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私は現在、髪の毛を洗うのにシャンプーを使っていません。
宇津木式スキンケアをはじめたとほぼ同時に湯シャンをはじめました。
もう2年半以上続けています。
紆余曲折ありましたが、今、自分の髪にとても満足しています。
もともとはひどいくせ毛で、ずっと髪の毛に悩んで生きてきました。
私が宇津木式に出会うまでの経緯についてお伝えします。
参考文献
湯シャンに至るまでの経緯
宇津木式スキンケアに興味のある方は、一度は「湯シャン」を聞いたことがあるかもしれませんね。
「湯シャン」とはお湯だけでシャンプーすることです。
洗浄剤のシャンプーを使わないのです。
「え?そんなことして大丈夫なの?」と思いませんか?
何を隠そう私自身が、初めて「湯シャン」を知ったときそう思いました。
しかし、挑戦してみようと決意しました。
なぜなら私の髪の毛はコンプレックスの塊だったから。
どうしても美しい髪の毛を手に入れたかったのです。
髪の悩みのはじまり
私の髪質は、「量が多くて広がるひどいくせ毛」。
長い間、ずっとこの髪質で悩んできました。
とは言っても、10歳頃まではさらさらストレートヘアーでした。
うねりが出だしたのは、小学校の高学年の頃から。
髪をとかしてもくせと寝癖がちっとも落ち着かず、髪の毛を結ぶようになりました。
本当は髪を下ろしたかったのに。
くせひとつないさらさらヘアーのクラスメイトがとても羨ましく思えました。
中学生になると熱心にブローをするようになりました。
少しでも真っ直ぐにしたかったのです。
シャンプーを1回に2度洗うことがありました。
少しでも綺麗な髪の毛になりたかったのです。
…その結果、髪の毛が傷んでとんでもないことになってしまいました。
今までは大きくうねるようなくせ毛でしたが、今度は乾燥した縮れ毛になってしまいました。
ふわふわと広がり、髪のシルエットはまさしく正三角形です。
おにぎりヘアーとか呼ばれているようなかわいい髪型ではありませんよ。
クラスの後ろの席の男の子から
「髪の毛くくってくれない?黒板みえないんだけれど。」
なんて言われてしまいました。
とてもショックで…ショックで…。
以後、まとまりが悪い時は髪をくくるようにしました。
ブローを控え、シャンプーのし過ぎは良くないことを知り、縮れ毛は少しずつ治っていきました。
元の(?)大きなうねりのあるくせ毛に戻りました。
無知ゆえ、中学生時代は髪の毛が全盛期に傷んでいました。
美しい髪はお金と手間で手に入る?
高校生になると、クラスの女の子がとっても可愛らしくて、私もおしゃれを意識するようになりました。
丁寧にブローをして髪を整えて学校へ行きました。
本や雑誌を見て、整髪料をちゃんと付けてブローをしたので、中学生時代のように髪がひどく傷むことはありませんでした。
毎朝ヘアセットにかけた時間は約1時間!
どうしてもまとまりのつかなかったときは髪を結びました。
ドライヤーの扱いは上手くなっていきましたが、くせ毛はいつもごわごわしていました。
整髪剤でセットして真っ直ぐ風にしても固めているだけでした。
親に頼んで、ごくまれにストレートパーマをかけさせてもらえました。
髪の根元から風が通るあのサラサラ感ときたら…!
たとえようのない歓喜でした。
ストレートヘアーの私は夢のように過ごせました。
ですが数か月と経たずに元のくせ毛に戻りました。
何度もお金のかかるパーマをねだることはできません。
お金をかけたら綺麗な髪の毛が手に入る…。
そもそも毎日使っている整髪料も大量に使うため、お金がかかります。
美しい髪の毛を手に入れるためには、手間もお金もかかるものだと思いました。
美しい髪の毛の定義を見直す
働きだすと、自由になるお金の額が増え、「あれもやりたい」「これもやりたい」と夢が膨らみます。
先ずは美容院で縮毛矯正をしました。
髪は私の人生において、最初に解決しなければならない最重要課題なのです。
真っ直ぐになって美しくカットをしてくれた美容室で、
「あとはヘアカラーをしたら完璧だね」
と言われました。
完璧…?
私の髪の毛が完璧になることがあるの?
当時は茶髪が大流行。
黒髪でいると「なんで染めないの?」なんて言われるような時代でした。
私は髪の毛を染めるようなキャラではないのですが、若気の至りで2回ほど染めたことがあります。
けれど、続きませんでした。
金銭的な問題もありますが、なんとなく違和感を感じたのです。
実は私、結構茶髪が似合うんです。
友人からも「…似合ってるね」と感心されました。
その子は世の茶髪旋風に批判的で、私の茶髪に納得しない様子だったにも関わらず、です。
くせ毛で量が多くて黒髪だとどうしても重く暗く見えちゃうんですよね。
髪色が明るくなると軽くみえて、雰囲気まで明るく見えます。
ファッション的には茶髪が似合っているのです。
それなのに感じた違和感。
それはヘアカラーは、そして縮毛矯正も髪の毛を傷める行為だからです。
綺麗になりたくて真っ直ぐの髪にする。
髪を明るくする。
なのに実は髪の毛が傷み、そのためお手入れが必要になり、たくさんのお金を使います。
ヘアカラーを維持するためにはまたカラーをし、また傷み、トリートメントし…お金を使い、お金を使い、…ダメージ、ダメージ___。
私は何を求めているのでしょう?
美しい髪が欲しくてやっていることが、美しさから遠ざけているように思いました。
努力することが大切なように、美しさを手に入れるためにはたくさんのお金と手入れが必要なのかもしれません。
それが社会の風潮なのでしょう。
ですが、どうしても納得が出来なかったのです。
アミノ酸系シャンプーを取り入れる
思えばナチュラルかつシンプル志向の始まりでした。
美容院でよく分からない液剤や高熱を用いた施術をしなくても、美しい髪が手に入ることが私の理想でした。
いろいろ調べてみると、「良いシャンプーを使うと髪に良いらしい」ということを知りました。
今までドラッグストアなどで売っている家族共有のシャンプーを使っていました。
これだけがシャンプーだと思っていました。
シャンプーは大きく分けて3種類あります。
- 高級アルコール系シャンプー
- 石けんシャンプー
- アミノ酸系シャンプー
今まで使っていたごく一般的なシャンプーは「高級アルコール系シャンプー」です。ドラッグストアで売っているほぼ全てのシャンプーが高級アルコールシャンプーです。
「高級」といいますが名前の割にあまり髪には良くないそうです。
「石けんシャンプー」は石けんに魅力を感じつつも、コンプレックスの塊である私の髪に使うには難しそうに思いました。
そして「アミノ酸系シャンプー」。
これは主に美容院で売られている高価なシャンプーが該当します。
値段を見てびっくりしました。
アミノ酸系シャンプーが一番優しく洗いあげ、髪のおさまりがよくなるそう…。
清水の舞台から飛び降りるつもりで、アミノ酸系シャンプーを取り入れることにしました。
実践!アミノ酸系シャンプー
評判が良く、私のようなくせ毛に合うと思うアミノ酸系シャンプーを通販で購入しました。
使ってみると、確かに?髪が落ち着くような…?
効果はある程度実感しました。
あとは使い続けて綺麗な髪の毛が伸びてくるのを待つばかりです。
次にコストパフォーマンスを良くすることを考えました。
半年以上持つような大容量ボトルを購入しました。
小さめサイズを何度も買うよりお得なんです。
キャンペーンやポイントデーの情報は欠かさずチェックするようになりました。
手間はかかりましたが、単価が高い分割引額も大きく見逃せません。
お風呂場を占拠するボトルの大きさを少し気にしながらも、
日ごろのお手入れで美しい髪が手に入れば、美容院の施術代より安く済みます。
高価なシャンプーを使っている満足感もありました。
我ながらシンプルかつ、良い判断だったと思っていました。
このままずっとアミノ酸系シャンプーを使うだろうと思っていました。
湯シャンの兆し?よりシンプルによりナチュラルに…
おかしな話ですが、マキシマリストのときも、自分ではシンプルを目指しているつもりでした。
モノをたくさん持っていて、本当は手放した方が良い状態でさえ、「持っていることは間違っていない」と合理性を見出すようです。
今の私なら「高価なシャンプーを辞めて湯シャンにしなさいよ」と言いたいところですが、必要な過程だったのでしょう。
「アミノ酸系シャンプー」は間違いなく、美しい髪の毛を育てる最初の第一歩でしたから。
ずっと続くと思っていた「アミノ酸系シャンプー」は使い始めて3年と経たずに、手放すことになります。
私は自分で思っている以上によりシンプルでナチュラルを願っていたようです。
まだ湯シャンにはたどり着きません。
石けんシャンプーが気になってきたのです。
湯シャンに至るまで②→よりシンプルを目指し石鹸シャンプーに挑戦!湯シャンに至るまで続編
湯シャン実践編→湯シャンに挑戦!何度も挫折しそうに。失敗?救世主はクエン酸
湯シャンの利点→湯シャン成功!くせ毛改善・白髪が黒く?美容師さんに褒められ髪に!
3年経過後→湯シャン3年目にして変化の兆し?クエン酸リンスを卒業かも?
参考文献