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どんどん断捨離を進めています。
私は趣味で洋裁をするので、在庫布処理として作品もどんどん作っています。
捨てつつ、作りつつ、何をやっているのでしょうね、私は。
…大丈夫!
物量は徐々に少なくなりつつあるので、きっと片づけは終わります。
先日、新しくカーディガンを作りましたが、気に入らないところがあったため手放すことにしました。
断捨離慣れしてきて、捨てる基準が明確になってきました。
せっかく作ったばかりですが、着ない服は不要な服。
思い切って手放した方が、気持ちよく暮らせます。
たとえ手作り品でも、手を緩めずに断捨離することをオススメします!
埃がつきやすい服は管理が煩わしい
私が作ったカーディガンです。
分かりますか?
黒の生地にたくさん埃がついています。
季節の変わり目に着る服が欲ししくて「黒カーディガン」を作りました。
黒にした理由は、最近黒が気になっていたからと、ブラックフォーマルほどでもない法事に着ていけるからです。
昨年祖母を亡くしたので、機会が増えるかなと思って用意しました。
この「黒」が失敗でした。
ほこりがとても目立ちます。
黒い服は埃が目立つ!
洗濯機で洗ったときは悲惨でした。
一応洗濯ネットに入れて洗っているのですが、洗ったのか汚したのか分からないくらいほこりまみれになりました。
生地自体もどうやら埃がつきやすいようで、気付いたら大量のほこりがついています。
洗濯時の埃は手洗いや別洗いをすれば防げるけれど、着てるときも引き寄せるのでどうにもなりません。
ガムテープを使って(あまり生地にはよくないと思うけど)、頑張って綺麗にしてみても取りきれない埃が…。
日常着にこれだけ手間をかけるのは辛い!
作ったばかりでもったいないけれど、着続けることで時間が取られる方がもったいないので処分することにしました。
カジュアルな黒は使いにくいかも
意図して「黒」を選んだのですが、カジュアルに取り入れたのが失敗でした。
購入した生地はコットン100%の天竺です。
やや上品な光沢を感じられつつも、しっかりとした少し厚みのあるカジュアル素材。
洗濯を繰り返すと毛羽だってきてツヤは失われそう。
着古すと退色が目立ち、長くは着られない感じ。
「黒」は特別感のある色ですが、カジュアルな素材が品格を落としてしまっています。
ほこりさえつかなければ、黒そのものは似合う感じでした。
ただ、もう少し上質感が欲しい。
褪せた黒はくたびれてみえます。
カットソーとニット
当初、季節の合間に着るカーディガンは、ニット生地で作るか、手編みにするかで迷いました。
手編みだと洗濯に少し気を使います。
コットンはウールと違い糸自体の伸縮性がないため、メリヤス編みを綺麗に編みにくいです。
手編みは重さが出やすい問題もあります。
そのため、ささっと作れるニットソーイングで仕立てることにしました。
手間をかけずに気楽に着られるものを…と思ったのに期待は大外れしました。
どのみち手間がかかるなら、今度は手編みで仕立てようと思います。
カットソーよりニットの方が上質感があります。
上質感はあってもニットはカジュアル。
普段に着やすいです。
手入れは大変だけれど、カットソーのほこりをペタペタとるより、上質なニットを毎日ブラッシングし、丁寧に手洗いする方がはるかに楽しいです。
もともと管理が難しい「黒」い服。
カジュアル素材でも気軽に扱えるわけではないので、長く使える上質素材を選んだほうが良さそうです。
カジュアル素材を使うときは「黒」以外が正解だと思いました。
セール品はやっぱり安かろう悪かろう?
一般的に濃色の服は埃が目立ちやすく、洗濯をして退色しやすいです。
けれど生地によって差があるようです。
去年作ったリネンのカーディガン(ニットソーイング)があります。
紺色だけれど、埃のつきは気にならない。
たまに付いているけれど、払えばOKって感じです。
自然と埃はつくことあるけど、吸い寄せないし、落ちが良い感じ。
紺色も「黒カーディガン」も濃色なので、ホコリがつけば同じように目立つはずです。
リネンのカーディガンは洗濯で別洗いもしていません。
何度と洗濯していますが、今のところ色褪せているようにみえません。
生地によって違いがあるようです。
必ずしも埃のつきにくい服=良い生地ではないかもしれませんが、デイリー服は管理が楽な方がいい。
上手に見分けたいと思います。
…これを言うのは少し抵抗があるのですが、今のところある指標を持っています。
黒のカーディガンのニット生地は某有名生地屋さんのセールで購入しました。
埃のつきにくいリネンの天竺生地は、rickrackさんで購入した定番生地【ヨーロッパリネン天竺】です。
予約販売で少しだけ安く買えますが、ほぼ定価で買いました。
やっぱり安かろう悪かろうってあるのかな。
某有名生地屋さんは本も出版する大手なので、セール品でも変な生地は売りません。
セールで良い生地はたくさんあります。
でも定番品はずっと慕われるだけの理由があると思うのです。
扱いやすさ、丈夫さ、価格に見合った品質___。
洋裁にはまり過ぎた去年頃と違い、だいぶ生地欲が落ち着いてきました。
作りたいパターンのテイストや生地も分かってきたし、次はじっくり腰を据えて作品を作りたいです。
定番品から生地をさがそうと思いました。
生地も既製品も安かろう?
生地だけでなく、既製品も同じことなんだろうな。
セールで安いと思っても、セール専用品といって元から安く作られた商品も出回るみたいです。
少なく持つ暮らしは、1点1点の買い物の失敗を防ぎたいです。
定番で定価でゆっくり探して買うことはひとつの知恵だと思います。
定価で買うのは高くつきそうだけれど、決めてしまえばセールに近づかないので、逆にお金を使わなくなりました。
つまり今まで必要としていなかったものを買ってたってこと?
無駄にお金を遣ってました。
ニットソーイングはサイズが難しい
ほこりがつくだけでなく、着心地もあまり気に入ってなかったです。
黒カーディガンは今までに2回作ったことのあるお馴染みパターンを使いました。
今回も同じように仕上がると思っていたのですが…き、きつかったです。
いつもより生地が伸びないし厚みがあったせいだと思います。
事前に分かっていたのですが、天竺でも使えるパターンだったしゆったり目だから何とかなると思ったのです。
何ともならなかった…!
着られるんだけれど滑りが悪くて着脱が難しい感じ。
季節の合間に着るカーディガンなので、着たり脱いだりしやすのが理想です。
やはり黒カーディガンは出番ないなと確信しました。
洋裁に少し慣れてきたと思っていたけれど、ニットソーイングはちょっと難しい。
ちなみに家庭用ミシンで作りました。
ロックミシンは持っていません。
ロックミシンや職業用ミシンに憧れるけれど、私の作業量を考えたら家庭用ミシンで十分と言い聞かせています。
少なく持つ暮らしをしたいので、道具も少なく___が私の信条です。
自分の服はなるべくすべて手作りしたい思いがあります。
ニット素材は便利なのでなくすことはできません。
既製品を頼るか、できるようなら手編みをするか、頑張ってニットソーイングに挑戦するか、です。
腕が上達するまでは、お気に入りパターンと定番生地の固定化でロスをなくそうと思います。
似合わない生地がある
埃とサイズ感の問題がなければ着続けていたかもしれないけれど、今後はしっかりした生地の使用は控えた方がいいなと思いました。
固さと厚みのある綿100%の天竺が似合わないことに気づきました。
骨格診断ではストレートタイプの人がコットン100%が似合うようです。
ずっと何でだろうと思っていましたが、ようやく理解できました。
コットン100%の厚手スウェットも私には似合いません。
骨格診断でウェーブタイプな私は、生地の強さに肌が負けそうな感じです。
レーヨンなどが入ったしなやかなスウェットなら大丈夫かもしれないけれど、天然素材好きとしては迷うところです。
なるべく薄い服で、重ねた着方が私には良いのかもしれません。
着回しもききますしね。
着ないアイテムが増えてきて、徐々に似合うワードローブになりつつあります。
季節の合間に着るカーディガン
季節の変わり目に着るカーディガンとして、黒カーディガンはあまり相応しくありませんでした。
コットンなので肌寒いときに着ても暖かくなく、結局冬の羽織物を出すことになりました。
暖かい日は生地の厚みがあるため暑いので、カーディガンを脱ぎました。
本当に重宝したのは数日くらいです。
コットンのカーディガンはあまり私には合わないのかもしれません。
過去に何度と春先にコットンのカーディガンを買ったのですが、使いこなせたことがありませんでした。
私にとってカーディガンは、冬に暖かく着られるか、夏の日除けに涼しく着られるものが重宝してきました。
と言ってもこの2種類だけだと差があり過ぎます。
間の季節をつなげられません。
コットンがダメなら他の素材をさがします。
薄いウールのカーディガンはどうかと考えました。
さらりとしたウールなら春先や秋に着ても見た目におかしくないし、保温性も期待できます。
ウールは吸湿性・放湿性に優れているので暖かい日にも対応できそうです。
スーツもウールで快適に過ごせますしね。
今度のカーディガンは手編みしたいので、優しくて繊細な細番手の毛糸をさがしてみます。
ウールならコットンより綺麗に編めそうです。
合わない服は断捨離、もったいなくない
せっかく作って1カ月と経たずに捨てちゃうなんて、もったいないと思われるかもしれません。
着ない服はやはり手放した方がいいです。
たとえ手作りした服でも___。
なんでも持っていれば、なんでも求めるばかりです。
本当に大切なモノは、不要なモノを手放すことでようやく見えてくると信じています。
それに持っていても着ることはありません。
無理に着ても合わないので、無駄に自分が苦しい思いをするだけです。
処分したら作ったことが無意味に思うかもしれませんが、そんなことはありません。
学びはちゃんと得られています。
つまり役目は終わっているのです。
感謝をして手放しましょう。
より良い自分になれるように、より良い作品が作れるように___。
ずっと気になっていた細~いウール、毛糸のピエロさんのUrban(アーバン)。
カーディガンはこの毛糸にしようかな♪