この生地の落ち感にはやはり重い印象です。
閉じているときは良くても、開けてるときは生地の軽さとボタンの重さで振り子のように動いて、肌に当たって痛そうです。
ボタンをつける場合はブラウス程度の1cmくらいの大きさがいいかもしれません。
型紙でも直径1cm~1.5cmが目安と書いていますね。
ヨーロッパリネン天竺の素晴らしさ
ボタン付きの方が使い勝手がいいけれど、ボタンなしのカーディガンでも重宝しました。
生地がとても素晴らしかったからです。
- リネン特有のツヤがきれい
- 涼しく着られ、体温調整もできる
- 劣化した印象が少ない
艶がある
ヨーロッパリネン天竺はわりと高価な生地です。
50cm1050円します。
わたし的には勇気のいる価格帯です。
お値段がするだけあって、とても上質感があります。
カジュアルだけれど綺麗に着こなせる、大人に嬉しい仕上がりになります。
なんだかツヤが感じられるんですよね。
コットン素材でも艶のあるものはありますが、なんだかマダム感があります。
リネンのツヤは品良く着られる丁度良い感じです。
てろんと落ち感も本当に綺麗。
リネンはコットンより体温調整に優れている
春夏の羽織物にはコットンのカーディガンがよく売られています。
ユニクロでもUVカットカーディガンが販売されていますね。
みんなには便利かもしれませんが、私はコットンカーディガンを活用できた試しがありません。
何度と購入し、失敗しました。
まず、夏に暑い。
ニットでなく布帛(織り地)のカーディガンやパーカーなどの羽織物は活躍しましたが、ニットのカーディガンって暑くて着られません。
どっちかっていうと私は暑がりではないのですがね。
そしてコットンは防寒性をあまり感じられません…。
着てても寒いのです。
冬のセーターを脱いだ季節の変わり目に重宝すると思うのですが、暖かみを感じないのです。
ある程度厚みがあるカーディガンであっても。
結局冬のセーターやカーディガンを使うことになります。
コットンのカーディガンより、薄いウールのカーディガンの方が使えるのではないかと考えています。
春夏に着るならコットンよりリネンの方が体温調整できるように感じました。
薄手の素材なので、季節の変わり目の1週間ほどはコットンのカーディガンの方が着やすい時がありましたが、それだけです。
季節を通してみると、薄手なのにそれなりに暖かく真夏にも着られるリネンのカーディガンの方が使えました。
コットン素材はゆったりめシルエットがおすすめ?
今思い出しましたが、コットンニットでもパーカーは過去に活躍できたことがありました。
コットンのカーディガンって綺麗な印象を作るため、やや細身に仕上がっています。
一方パーカーはカジュアルなのでゆとりがあります。
ゆとりがあって空気を含むと暖かみを感じられます。
コットンという素材には暖かみを感じませんが、パターンによっては防寒にもなると思いました。
ゆとりがある方が涼しくも着られますしね。
劣化が少ない
着ては洗濯するデイリーに活躍した夏のブラウスほど着込んではいませんが、劣化の影響が少なかったように思います。
ちなみにこの夏、ヘビロテした服は3着です。
関連記事→たった3枚で十分?ミニマリスト女性の2017年夏服とは
リネンカーディガンは着用回数の割に色褪せ、毛羽立ちがあまり感じられません。
コットンのカーディガンの場合、あまり着ることがなくても着古した感がでていました。
洋裁をはじめて数年、独学、脱初心者レベルの私のつぶやきですが、生地の厚みや織り方によりますが、コットンよりリネンの方が長持ちするように思います。
リネンはコストがかかりますし、ランクがあります。
予算が許せば上質なリネンを選択するのは悪くないように思いました。
使いこんでも美しいんですよね。
頻繁に買い替えるのは楽しいですし、たくさん作るのも楽しい。
ただ、持ちモノをシンプルに、買い物もミニマル化していきたい私にとって「リネン」はなかなか魅力的です。
難点もある
大絶賛なリネンカーディガンですが、自分で作ったものなので、いろいろと思うところはあります。
致命的!色が好かない
まず、色です。
正直、ネイビーはすごく使えました。
でも、色みが気に入っていません。
私が着たら、制服で事務仕事をするときに着るカーディガンのような風情になります。
真面目な印象が欲しい時には良いのですが、普段にはすこしお固い印象です。
似合うネイビーがあるのですが、似合わないネイビーにもよく遭遇します。
ネイビーだからと迂闊に手を出すものではありませんね。
似合う人には着こなしやすくオススメです。
さて、Rick Rackのヨーロッパリネン天竺をとても気に入ったのですが、次に買うなら何色にしようかと考えています。
過去にベージュを購入したことがあります。
顔がくすんで劇的に似合わなかったので、すぐに手放しました。(メルカリで売った)
くすんだ落ち着きのある色=ナチュラル系はびっくりするくらい似合いません。
そのため落ち着いた色味のラインナップは全滅です。
Rick Rackさんはナチュラル系の色とアウトドアやスポーツに良さそうな元気印のカラーが得意です。
私に似合いそうなカラーはマジョリカブルー、ポピーレッド、そしていっそ黒にしてしまうかです。
プラムとウォームブラウンはやや冒険カラーですね。
真夏なら青や赤は綺麗に映えて良さそうですが、色が派手な分飽きそうで、秋には着られない印象です。
黒はどうしてもかしこまった雰囲気がでてしまいます。
まして、長袖なので見た目が暑そうかも。
あ、れ、れ、どうしよう。
気に入っている生地なのに買いたい色がありません。
ワードローブを検討し、青や赤を選んでも大丈夫か、黒が使えるか再検討します。
それまでネイビーは暫定で愛用していくつもりです。
くすみのない柔らかい色か、オフ白があれば良いのになぁ。
白は透け感が目立つかな…。
パターンを変えたい
本命はボタン付きカーディガンなんですが、ボタンがあっても今のように前立てが細いタイプはなんか違う気がしました。
主に着るのは夏なので開けて着ることが多いと思います。
軽い素材だし、裏がチラチラと見えます。
前立てが細いとすぐ近くに始末があって、あまり美しく感じません。
この生地には前立てがないデザインか太めの前立てが良いように思いました。
ボタンを諦めたら、デザインもまた変わります。
中薄地くらいの厚みなので、ゆったりめのシルエットと相性が良いです。
ショール風のさらりと羽織れるカーディガンなども良いかなと思いました。
丈の長さも悩みますね。
ワンピースに合わせるには短めがいいですが、日除け対策にパンツボトムの頻度が高いので少し長めでも良いように思いました。
今のニットカーディガンはバランスが良いのですが、もう少し長めでも良いかなと感じます。
流行との兼ね合いもあるので、作る前に考えを詰め直します。
おすすめ!リネンのカーディガン!!
色が気に入っていなかったので(致命的)、服の数が多いと着る機会はありませんでした。
服を減らすことである服を着るしかなく、活用することでリネンカーディガンの素晴らしさを知ることができました。
持ちモノを少なくするって本当に得られることが多いです。
今あるものを着るにしろ、作り替えるにしろ、しばらくはリネンのカーディガンに夢中になりそうです。
10月過ぎて、ついこの前まで着用していました。
涼しく、暖かく着られ、大人女性に上品なツヤを与えてくれるリネンカーディガン。
いつものコットンのカーディガンでなく、リネンのカーディガンを試してみませんか?
使える「定番」に出会えるかもしれません。
あ、リネンはチクチクするから苦手って人へ。
私は敏感肌ではありませんが、このヨーロッパリネン天竺はチクチクしませんでした。
さっぱりと着られて気持ちいいです。