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完全遮光を謳ったサンバリア100の日傘を愛用しています。
長く使っているので、傘の柄が外れてしまいました。
自分で直してみることにしましたが、失敗してしまい、逆に壊してしまいました…。
捨てるしかないのかな…?
サンバリアの魅力である傘の生地本体はまだ使えます。
思い切って、解体して、新しく日傘の骨組みを買い、生まれ変わらせました!
手間はかかったけれど、これでまた長く愛用できそうです。
私は手作りが好きだから負担ではなかったけれど、やっぱり餅は餅屋。
修理は素直にプロに依頼する方が良いですよ。
壊れた経緯と、修理についてお伝えします。
壊れた日傘サンバリア100
私のサンバリアは「2段折りたたみ」タイプです。
購入したのは2010年の3月。
もう8年以上経っています!
サンバリアについて以前の記事にも書きましたが、「折りたたみ傘」は収納に便利な反面、「長傘」タイプに比べて傷みやすいです。
関連記事→【サンバリア100】2段折りたたみ日傘!宇津木式の紫外線対策!
サンバリア100は値段も高かったけれど、丈夫で長持ちしています。
2年前に、傘の先端の「石突き」が取れたのと、中棒の調子が悪くて折りたためない問題があり修理に出しました。
発送費用620円。
返送+修理費2700円で対応してくれました。
しばらくは調子よく使えていたのですが、今度は傘の柄が外れるトラブルが発生しました!
たくさん使いこんで色々とガタがきているようです。
柄はスポッと外れるけれど、差しこむと不安定なもののまだ使えます。
「修理しなきゃな…」と思いながら、日々の雑事に追われてつい後回しにしていました。
日傘を自力で修理してみる…も大失敗!
傘の柄が取れた程度なので、サンバリアさんでなくても、近くの修理屋さんで対応してくれそうに思いました。
調べてみると、サンバリアさんが修理方法の解説をしています。
自分でもできそうに思いました。
多分、同じもの?と思えるボンドをネットで見つけました。送料がかかるため、他の商品を買う時のついでに購入しようと思いました。
トラブル1:傘の柄をなくす…!!
何事も後回しにしていると、ろくな目に合わないようです。
ガタガタして外れやすい傘の柄を、なんとか抑えて使う日々が続いていました。
あるとき、歩いて片道30分ほどのショッピングモールへ買い物に出かけました。
行きは日傘を使って。
帰りは日が沈んでいたので、傘をたたんで持ちました。
ただ歩くというより、ほぼウォーキング状態です。
なので本当は傘を折りたたんでバッグに収納できたらよかったのですが、このサンバリア100は折りたたんでもサイズが大きくて、入れられるバッグは限定されます。
※折りたたんだ時の長さ43cm
その時、使っていたのはコンパクトなショルダーバッグ。
どうやっても入りません。
なので手で持っていたのです。
傘の柄は外れやすいので、傘本体の中ごろをつかんで。
家にたどり着く直前に傘の柄がないことに気づきました。
やってしまった…!
歩くのに集中して、外れやすい傘の柄のことを忘れていました。
どこかに落としてしまったようです。
さがしに行くにも日が沈んでいるので困難です。
なくしたのは仕方がないと諦めることにしました。
どのみち近々買い替える予定でした。
…とはいっても夏、真っ只中。
欲しくてもサンバリア100は大人気商品!
シーズン中に入手は不可能。
強烈な紫外線は降り注ぎます。
ど、どうしよう。
早く修理をしていれば良かったと、心底後悔しました。
トラブル2:傘の柄を修理するもヒビが!
その場しのぎの適当な日傘を購入することも考えましたが、まずなくした「傘の柄」を探してみることにしました。
翌朝、幸運なことに、道の端に落ちている「私の日傘の柄」を見つけることができました。
良かった!!
「もう2度同じ失敗を繰り返さない」と、そのままショッピングモールへ行き、ボンドを購入しました。
お目当てのボンドはなかったけれど、金属にも木にも使えるから大丈夫でしょう。
(接着剤ってなんであんなに種類が多いんだろう)
早速修理に取り掛かりました。
普通にボンドを塗れば良いのですが、中棒に糸みたいなものが巻かれています。
過去にひもが出ていて、引っ張って抜いたことがあります。
…その後、柄が外れるようになりました。
少し、ひもを足した方が良いように思いました。
説明書を見ながら、ボンドを塗って柄をはめようとすると…
ボンドが多すぎたのか、ひもを多く巻き過ぎたのか、きつくて全然差し込めません。
無理にはめ込んでいると、柄にひびが入ってしまいました!!
やってしまった…!
ま、ま、どの道、買い替える予定だし、今シーズン持てばいいし、ヒビくらい気にしてなるものか(泣)
トラブル3:傘の柄の位置がおかしい!
完全に固定されるのに24時間かかります。
待ちに待って、早速傘をチェックしてみると…。
最初、傘の柄を持った時、若干違和感がありました。
不安定というか、ふさわしいポジションにさしこめていないというか。
実は、傘の柄を差し込んだ時、長傘ヴァージョンでした。
このくらいの位置かなと、今思えば適当な場所で固定しました。
折りたたんだ状態にしたとき、明らかに間違った場所に柄を固定してしまったことに気づきました。
やってしまった…!
ちゃんと確認していたら良かった!
使えなくはないけれど、正しい位置より柄が先端に取りつかれている感が否めず、少し不安定です。
折りたたんだ時、ただでさえ長い(43cm)のに、さらに長くなってしまいました(45cm)。
やり直そうと思い、引っ張ると、傘の柄が再び取れました。
このボンド、本当に大丈夫なのだろうか…。
トラブル最終章:中棒が壊れてとうとうジ・エンド!
柄を差し込むとき、かなり固かったので、余分に巻きつけたひもを取り除きました。
折りたたんだ状態で、正しい傘の柄の位置を見つけようと試行しました。
ところが、固まったボンドがこびりついているのでしょうか。
思うような位置に柄を差し込めません。
力を入れて差し込むと…。
今度は傘の中棒が壊れてしまいました。
中途半端な位置で動かなくなってしまいました。
やってしまった…!
もう傘を開くことも、たたむことも、伸ばすこともできません。
力一杯引っ張ったり、オイルを使ったり、母と二人がかりで改善しようと試みるも、びくともしません。
最初は小さなトラブルでした。
もはや、私では修理不可能なまでに壊してしまいました。
流行りの日傘キットを使って復活!
もしかしたら、この状態の日傘でもサンバリアさんは修理を受け付けてくれるかもしれません。
自分で壊した手前、依頼するのははばかられました。
とうとう捨てるのか。
買い替えようとしていたくせに、不可抗力で失ってしまうと未練を持ってしまうのは人間のサガでしょうか。
骨組みはダメになってしまったけれど、完全遮光の傘生地本体はまだまだ使えそうなのに…。
そこで思い付きました!
日傘キットってあったよね____。
手作り日傘が大人気
ここ数年、手芸業界では手作り日傘が人気です。
「傘って作れるの?」って好奇心と、
案外簡単に作れることが受けているようです。
何でも作りたがる私も目をつけない訳にはいきません。
けれど…日傘は…隙がない!
なんせお気に入りのサンバリア。
十分満足した製品が既にあります。
より持ち運びやすいコンパクトな日傘が欲しい気持ちはありますが、多分それは晴雨兼用がベター。
市販品で機能性豊かな傘が良さそうに思います。
関連記事→傘にこだわりたいミニマリスト!ベストな折りたたみ傘とは?
手作りした日傘は紫外線カット率も心許ないです。
作ってみたいけれど、使う機会がないだろうと手を出さずにいました。
サンバリアの生地を使って再加工できる?!
生地は無事だけれど、骨組みが壊れてしまったサンバリア。
日傘キットで骨組みを買えば、修復できるんじゃないかと考えました!
傘は円形なので、そうカタチに差はありません。
注意するのは親骨の「数」と「長さ」。
サンバリア「2段折り」と同じ8本骨で50cmの骨組みなら再利用できます!
やった!
日傘が作れる!
____じゃない、サンバリアが修理できる!
日傘キットは市販品より短いサイズが多かったのですが、ようやく条件に合うものを見つけました!
↓持ち手のデザインが違いますが同じ型です。
フクサン 手づくり日傘キット 折りたたみタイプ 籐編み FUK‐116
手作り日傘に挑戦!
キットにはご親切に型紙もついていました。
もし、サンバリアがダメになったら、挑戦してみるのもいいですね。
本来は生地の裁断、縫製がありますが、サンバリアの日傘生地を使うので、その手間はありません。
骨組みから生地を外します。
何箇所か糸止めをしているので、丁寧にほどいていきます。
解体が終わるとこんな感じ。
もう後戻りはできません。
生地の取りつけは、初めてなので戸惑ったものの、さっき解体したばかりなので、ほどいたところをつけ直すだけです。
同じ個所に糸で止めつけるので、これが傘作りの基本なのでしょうね。
団子結びして、糸を通して、糸を止めてカット。
1本の親骨に4か所もこの作業を繰り返すので、面倒に思えましたが、後半は慣れてきて楽しくなりました。
あっという間に完成です。
壊れたサンバリア日傘がよみがえりました!
良い感じ~~!
手元が変わった!よりコンパクトに!
お気づきでしょうか?
新しい私のサンバリア日傘は手元が変わっています。
元の日傘は曲り手元を使っていました。
持ちやすくて良いのですが、折りたたんだ時のサイズが長くて、バッグを選ぶのが難点でした。
サンバリアの「2段折り」は私が購入した『曲り手元』と、折りたたみ傘でよくあるコンパクトな『ストレートタイプ』があります。
購入当時の私は「シンプルを意識したマキシマリスト」で、ほぼ迷わず曲り手元を選びました。
使いやすいですからね。
けれど、現在ではよりコンパクトに持ちたい欲求があって、「ストレート」タイプが気になっています。
手元は購入後、修理などで交換することはできません。
購入時によく吟味して選ぶ必要があります。
次にサンバリア日傘を買う時、どちらの手元にするか迷いがあります。
サンバリアを修理することで、全く同じではないけれど、「ストレート」を試せる機会ができました!
嬉しい誤算!!
私の「新・サンバリア日傘」は折りたたんだ時のサイズが34cmです。
9cmも短くなりました!
※本当のサンバリア日傘のストレートタイプは37cm。
この差って結構大きくて、「曲り手元」だとA4の入るバッグで斜めに入れてギリギリ入るか、荷物量によっては入らないことが多々ありました。
ストレートタイプは余裕を持って入ります!
これは嬉しい!
やっぱり折りたたみ傘はバッグに入ってこそですよね!
修理した新日傘のデメリット
修理に大満足ですが、あえてデメリットも。
重くなった日傘
まず重さ。
ちょっと重くなりました。
さすがサンバリアさんは骨組みにも凝っていて、軽くて丈夫な素材です。
日傘キットの骨組みは、昔ながらの素材といった印象です。
出来上がって重さをはかると333gありました。
サンバリアの曲り手元タイプは約300gなので、33gくらい重くなっています!
※サンバリアのストレートタイプは約280g。
持ち物の軽量化を考えているミニマリストな私にとってちょっと残念な結果に。
とはいえ、持てないほどの重さでもありません。
素材がちょっと安っぽい
贅沢病でしょうか。
サンバリアのような1万円越えの日傘を毎日持つようになると、「普通」じゃ物足りなくなるみたいです。
高級感が消えたのは、ちょっと残念。
石突きなんてプラスチックですし。
日傘キットには高級持ち手タイプなどありますが、希望の親骨の長さは私が購入したタイプしか見つけられなかったので仕方ありません。
コストがかかった!
実は結構コストがかかりましたよ~。
送料込みで4000円ちょっとかかりました!
最初から素直に修理に出してた方が安いという悲劇。
ま、傘作りが楽しめたし、ストレート手元タイプを試せるので、私にとってはぎりぎりメリットが上回ったかな。
器用な方ならともかく、私のような不器用な人間はプロに任せた方が得策です。
手間がかかった分、愛着もひとしお
傘の柄が外れかかっていたときから、あしらいに手を焼いていました。
早く修理すればよかったのですが、遅れ遅れになって、余計手間がかかる事態となりました。
トラブルは早めの対応が大切ですね。
とはいえ、色々あったおかげか、以前より「私の日傘」を好きになりました。
時間も手間もかかった分、当初の予定より大切に長く使いたいなと思いました。
次に新しくサンバリア100を買って、
万が一壊れた場合___
____もちろんサンバリアさんに修理を依頼しますよ!
絶対オススメです!!