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手編みの靴下を愛用しています。
編み物大好きだけれど、失敗してしまいました。
ウール100%で編んだ靴下は、洗濯を繰り返して縮んだ気がするし、
久しぶりに編んだ靴下は左右の大きさが違ってしまいました!
もっと上手に作れるように、自分なりの改善点をまとめてみました。
手編みの靴下がきつくなってきた!
以前編んだ純毛の靴下。
洗濯を繰り返して、なんだか縮んだ気がします。
純毛の靴下は縮むかも!
既製品と手編みの靴下を並べた画像で比較してみました。
上が既製品、下が手編みの靴下です。
左が洗濯前、右が何度か洗濯した後です。
…若干長さが短くなった気がしません??
編み上がりのサイズを正確に測っていなかったので、はっきりとは分かりませんが、履き心地がどんどんピッタリになってきたように思います。
純毛だから縮むのは当たり前といえば当たり前ですね。
ウールに限らず、コットン100%のチノパンを作ったときも洗濯で丈が2cmほど縮みましたし。
丁寧に手洗いしたら避けられたかもしれません。
普段のお手入れのままでどうなるのか実験してみました。
靴下は気軽に洗濯機で洗いたいので、
あらかじめ純毛で縮む分を加味して大きめに作れば良いですね。
ソックヤーンはナイロンが混じっていることがほとんどです。
化繊が混紡されていたら、縮みは小さいと思います。
以前編んだアクリル混のウールのソックスは、縮んだ気配はありません。
きつめに編むと伸びが悪い?
小さく感じる原因は縮んだ以外にも考えられます。
この靴下は通常より針の号数を下げてきつめに編みました。
密に編んだ方が傷みにくいと思って。
私はしょっちゅう手編みの靴下を補修しています。
さすがに真っ黒の靴下は目が辛いので、あらかじめ丈夫に編んでおこうと考えたのです。
密に編めばその分、伸びが悪くなります。
少し大きめに編んでおけば良かったかもしれません。
靴下は伸びるので、基本的には自分のサイズより小さめで大丈夫です。
ただ、編み方や、素材によって臨機応変に対応した方が良いと実感しました。
左右が違う大きさになってしまった
先日から編み進めていた中古毛糸で編んだ靴下。
編みほどいた毛糸なので編み地がガタガタなのはスルーしてw
ようやく出来上がって喜んだのも束の間。
編みながら薄々気づいていたけれど、左右で大きさが違ってしまいました。汗
重ねてみると、違いは明らか!
つま先で1.5cm、
丈でやはり1.5cmくらい差が出てしまいました!!
う~ん。
実は気づかないふりして放っておこうと思ったけれど、このくらい違うと無理ですね。
手の癖を忘れないうちに、先に編んだ方(小さいサイズ)を編み直します…。
靴下編みは同時編みがおすすめ!
純毛中細で編んだ黒い靴下は左右で大きさの違いはありません。
「マジックループの同時編み」で編んだからです。
なんせ、黒いので、段数を数えながら編むのが面倒に思い、試着をしながら感覚的に編んでいきました。
同時編みは両足一緒に編んでいくので、手の加減が変わっても左右は同じように仕上がります。
ただちょっと慣れないうちは、どこを編もうか迷ってしまうかもしれませんね。
糸も気をつけないと絡まりそうになります。
今回は新しい編み図に挑戦したので、片足だけ先に仕上げることにしました。
同時編みは一緒に編めるのがメリットですが、間違えるときも一緒にほどくことになるので、編み慣れたパターンがおすすめです。
編み物初心者じゃないし、片足ずつ編んでも大丈夫だろうと考えましたが、まさか、こんなに差がつくとは。
久しぶりとはいえ、ショックでした…。
編み加減が変わりやすい人、たまにしか編み物をしない人は、同時編みで編むのが良いかもしれませんね。
ミニ輪針も良いかもしれない
中細毛糸で靴下を編むときは、いつもaddiの80cmの輪針をマジックループで編んでいます。
80cmくらいの輪針はスカーフも編めるし、セーターも往復編みできるし、マジックループで靴下も編めるので汎用性が高いです。
道具を増やさなくて済むから気に入っています。
ただ、編むときにコードを引く手間は煩わしいです。
これで調子が狂いやすいのかしら?
並太の靴下を編んだ時は左右で大きさの違いはありませんでした。
靴下用の短い輪針で編んだのが良かったのかもしれません。
クロバーのミニ輪針です。
針が重なる金属音?が気になる人がいるかもしれませんが、ものすごく編みやすいです。
早くも編めます。
クロバーのミニ輪針は一番細いので3号です。
日本の靴下は毛糸が太めだからかしら?
海外で主流の中細ソックヤーンで編むなら、せめて2号くらいは欲しいところ…。
他メーカーになるけれど、竹製の針でミニ輪針を見つけました。
コチラは0号まで細いサイズがありますね。
針の長さを左右で非対称にすることで編みやすくなるそうです。
人気商品で売り切れが目立っています!!
【靴下や手袋がスイスイ編めるミニ輪針】硬質 非対称輪針 G 23cm 0号-15号【メール便配送可(6本まで)】【高品質】【日本製】【国内生産】【趣芸】【ソックヤーン】
靴下編みはずっと続けていきたいので、編みやすくなるようなら、モノを増やしても良いかなと思っています。
失敗したけど気に入っている
さて、この失敗した靴下。
実は気に入っています。
思いのほか、気持ち良いんです。
サイズ違いの問題以外は、とても素晴らしい靴下になりました。
シルクとウールで素材が良いのと、編み図が足にあってちょうど良かったんだと思います。
編み図は毛糸のピエロさんの無料編み図です。
かかとの編み方をちょっと変えた(慣れてるラップアンドターンにした)けど、概ね編み図通り編みました。
すごく履き心地良い!!
ゆったりしているのにズレなくて、マイ定番パターンになりそう!
腹巻を解体した中古毛糸がこんなに良い物に生まれ変わるなんて!
捨てないで良かった!!
ほどくのすっごく大変だったけど…↓
失敗したのはショックだけれど、仕上げたら良いのができると思うと頑張れます!
手編みの靴下の反省まとめ
今回の失敗をまとめます。
- 純毛の靴下は洗濯で縮む分を加味して、少し大きめに編む
- 伸びが悪くなるのできつく編み過ぎない
- 靴下は同時編みをして、左右の大きさの違いを防ぐ
以前編んだ並太の靴下のほとんどは、縮むというより伸びてしまって、ズレる問題がありました。
糸が細くなると、フィット感がアップするのか、ズレる感じがありません。
これからはなるべく細い糸で靴下を編みたいので、ゆったりめに編んでも良さそうですね。
あと、編む調子が狂いやすいことも露呈しました。
自覚はしてて、モチーフ編みとかは絶対挑戦しません。
セーターなど大物を編むときはゲージをとって、編みならしてから制作します。
靴下は隙間時間にちょこちょこ編みたいので、調子はどうしても狂いやすいです。
せめて左右で違いがでないように工夫しようと思います。
お手製ゆえ、失敗はつきものですが、手編みの靴下ならではの魅力にはまっています。
既製品に比べてゆったりした優しい履き心地だし、補修しているけれど丈夫で長持ちしています。
補修しなくても、市販品より丈夫です。
何より編んでいて楽しい!
編み図、毛糸の種類、編み針などいろいろ試してみます。
私の靴下の試行錯誤↓