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6月18日に起こった北大阪地震。
私が住んでいる場所は震源地から離れているものの、被害がありました。
分かっていたことだけれど、災害対策の不備を痛感せざるを得ませんでした。
早急な対策が必要なようです。
わが家の被害状況
住んでいる地域は震度5弱。
つき上げるような大きな揺れはあったものの、揺れている時間は短かかったです。
うちの家では、コップ2個、深皿1枚、花が飾ってあったガラス瓶が割れました。
幸い怪我はありませんでした。
食器棚の食器が割れた
ついうっかり戸棚の引き出しを閉め忘れることがあるのですが、幸い地震のときは閉まっていました。
棚の中でガラス片が散乱していました。
割れたのは比較的、薄く・軽く・細いガラスコップです。
逆さまに立てていたこともあり、重心が不安定で、揺れに弱かったのでしょう。
この食器はいわくつきで、以前は10個入りを2セット所持していたのですが、母が箱ごと落として割ってしまいました。
食器を洗っているときにもいくつか割れて、現在残り1個だけです。
持ちにくくて滑ったり、少しの衝撃で割れやすいようです。
深皿は、多分ガラスコップが落ちたときに当たって割れたんだと思います。
食器棚の引き戸はガラスがついています。
コップが落ちたときに当たったと思うのですが、割れていなくて良かった。
もっと大きな地震の時は、食器だけでなく引き戸ガラスさえ危険要因になりそう。
ガラスの飛散は戸棚の中だけで収まったとはいえ、結構飛び跳ねていて、念のため全ての食器を取り出して洗い直しました。
私は実家暮らしで、食器は母の所有なのですが、ものすごく多いです。
本当は食器を減らしてほしいし、食器棚さえ手放してほしいと思っていますが、仕方ない。
物が多いと、災害の時に凶器になるだけでなく、事後処理も大変です!
ちなみに食器棚には地震対策に、『家具転倒防止安定板』を底に忍ばせていました。
過去形なのは、昨年のリフォームの時になくしてしまったから。
どうやら家具を移動する際、業者さんがゴミと一緒に処分してしまったようです。
新たに買おうと思いつつ、すっかり忘れていました。
食器が割れたのは対策を怠ったからかもしれません…。
取り急ぎ用意します。
他の大型の家具はすべて、何かしらの地震対策を施しています。
玄関に割れモノは危ない!
玄関に飾ってあったガラス瓶も割れました。
で、この被害が尋常じゃない。
普通の水差しのガラス瓶じゃないんです。
最近流行りの『ハーバリウム』です。
手芸屋さんでも見本が展示されていることが多くなりましたね。
ハーバリウムとは植物標本。
ガラス瓶の中にドライフラワーや装飾を飾り、オイルを入れたものです。
母が手芸イベントの体験教室で作ってきたばかりのものです。
割れたガラス片+オイルが散乱して、掃除がものすごく大変でした!!
そもそも玄関でガラスが飛散してるって避難の妨げになって良くないですよね。
しかもオイルもこぼれているので、滑って危ない!
玄関のたたきにおいていた靴も、ガラス片が入っている可能性があります。
玄関に割れモノを置くのは考えものです。
ハーバリウムは安全な場所に飾ることを強くオススメします!!
ガラス瓶のカタチもコップと同じで薄く、軽く、細長い形状でした。
今回の地震では、安定感のない割れモノが崩れた印象です。
今後の食器選びの参考になりそうです。
半日、必死にお片付け
いつ再び大きな地震が来るかもしれないので、すぐに片づけに取りかかりました。
想像以上に大変で、半日かかりました。
この程度で済んで良かったという考えもある一方で、震源地から結構離れているので、もう少し被害を最小限にしたかった思いがあります。
私個人の部屋に、割れものなどをあまり持っていないこともあり損害はナシです。
クローゼットに隙間がありそこに倒れたモノはありましたが、崩れ落ちたモノもありませんでした。
やっぱり持ち物は少ない方が、楽かつ安全ですね。
モノがあって良かったもの
物がない方が楽とは言いつつ、あった方が良いものも発見しました。
まずはスリッパ。
私は冬は防寒対策に愛用していますが、他の季節では使用していません。
でもガラス片が飛び散っているところの掃除や移動は、スリッパがあった方が安全です。
家にはいくつかスリッパがあったので使うことができました。
あと長靴。
私は所有していないので、母の物を借りて玄関を掃除しました。
ガラス片だけでなくオイルもこぼれていたので、長靴のように表面がつるっとしたモノの方が、汚れにくいです。
洪水などの災害の時は、長靴でなく運動靴を履いて避難した方が安全です。
けれど、ある程度安全が確保されていて、復旧作業などでは長靴が重宝するだろうなと思いました。
現段階では、母の物を借りれば十分なので持つことはありませんが、世帯に1つくらいは持っていても良いように思いました。
避難グッズを取り急ぎ用意
わが家には水を含めた食品のストックは十分ありますが、避難持ち出し袋の用意はありません。
取り急ぎまとめる必要があります。
持ち物をもう少し減らして、さっと取り出せる位置に収納します。
甘い災害対策、気を引き締めて
災害に遭って、不備が多いことに気づかされました。
偏った減らし方をして必要なモノがなく、必要なモノを置くスペースがないほどに不要なモノが多い。
大切なことに対応できないのは、まだモノが多いのかもしれません。
持ち物を見直す必要があります。
「気に入っていないけれど、まだ使えるモノ」を所有しているように、あとの片づけは微細な調整のような気がします。
勇気を出して、モノと向き合ってみます。