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ひどいくせ毛に長年悩まされてきましたが、「アミノ酸系シャンプー」、そして「石鹸シャンプー」を使うことでだいぶ落ち着いた髪になってきました。
十分満足していましたが、フランス旅行でひどく乾燥してしまいました。
髪がごわごわし、荒めのくしでさえまともに通せない状態でした。
硬水と環境の変化で上手く髪が洗えなかったことが原因だと思います。
完璧と思えたスキンケア・ヘアケアが不十分だったことを痛感しました。
もっと強く、もっと美しい髪が欲しいと思うようになりました。
たどり着いた答えが宇津木式スキンケア、湯シャンでした。
前回までの記事はこちらです↓
湯シャンに至るまで①→くせ毛で量が多くて広がる最悪な髪の私が湯シャンに至るまで
湯シャンに至るまで②→よりシンプルを目指し石鹸シャンプーに挑戦!湯シャンに至るまで続編
参考文献
受け入れがたい湯シャン
宇津木式を知り、最もショックだったことは、大のお気に入りだった栄養たっぷりの石鹸(オリーブオイル石鹸、マルセイユ石鹸など)が否定されたことです。
宇津木式は基本ぬるま湯で洗います。
石鹸を使う場合は純石けんを指定しています。
宇津木式の考えでは、純石鹸以外の保湿力の高い石鹸の成分は、お肌にとって刺激物質となる可能性があるのです。
良いと思っていたものが、悪い影響を与えていたかもしれないなんて。
フランスでの挫折がなかったら、到底宇津木式や湯シャンは受け入れられなかったでしょう。
とはいえ石鹸シャンプーでも理想の髪には及ばない状態でした。
- まだうねりがある
- きちんとブローしないと髪を下ろせない
常にミディアムくらいの髪の長さはキープしていたので、変化に時間がかかると辛抱していました。
そう、髪は時間がかかるのです。
良いと思ったことは早く取り入れないと___。
宇津木式スキンケアをはじめて遅れること数日後、湯シャンを開始しました。
湯シャンに挑戦
髪の毛コンプレックスの塊である私は、緩く湯シャンをはじめることにしました。
まずは石鹸シャンプーの日、湯シャンの日を交互に繰り返しました。
慣れてくると湯シャンの日を伸ばしました。
石鹸シャンプー+湯シャン+湯シャン
石鹸シャンプー+湯シャン+湯シャン+湯シャン…
最初の目標は週1回だけの石鹸シャンプーです。
達成するのに半年ほどかかりました。
気になるときや、人と接近するとき(歯科検診など)は無理をしないでシャンプーを使いました。
はじめての湯シャン
私の髪はくせがあって多毛で、ミディアム~セミロング程の長さ。
荒めのコームを使い髪をかき分けながら、洗い残しがないよう丁寧に洗いました。
洗い上がりに若干頭皮臭がしたように思いましたが、乾かすと消えていました。
髪がいつもより指通りが悪い感じがありました。
シャンプーをしないので髪の保湿に使っていたオイルも辞めました。
湯シャンをはじめた頃は、どう考えても髪が傷んだようにしか見えませんでした。
フケが増えたかも…?
湯シャンをして一番気になったのはフケです。
私の頭皮は乾燥タイプなのか元々フケが出やすい方でしたが、ひどくなったように思いました。
湯シャンの本にも書いてありましたが、なるべく頭皮を触らないようにしました。
念入りに髪をとかしたり、フケが落ちていないか着ている服のチェックは欠かせなくなりました。
綺麗になりたくて頑張っているつもりなのに、汚くなっているようで気持ちがめげそうになりました。
匂いが気になる?
湯シャンをはじめるとき、最も気になるのはニオイかもしれませんね。
私は家族や周囲に湯シャンをしていることを話しています。
普段は、手厳しいほど辛辣なことを言ってくれる人たちです。
匂いについて誰にも何にも言われたことがありません。
湯シャンを良く思わない人に確認してもらったこともあります。
「あれ??におわない」と言われました。
納得のいかない表情で首をかしげていました。
洗い方が良かったのか、湯シャンに向いていたのか、幸い匂いのトラブルはありませんでした。
湯シャンしてから最初の変化
湯シャンをはじめて、一番最初に「あれ?」と思ったのが、頭がかゆくなることが劇的に減ったことです。
シャンプーをしていた頃、夜になると頭がかゆくなって「シャンプーしたいな」と思うことが多くありました。
頭皮のギトギトした感じがいつの間にか無くなっていました。
少し気にしていたことだったので、不快感から解放されて嬉しかったです。
髪がごわごわして、まだちっとも湯シャンがを上手くやれている感じがしなかったときです。
気付かないところで、頭皮は変わっていたようです。
完全湯シャン移行ができない…!
石鹸シャンプーの頻度を減らしていくと、思うようにならないことがありました。
髪がべったりとしてきちんと洗いにくくなりました。
乾かしても髪がごわごわして、くしが通らなくなってきました。
まるでフランスで体験したときのようです。
たまらずシャンプーをするのですが、完全湯シャンに切り替える目処が一向につきません。
1週間に一度の石鹸シャンプーには成功したものの、2週間に1回は無理のように思えました。
春にはじめた湯シャンが、季節はすでに冬。
最も湯シャンに成功しやすい季節だというのに。
もう一度湯シャンを見直すことにしました。
やっぱり獣毛ブラシは必要?
宇津木式スキンケアは我流なところがありましたが、湯シャンはわりと忠実でした。
ただ、宇津木先生は獣毛ブラシのブラッシングを勧めていましたが、持ち合わせがなかったため、手持ちのプラスティックの荒めコームを使っていました。
獣毛ブラシは過去に、お安いのを購入したことがあるのですが、髪が絡んで仕方なく、ほとんど使うことなく処分してしまいました。
そのため購入に躊躇があります。
やっぱり本のとおりにした方が良いのかな、何か良い方法はないかな…と湯シャンについて調べてみました。
すると耳寄りな情報がありました。
湯シャンの後にクエン酸リンスをするのです。
湯シャンが軌道に乗る!クエン酸効果すごい
石鹸シャンプーをしたあとクエン酸(酸性)リンスをしていましたが、湯シャンにも効果があるなんて?
さっそく試してみると、
…
サラっサラっになりました!
いままでの苦労や悩みが一瞬で吹き飛んでしまいました。
湯シャンを1週間、10日、2週間…と続けても、クエン酸リンスをしていると、あの不快なべたつきが一切なくなったのです!
髪がサラサラなのに、気持ちの方が追い付かなくて、
2週間経過したときは「シャンプーをした方がいいかな?」
年明けを迎える前は「新年だしシャンプーをした方がいいかな?」
なんてことを何度も自分に問いかけました。
1か月経っても石鹸シャンプーの必要性を感じませんでした。
ようやく、私は湯シャンに成功したんだと実感しました。
湯シャン歴2年半を超えて
現在、湯シャンをはじめて2年半が経ちました。
クエン酸リンスを取り入れてから、今までシャンプーをした回数は数えるくらいです。
美容院で洗ってもらったときと、パーティーに出席するため飾り立てた髪のワックスを落としたとき、なんとなく身を清めたくなったとき数回…くらいだったと思います。
湯シャンをはじめた頃の苦労をすっかり忘れてしまいそうになるくらい快適に過ごせています。
大好きだった石鹸ライフを手放して、ますます私はシンプルになれました。
あれだけ悩み、あれだけお金と手間をかけていた私の髪の毛問題は、ほとんどお金を使わず、手間をかけない方法によって救われました。
次回は湯シャンをしてから実感した嬉しい変化についてお伝えします。
→湯シャン成功!くせ毛改善・白髪が黒く?美容師さんに褒められ髪に!
P.S.
湯シャン歴3年が経過し、とうとうクエン酸さえも手放せました。
→湯シャン3年目にして変化の兆し?クエン酸リンスを卒業かも?
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